2016/05/31 Tue 晴 果樹各論②+実習

今日は一日農大です。畑作業は、我が半身・夫が受け持ってくれるので安心です。
今日も実り多い一日でした。目から鱗が、午前も午後も、書ききれないくらい、いっぱいでした。
珍しいモノ見た-というのが、去年話題になった、「おひとり様向けぶどう」。
1房を上部と下部の2つで団子形に成形して大きくさせ、それぞれ350gの小さい“おひとり様向け”ぶどうとして出荷するという試みです。
去年は試験的に作成・販売したそうですが、今年は一般農家さんの元で育成中だそうです。
その作成段階のものが、農大の圃場にあるということで見せていただきました(オーロラブラック)。整形が大変そう~

実習では、ジベはもう終わっているので、粒間引きをさせていただきました。
私は今季初めての粒間引き。でも、そろそろ安芸で取りかからないといけない・・・。
練習も兼ねて、取り組みました。出来を先生に見ていただいて、アドバイスしていただいたので、今すんごい粒間引きヤルキみなぎっています☆

2016/05/30 Mon 晴 そのころ苗は

黒土畑の2年生苗ですが、一番早いのでWH型達成まで成長しました。
伸びきった主枝から4方向に亜主枝が出て、主幹を挟んで2つのHを形作るのがWH型です。2年目の苗で達成します。
移植があった、K2ハウスの苗などは若干遅れが見られますが、正規に植えた黒土畑は順当に成長しています。
それでも、今年の収穫は見送り、来年も試し収穫でほんの少しだけ、品種によりますが、早いもので4年目からが主な収穫となります。
こちらも、虫にやられたりと色々ドラマがあった分、形を成してくると嬉しさがこみ上げてきます。
あぁでもまた雑草刈りしないと・・・週に一度はやらないといけない感じです。雑草伸びるの早い、助けて・・・

2016/05/29 Sun 雨 瀬戸も来ました

安芸クィーンのジベ1回目は8割以上の花穂に処置し終え、まもなく終了します。
最近、急に天候が悪くなってきたので、生育スピードは落ちたと思っていたのですが。
本日、私:瀬戸の枝の整理、夫:瀬戸の花穂整形、とK1ハウスでそれぞれ作業に打ち込んでいると、夫が瀬戸の開花が一部で始まっているのを発見しました。
やはり、去年より、ちょっと遅い。
瀬戸の花穂整形は始めたばかりで、切るべき上部の花が開花しているので、切った後の部分に咲きだすのはまだ後になるから、しばらく猶予があるはず。
明日・明後日と花穂整形を行い、安芸のジベ1回目が終わった段階で、瀬戸のジベ1回目に移ることになりそうです。
着々と成長しているんだな~と感慨深いです。

2016/05/28 Sat 晴 ウッドデッキは犬のため

久しぶりに、お昼ご飯を黒土で取りました。
夫は苗の世話で毎日黒土に行っていますが、私は何日ぶりだろ~くらいの勢い。ずっとK1ハウス詰めだったから。
あっという間に成長した野菜や花に驚かされてから作業場で昼食を取っていると、このログハウスを購入したお店の社長さんが来訪くださる。
ログハウスについて事情があって、つい先日ご質問のお電話をさせていただいたのです。
そうしたら、その後を気にかけて下さって、打ち合わせのついでに寄って下さったとのこと。
しばらくログハウスのことや、ぶどうのことを話していて、そうだここは自慢しとかなきゃ、とウッドデッキをひけらかしてみました。

2週間くらい前に、日曜大工ビギナーさんでも簡単に組み立てられるウッドデッキセットを購入して作って、ログハウスに合わせてペンキも塗ってみたのです。
この忙しい最中、何故かというと、犬sのため。
暑くて犬sも大変だろうと、地面から離れたところに落ち着けるスペースを確保して、さらにサンシェードもつける予定(こちらは本当に時間がなくなってまだできていない)。犬sもきっと喜ぶよ☆

