2025/06/18 Wed 曇 名言

粒間引きの最中、人は何を考えるのか。
多分妖精さん達は、ひたすら数を数えているのだと思います。ごめん。そして、ありがとう。
もちろん私も数えています。
しかし、同時によく思い返すのはネバーエンディングな漫画・『ガラスの仮面』で桜小路君が舞台『紅天女』での自身の役である仏師の気持ちを掴むため、現代の仏師に密着取材する話です。
現代の仏師は言います、「原木から仏様を造るのではない、原木の中に既に埋まっている仏様を掘り出すのです」的な。(正確に覚えていない)
その気持ちに則って、私もこのモシャモシャな房の卵に埋没しているイッパシのぶどう形状を掬い上げるのです・・・と思うようにしています。
あと、ひたすら粒の数を数えている。そっちの方がメインかな。

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2025/06/17 Tue 晴 粒間引きと灼熱

昨日から本格的な暑さが始まりました。
先週から粒間引きが始まり、妖精さん達もすっかり粒間引きが板についてきた頃なのですが。
暑くて私のヤル気が出ない・・・。
しかしここに来て夫のモチベが上がってきたのか、暑さに負けず能動的に動いています。
妖精さん達もこの暑さの中なのに熱心に取り組んでくださって、ぶどうも脅しのようにスクスク成長していて、この暑さをものともせずホントスゴいです! ありがとう!
私も少しは頑張ろう! ブチ暑いけど!

2025/06/15 Sun 晴 いつかコンプリート

ジベも2回目に移りつつあります。
2回目はほぼ純粋ジベレリンでノンフルメットなので品種による違いは意識しなくて良いのですが、1回目はメチャメチャ気を遣うので担当の私はピリピリしていました。
基本、側面に品種を記した500mlのペットボトルに小分けにして妖精さん達にお渡しするのですが、なんとなくペットボトルの種類を品種ごとに変えたりして自分の中で分かり易くするようにしていました。
しかしある日ふと見ると、ペットボトルの蓋に色が塗られています。
夫でした。品種ごとのジベレリン溶液がすぐ分かるように、油性ペン・マッキーで塗りつぶしていたのです。
「暇なのか・・・?」
と最初は呆然としたのですが、意外にすごく分かり易い! その後かなり助けられました。
マッキーって、うちは黒・赤・青の3色持っていますが、真剣に集めると12色くらいになるそうです。
12とは言わんでも、来年は必要な分だけ集めて、蓋を塗りまくろうと思いました。

2025/06/14 Sat 雨か曇 俺と兄犬以外全員ウルサイ

昨夜、お布団で就寝して文句ない眠りのハズなのですが、首から背中の痛みで何度も現世に揺り戻されてしまいます。
その度、「イタい- イタい-」と呻いて寝返りを打ったりしていたのですが、何度目かの「イタいー」の後に横で寝ているはずの夫が言いました。
「シップ、貼ってあげようか」
繰り返される私の呻きと、夜にムカデが出たため興奮冷めやらず暗闇の中でも動き回る妹犬が気になって眠れなかったそうなのです。
そこでシップを貼ってもらったら、たちまち眠りに落ちました。助かった。
妹犬は、なんとかなだめて落ち着いてもらったそうです。なんか大変だ。

2025/06/13 Fri 晴 記録、大事

この時期、色んな備品を注文したり届いたりします。
今日届いた商品について夫と話していて、私の注文の仕方が良くなかったのではと夫が疑いだしました。
いいえ、注文書にこのように記載があったから従っただけと返したのですが、以前は違ったからと信じないで私を責める夫。
そこで取り出したのが、提出してしまった注文書の写真。撮っておいたのです。
見た途端、手のひらを返して業者側を責め始める夫。
スマホ、ホントありがとう。君が来てから人権が守られることが多くなったよ。

2025/06/12 Thu 曇 初めてホタル見た

岡山県北ではホタルがよく見られるようです。
美作市では毎年先週くらいにホタル祭りをしているし、よく出る川情報もあちこちで聞きます。
「私ホタル、一度も見たことない」
と話すと、すごく驚かれます。近所で見られたり、まさかの自宅からフツーに鑑賞可もある環境だからです。
でもホタル時期はバり農繁期だから一生無理かも・・・と覚悟していたら、夫が近所の川に連れて行ってくれました。
ホタルは、居ました。
本当に光るんだね・・・。
ただそれだけだけど、なんかスゴくイイです。世界の絶景より実物ホタルを見るべきだと思う。
私の地元の東京都下では聞いたことなかったなー、わざわざ都心の椿山荘(養殖ホタル)に行くのが一番近いのかなと検索したら、隣の福生市でほたる祭りがあると判明!
こちらも養殖らしいのですが、仄かな生命の光に人は魅了されるのですね・・・
お分かりだろうか・・・

2025/06/11 Wed 雨のち曇 農繁期を支える者

年明けから自宅点滴が始まった兄犬ですが、春先に体調が良くなったので週に一度は点滴休みの日ができていました。
ところが、農繁期に突入して初めての検査で体調悪化が判明しました。
そこで、点滴毎日に戻し、一因とも思われる“圃場を長時間ウロウロさせる”の禁止となりました。
そのお陰か、明らかに咳の回数が減りました。あとは、もう少し太ってほしいものです。
点滴は、帰宅が遅くなることが多いので、夕方に圃場の休憩所で打っています。
清潔な状態でできていますが、なにぶん自宅ではないので野戦病院のようだと毎回思います。
妹犬は、最近新しい好敵手・動く猫のぬいぐるみをGETしたので、毎晩戦うのが楽しみです。
我々は、そんな彼らにも癒され励まされてなんとか働けているのです。