これ、私一人で作ったんですよ~(実は手すりが少しグラグラする・ハンドメイドっぽくてご愛嬌)と自慢してみると。
社長さんは、ズバリ・犬はこんなところに置かれても喜ばないよ~と言い切った。
犬が喜ぶのはやっぱ地面でしょ、だって。確かにそうなんだけどね、ウッドデッキに犬って、絵になるじゃ-ん。ま、結局自分のためなんだけど。

2016/05/27 Fri 晴 今年も瀬戸はとっても元気

瀬戸の枝整理を黙々と続ける。途中、夫が苗の世話に抜けたり、犬sが鳴くのでなだめるついでに休憩したり。
瀬戸ジャイアンツ、今年もやはり元気いっぱい☆ です。
去年もそうでしたが、初めはえらい弱々しいから、先に芽吹いている安芸を比較して「大丈夫?」と気苦労が絶えないのですが、安芸が忙しくなって目を放している合間に、雨上りの蕨よろしくムクムク湧いてくるのです。

瀬戸も安芸もそうですが、副梢の数を制御するのと、ツルを切る作業があります。
ツルは、花穂のある節より先に出てきます。本当は花穂になりたかったけど、根元から離れるに従い栄養面の減少からその野望を打ち砕かれた残骸らしいです。
放っておくと、どっかに巻きついて面倒なので、切る。あと余計なモノはないほうが、栄養面でも節約になるし、切る。
でも、ツルを中途半端に切ってしまうと、枝が成熟するに従い、切り株がキョーレツに固くなって凶器と化すので注意が必要です。
写真は安芸の例ですが、安芸はまだいいです。
瀬戸の切り株がカッチンコッチンに成長すると、人を刺す。ならまだ良くって、ぶどうを刺します。
でもつい、指で余計なツルを折っちゃうので、危険な切り株ができてしまうのです。ちゃんとハサミで根元から、切るように努めます。
安芸クィーンのツルを中途半端に切った例

2016/05/26 Thu 雲ときどき雨 ピーク襲来

昨日終わらなかった安芸のジベをして、途中夫は用事で抜けて戻ってきたりして、瀬戸の枝整理で一日終えました。
成園は1反だけだけど、それなりにやること満載で、だけど2年目でその後の作業が見えているためか、あまり焦りはありません。
黒土畑とK2ハウスの苗の誘引作業もあって、そちらは夫が主にしてくれています。
なので、成園で作業するメインは私で、ここ数日、畑にもK2ハウスにも行っていません。どうなってるのかな~。
忙しいのですが、毎日作業が充実していて楽しいです。時間ある限り作業していたい。
けど、疲れちゃうのか、今夜は帰宅して夕食を終えたら二人して倒れるように寝てしまいました。

2016/05/25 Wed 曇ときどき雨 ジベ開始

ジベ1回目が始まりました。
安芸のジベ1回目はジベレリン+フルメット混用液となりますが、フルメットを何ppmにするか丁度天気も崩れてきたので、朝になって決定しました。
濃度の単位、“ppm”。私も夫も化学がかぶらない工学系なので、ぶどう界に入って初めて聞きました。“100万分の1”を表します。
なので、例えば2Lの溶液を作りたい場合、濃度を2.5ppmにしたい時は、2Lの100万分の1のフルメットを混ぜると近い感じになります。
『近い感じ』というのは、数学の文章題だとこれでは不正解なんですよね。分母に水2Lではなく、水2L+フルメットL を置かないといけないから。
でも、微量な違いなので、現実は構わないようです。フルメット(10mL入り)の箱に入っている取説でも2L説を採用しているから。元・塾関係者としてはすごく気になるのですが、現実社会では大らかに大まかに捉えることが大切と痛感します。
2Lは2000mLなので、その100万分の1(10^-6:10のマイナス6乗)は 2×10^-3 mL = 1ppm。よって、2.5ppm は 5×10^-3 mL。
この市販のフルメット液は、濃度が0.1%(10^-3) なので、2.5ppm の濃度とするためには、2Lの水に対しフルメットは5mL必要となります。
結局、キリがいいしそこそここんなもんなので、2.5ppmにして、2Lのペットボトルを使って作りました。
あと、先日ハウスぶどうの会で教えていただいて共同購入させていただいた、竹酢も入れました。
花カスが取れやすくなるというそうです・・・どれだけ取れるのか、楽しみです。

2016/05/24 Tue 晴 満開続々

安芸は満開が続々な状態に突入しました。ジベが待たれます。
今日は、温室ハウスの会の勉強会の最終回で、加温ハウスじゃないのにうちのK1ハウスも閲覧対象になってしまいました。
瀬戸、全部誘引済んでないので恥ずかしいのですが、摘心後2~3日経ってないためできず仕方ない(瀬戸は摘心してしばらくの誘引が折れ防止になる)。
でも、ベテランの皆さんがいらして下さって助言いただけるので有難いです。
明日ジベがやはり適切だとのことです。明後日は雨っぽいから。1回目のジベは、湿気の多い雨の日は避けたほうが良いそうです(灰かび予防のため)。
あと、安芸、摘心していないのを見つかってしまった。
開花始めにしたほうが良いというので今までしていなかったのですが(通常は房先8枚で摘心なのでそこまで伸びたらしても良い)、瀬戸が忙しくて、ジベまでにすればいいやと思っていたのですが、「花が振るうよ」と忠告されたので、勉強会の後、さっそく摘心を開始して終わらせました!
これで、安芸は完璧ジベ待ちです。待ってろ~
茶色いキャップになったら花が咲いた印です

2016/05/23 Mon 晴 安芸・満開

満開状態の花穂を1つ発見してしました。
満開状態の判断は、花穂の8割以上が咲いているか否かです。
8割どころか、9割以上咲いている。文句ない、満開です。
一昨日、開花始めの花穂を2つ発見したと思ったら、昨日は開花花穂が続々出現。
そして今日見つけた満開のものは、一昨日のスタートを切った花穂ではないのです。そちらはまだ6~7割。
夫は、昨日から満開だったのではと危惧していますが、多分違う。私、このエリアは昨日かなりじっくり見たので、怪しかったら気付いてるはず。
ダークホースというヤツだったのですね。
というか、あさってあたりジベにしようということになりました。奇しくも、去年と同日になりました。

2016/05/22 Sun 晴 異常に成長が早い

安芸と瀬戸は、確実にフィーバータイムに向かいつつあります。
安芸の、誘引しきれていない枝を誘引して、副梢の整理をして、咲いている花がないか探す作業をしながら確信するのですが・・・昨日より、絶対大きく(長く)なってる。
被害妄想ではない、と夫に訴えると、「そうだよ」とあっさり賛同される。
それよりもっとすごいのが、黒土畑の2年生苗だそうです。
シャインマスカットなど、その最たるもので、一日で節1つ分伸びると断言しています。
安芸はそこそこ心の準備ができたけど、瀬戸がまたここ数日で一気ににゅ~と伸びて、その生命力には平伏するのみです。

2016/05/21 Sat 晴 開花始め

安芸の開花が始まっちゃった。
発見したのは、今のところ、たった2つだけど。

誘引は全ての枝ができるわけではなくて、誘引作業時長いものだけなので、その時できていなくて成長して長くなった枝を、今日誘引してあと副梢整理をしていたら、見つけました。
安芸の花は、数日前に記載した通り、とりあえず短くしておいたのですが、その後に夫がもっともな事に気付く。
花が短いと、開花始めの判断が遅くなるのではないか。
花は普通、付け根のほうから咲いていきます。今回私たちは、付け根部を大部分削除してしまったので、ようやく花が咲いたと思ったら長さが短いから、寸暇惜しんで満開になってしまうことでしょう。
その点からも、あらかじめ花を短くしておくのは間違いだった・・・。でも、いくつか短くしそびれたものもあるので、それで判断できたらいいねと言っていたのですが。
花が咲いているの、バッチリ短くした花穂です(2つとも)・・・。
先日のぶどう部会で、昨年より早い様子という話が出たそうなので、ひょっとしてとは思っていましたが・・・。
でも大丈夫! ジベ1回目は満開~満開3日目まで。そこそこ大丈夫だよ! (多分)
それより怖いのは、来る時は一気に来るので、誘引しきれていない瀬戸の密かに忍び寄る足音です・・・。

<余談>
花穂整形は開花を見つけたら一気にやると良い、という話をいただきました。瀬戸はそうするつもりです。
安芸に関しては、結果的に失敗の認識で正しいと思いますが(副梢整理が大変になったから)、うちのお年を召した安芸の樹にとっては、早くに花を短くしたのは負担軽減になったのかもしれないとちょっと思っています。
今になって、去年の芽萎えは樹に負担を与えたことも一因だったのではと疑念が湧いていて、老木にとってはひょっとして助けになるのかも?

2016/05/20 Fri 晴 土壌肥料概論②

午後は農大の講義。午前の作業を切り上げて、車で1時間の赤磐市へ向かいます。
『土壌肥料概論』の内容は、大雑把に言って土づくり。物理的特性もありますが、大きくはPHのことや肥料のこと。
家庭菜園時代からそちらと防除は夫に任せて、基本的に私は植えるのと世話するのと収穫するの。
でも、肥料の話を聴いていると、自分でも試してみたいな~との欲求が出てきます。ハーブ類は自分でやってみようかなー。
今は、誘引もそうですが、5月の連休に植え損ねた夏野菜を慌てて植えまくっています。
でも誘引が優先なので、そちらは夫がやってくれて、私が一人で畝を立ててマルチ引いて植えています。
午前もしていました。夕方も、農大から戻って黙々と続けました。
中々終わらなくて、向かいの田んぼの人たちも帰ってしまった後、ようやく終了。月だけが褒めてくれました。

2016/05/19 Thu 晴 捻枝実践中

ひたすら安芸の誘引。そして、瀬戸の摘心。
捻枝ができるようになったお蔭で、誘引が前より早くできるようになりました。
誘引はテープナーを使っているのですが、捻枝で留めたい位置に合わせられるので、去年併用していた針金はあまり利用しなくなりました。
でも、捻枝が甘いのか、やはり針金が欲しくなる時があります。
あと、捻枝していて、節間が狭い位置ではつい葉をポキしてしまうことがあり、今はこれをどうにかしたいです・・・。

昨日の実習で、一般的なぶどうでは摘心は花の咲き始めに行うのが良いと言われました。
摘心することにより成長栄養を止め、咲き始めた花の生殖栄養に回せるからだそうです。
でも、瀬戸など折れやすい品種は、誘引ちょっと前に摘心すると折れにくくなるのでそうするのが良い、と言われていますが、そこの所突っ込んでお聞きしたら、摘心により止めれた成長栄養が枝の根元に行きそこを固く折れにくくするからと教えてもらいました。
理由を教えていただくと、同じ作業でも安心して行えます。
農大に行っている間に、できる限りたくさん教えていただきたいです。
新鮮なものはアク抜き不要な"淡竹"という品種だそうです

2016/05/18 Wed 晴 実習+果樹各論①

午前は実習、午後は講義と一日農大。
夫は、午後にぶどう部会の講習会があるので、参加してくれました。

実習では、ピオーネの捻枝~花穂整形を行いました。
特に、苦手な捻枝。昨日から急に捻枝に目覚めたものの、まだ自信ありません。
先生も捻枝は難易度が高いと認めてくださって、「どんどん折って練習しましょう」と励ましてくれました。
そんな捻枝に今日も目覚めました。
昨日の時点では、“折れ防止”ばかりに納得しましたが、“お好みの姿勢と配置”をさせる機能があると知り、すっかり夢中に。
知らなかった~! 帰って夫に話したら知ってた。ちゃんと私に説明しないとダメじゃないか!
今日ですっかり捻枝の虜。『すべての枝に捻枝を』をモットーに誘引頑張ります☆

実習中は話しやすい雰囲気なので、先生に気軽に幼稚な質問もできます。
だから、実習の内容もそうですが、そこから派生したちょっとした、バカっぽすぎてこれまで周囲に聞けなかった疑問も口にできるのが嬉しいです。
今回、私と夫が安芸クィーンで行っている花穂整形方法ですが、ビミョーだったかもというのも判明しました。
我々のした方法:『前もって長い花を切り込んでおいて、開花寸前で正規の長さに切り込む』は、このやり方もアリなのだとは思いますが、デメリットは副梢が出易いことでした。
実は、昨日あたりも畑を見て、今年の安芸は副梢強いなーと思っていたのですが、原因はソレでした。
花を切り込むと、余った養分は、残された花に注がれるのではなく、葉(副梢)のほうに回されてしまうのです。
どうせ整理する副梢。ジベ直前に整理するとして、その作業、長い花を短く切り込む作業よりラクですか? 多分、余計めんどくさくないですか?
帰宅して夫にその話をして、先週の花穂整形(第一弾)も意外と早く作業できたし、だったら花穂整形は一回ですませられそうだねということになり、次回からはそうすることになりました。
その他、実習・すっごいタメになりました! 先生も超優しい! 講義も、うちの夫がこっそり聴講したがっているA先生で、相変わらず身になる授業で、今日は一日大満足でした♪
鳥カラ美味しい☆ 生徒さん達はとても礼儀正しいです

2016/05/17 Tue 晴 誘引開始で初折り

安芸は以前からそろそろかなーと思っていましたが、ここに来て瀬戸が急成長しだしたのも合わせて、とりあえず安芸から誘引開始。
瀬戸怖い・・・。去年も、初めはヒョロヒョロで大丈夫かなぁと心配してたら、一気に成長して見事に追いつけなかった苦い経験があります。
今年も、瀬戸、気ぃ抜けない。けど、とりあえず安芸から開始です。

ところで私は捻枝ができません。というか、アレ、いるの? と思ってた。
普及センターの先生に先日、できないんですよーと庇ってもらおうと振ってみたら、練習しないとね、と返されて、えっそんな世界なのと愕然としました。
そこで、試しにやってみると、できた。できました。
しかも、捻枝の大切さが分かってきました。捻枝しないと、折れちゃうことが多いのですね。
とは言え、さっそく初折りを経験しました。しかも折れづらい安芸で。
枝が折れると、心も折れる。けれど手を休めるわけにはいきません。ここから成長著しいのです・・・。

2016/05/16 Mon 強風のち雨 変な天気

朝から風が強い。と思っていたら、連休中の一日と同じ台風並みの強風に。
昼前から結構な雨になる予報だったので、気圧の変化の影響なのかなとは思いましたが、ひどすぎました。
家庭菜園の第3畑は、雑草対策にと私が敷いた防草シートが軒並み剥がれかけ、第2畑のぶどう棚のビニールは飛ばされかけと、散々でした。
この地に来て2度目の春とまだ浅いのですが、それでも去年はこんなにおかしな天気ではなかったです。それともこれがデフォルトなのかな。
以前住んでいた、茨城南西部は“筑波おろし”の名所だったので、結構な風がよく吹いていて、今日はそれをよく思い出しました。
セブンイレブンのお姉さんが、強風対策できちんとのぼりを仕舞っているのを見て、丁寧な人だなぁと感心。
私は茨城時代、強風があまりに多いので、いい加減のぼりをそのまんまにしていたら、倒れた時は近所の方が直してくれていたそうで、だらしないと思われていたんだなぁと今でも恥ずかしいです。
明日からは、穏やかな天気が続いてほしいものです。

2016/05/15 Sun 晴 ストマイ散布を豪勢に行う

安芸、花穂整形(第一弾)も終えたので、ストレプトマイシンやっちゃおかーということに。
安芸の開花は、去年は5/24(去年は早かった)。今年はそれより3~4日遅いと仮定して、27日(仮)。
ストレプトマイシンは、種抜きの補助材です。
種抜きと言えばジベレリンですが、ジベでも抜けにくい品種に対しては、ジベ前の開花14日~満開期の間に散布もしくは塗布します。
安芸クィーンもストマイをやったほうが良い品種です。ピオーネはやらないほうが良い品種。
ストマイをすると、粒が小さくなる傾向があるそうです。大粒がウリのピオーネにとっては禁忌と言っても過言でないかも。農大の先生も、隣の藤稔に散布したストマイがピオーネにかかってしまって大粒にならなかった例を話してくれました。
安芸は、色が付きにくい品種なので、大粒よりも小粒にして色を付けるのに力を注ぐため、その点はクリアして種を存分に除くのだと思います。

しっかり処理したいから、私はジベカップに入れた溶液に花穂を入れてまんべんなく浸そうと主張したのですが、よく考えたら誘引前なので、枝は完全に上を向いちゃってて花穂もヒドイのになると天を見上げていたりするので、不可能と気付く。
去年と同じ、手動スプレーで行おうとしましたが、夫が背負い式動噴でやろうと言い出してくれて、そうなりました。
動噴、スプレーの量がハンパないので、液を手動スプレーの4~5倍は使った模様です。まぁしっかり出来ればいいんだけど・・・。

2016/05/14 Sat 晴 花穂整形はじめ

安芸の花穂整形(第一弾)を始めることにしました。
もっとも、数日前から、夫が気が向いた時にちょこちょこしてくれていたそうですが、あまり進んでいない。
“第一弾”というのは、花穂整形は開花時の長さ何センチ、とか合わせるのがスタンダードなので、今その長さに切っても開花時には伸びてしまっています。
去年もそれを繰り返し、3回も花穂整形をした枝もありました。
でも、開花時にばーっと全部行うのはプレッシャーだし、切る量が多いとそれだけ時間が掛かるので、余裕のある今第一弾をやって、開花期狙ってまた行う、計画的2回花穂整形と心を決めました。
早めに短くカットすれば除去した車に要する栄養分を節約できるし、あと我々が気持ち的に焦らない☆

安芸クィーンだけなので、とりあえず今日で終了しました。近日中にマイシン処理します。
農大の先生に花穂整形を行うタイミングを質問した時に、伸びるのは車ではなく、車と車の間の軸の長さだと言われました。
そこが、軸の付け根から順番に伸びていって、花穂整形で残す先端部が伸びるのが一番最後。
重大な部分が一番最後になってようやっと伸びるので、整形するタイミングを測るのが難しいのです。
それでも開花時の長さより長くなってしまった時は、2回目のジベ時に修正すれば良いと助言いただきました。
開花はまだかな~。
花穂整形とは花穂を短くカットすることです

2016/05/13 Fri 晴 土壌肥料概論①、オーロラブラック講習会

午後、私は農大。夫はオーロラブラックの講習会にそれぞれ出席しました。
農大ですが、土壌肥料概論①という講座で、資料を見てもピンと来なかったのですが、先生が話し出してから気付きました。
この授業、去年も聴いてる! この先生だった!
しかし、内容はほぼ頭から消えてしまっています・・・。いつでも新鮮さを楽しめる自分で幸せ・・・。
去年も窒素のことで非常に関心して、感銘を受けた(つもり)だったのですが、今日もすっかり忘れて、窒素すごい♪ と感動。
ところで、プランターで育てているカモミールが一部足元の葉が黄色くなっているのが気になっていたのですが、講義を聞いて窒素不足と確信。
というか、窒素不足のその症例、去年も聞いていたのに本気で忘れちゃったんだ・・・。
もう忘れないと固く誓いました。

夫の講習会は、非常に得るところが多かったらしく、帰ってから写真のスライドショーと共に色々聞かされましたが、眠いのでそこは略。

2016/05/12 Thu 晴 防除の後は

自走式動噴で防除しました。
私は初めて。去年は夫にお任せしていました。
でも、K1ハウスは若干低めの棚なので、頭当たらないし絶対私がやったほうがイイと昨年から夫は訴え続けていたのが叶った状態です。
背負い式がえらいしんどかったので(15キロを背負って坂の昇り降りを繰り返す)、だだ長いホース抱えて昇り降りするコレもさぞかししんどかろうと、作業前に栄養ドリンクを摂取して備えたのですが、今の季節はまだ涼しいから、全然ラクでした。
自走式は準備が面倒なのですが、それは殆ど夫が仕切ってくれるので、今日は想像以上にラクでした。
だけど、それなりに疲れたのか、昼食後の午睡が過ぎてしまい(寝過ぎた)、帰るのが遅くなってしまいました。
上位を狙っていたわけでなく、違うモノ当たりたかった~

2016/05/11 Wed 晴 巻き上げ難

K1ハウスの、巻き上げ棒が折れちゃった巻き上げ。
ようやく雨の上がった今朝、それが上がらないと夫が訴えた時、棒の真ん中も折れちゃったのかと思いました。
というのも、異常の見つかった前回にこの巻き上げを凝視して、棒の真ん中あたりがたわんでいるのは何故だろう、と不思議に感じていたからです。
鉄の棒が折れるのは、結局腐食が原因です。
K1ハウスは傾斜地に建っているので、低い側に水が行きやすく、サビも集中しています。なので、前回の折れた端も、低い側でした。
よって、棒の中央部に異常が発生するのはおかしいのです。だから、真中がたわんでいるのを見た時も、気のせいだと思うようにしました。

原因は、ビニールを止めているスプリングが一部外れて、ハウスを縛っているマイカ線に巻きつき、そのマイカ線が巻き上げ棒を止めている状態になっていたのです。
ちょっと上部になるのですが、足場はビニールを張ってしまっていてもう無いので、躊躇しましたが、その周辺のビニールを外して足場を作って登って直しました。
ええと、要は、スプリングがきちんとハマっていなかったのが原因でした。
ビニールを張る時に、きちんきちんと作業しないとこうなるのです。激しく反省しました。

2016/05/10 Tue 雨ときどき曇 マイシンいつでもOK!

午前中は雨の合間が多かったので、黒土畑で2年生苗の誘引など。
一時、雨が強くなったため、私は作業場に避難したのですが、夫は午後は本降りが続くからこの隙にと続けていました。

午後はハウス部会の講習会でした。
終了後、普及センターの先生(Kさん)に、K1ハウスを見ていただき、今までのぶどうの出来と、幾つか質問をさせていただきました。
今、一番不安なのは、開花がいつ来るか。去年の記録を見ると、怒涛のように訪れて去って行っています。
そして、ストレプトマイシン。
安芸は必要なのですが、去年は開花し始めを『マイシン時期』と認識して行いました。でも、満開2週間くらい前、としている文献もあります。どっちや。
Kさんに聞いたら即答で、どちらも正しいそうです。『時期』が長いのだって。
なんで、もうマイシンしても良いって。あと、開花までまだあるそうです。明日きたらどうしようかと脅えていたので安堵。
開花は、つぼみがプクーと膨れて色が薄くなったら近いそうです。了解です。
時期の整理がついていなくて、去年の混乱の記憶しかなく、この先不安でしたが、助言いただいて落ちつけました。良かった-
雨の中、働く夫


2016/05/09 Mon 雨 雨で足踏み

朝から雨なので、外の作業はお休みです。
サイドレスハウスがあるので、畑の作業もできるのですが、昨日まででそこそこ終えています。
今、やりたいのは、ハウスのメンテナンスなど、外の作業。
昨日の夕方、K1ハウスのメンテの途中で終わってしまったので、なんだか中途半端な物足りなさを感じています。
意外と進んでいない事務作業には恰好の日なのですが、あまり進まなかった・・・。それはそれでヤバい・・・。
明日も雨ですが、午前中は少しは外作業できるかもと、期待を抱きつつ明日に備えています(事務作業はどうしよう・・・)。
昨日の瀬戸ジャイアンツ

2016/05/08 Sun 晴 巻き上げ棒・つづき

先日折れたのを発見した、K1ハウスの巻き上げ棒。
大家で篤農家のKさんにご相談すると、やはり応急処置として棒(パイプ)を接ぎ木し、時期がきたら総取っ替えとのこと。
ご相談差し上げた翌日に、接ぎ木に使ってと1mほどのパイプを下さいました。有難うございます。
応急処置でも今の時期にするのはキツいので、とりあえず開閉できるし、今季はこのままで秋に応急処置かねーと話しながら現場を眺めていたら。
更に、落下物を発見してしまいました。こんなの↓。巻き上げ棒の先端です。

見上げて気付いたのですが、巻き上げ棒の先端って結構長い。ハウスから大幅に出ています。
しかし、折れた個所以外で、長くない巻き上げ棒が存在。しかも、2本す。
短い巻き上げ棒(ハウス幅ギリギリの長さしかない)の先端を見ると、なんだか千切れている感がある・・・。
この巻き上げ棒も、絶対取り替えないといけない類のものです、絶対。
探せば探すだけ、色々出てきます。処置を施すであろう秋が楽しみです(少し強がり)。

2016/05/07 Sat 晴 誘引間近

花穂数の整理・安芸第1回を終えました。
今後も引き続き行っていきますが、そろそろ誘引のことも考えないといけません。
去年、たくさんの枝を折りました・・・気が重い。

というわけで、夕方、K1ハウスにて誘引線の間にマイカ線を張る作業を行いました。
誘引線(針金)に枝を結びつけるわけですが、その枝の先は下がっているほうが好ましいのです(勢いが落ちるので)。
しかし、たいがいは結びつけた先から弾みがつくのか上がっていってしまうので、去年は手で押さえつけるようにして下がってもらいました。
ところが、余所のハウスを見ると、誘引線が2本あったり、誘引線の先にマイカ線が張られたりして2本受け口が用意されていたりしました。
これにより、1本目で結びつけた枝を、2本目で下向きにくくり付けることにより、自然と枝が下向きになるのじゃないでしょうか。
実際、K1ハウスでも、センターにスプリンクラーの管が走っているため、その部分だけ誘引線が2本あるのと同じ状態になっているのですが、去年すごくやり易かったのです。
さっそく真似しようと夫と話し合っていたのですが、今のうちにやらないと、この先成長著しくて作業できなくなるよと今日悟り、慌てて設置しました。
早め・早め、とは言わないまでも、先に・先に、くらいにはなりたいものです。2年目だから。

2016/05/06 Fri 雨 果樹総論②+農業基礎①

農大の講座。午前+午後とフルで一日です。
午前の果樹総論は2回目で、今日が最後。普及センターの指導員後実務(ぶどう作り)の道を歩まれた先生のお話は更にパワーアップして面白く、聴き漏らすまいと必死でした。
細かいところも興味深かったのですが、大まかに先生が伝えたいことは、
 ① 自分の園のことは自分で掌握しよう
 ② 分からないことを人に聞くのは①を実現するためであって、聞いたまんまするためでない
 ③ 秀品率を上げるよう努力する
 ④ 上記を実現するために、日誌・記録をつける
のような感じでした。もっとお話を聞きたかった-。すっかりファンになっちゃいました。

午後の農業基礎は、農大の先生による授業で、基礎的な内容ですが飽かせず集中を切らせない技術はさすがです。
こちらの資料も持って帰って夫に見せると、「いいなぁ」と見入っていました。
学食でランチ。学生さん、旨いモノ食べてます

2016/05/05 Thu 晴 家庭菜園仲間の来訪

以前住んでいた、茨城県M市。『住みやすい街ランキング』上位にもランキングされた注目の新興住宅地で、都内とつくばのベットタウンです。
そこの市民農園を借りていた縁でお友達になった、家庭菜園仲間のMさん一家が、旅行のついでに黒土畑に立ち寄って下さいました。
小さいお子さん方も大きくなられて、上の子はうちの兄犬と旧知の仲なのですが、お互い忘れてしまったみたい。
でも、兄犬を撫でて、「ふわふわ~」と言ったのが昔と同じだったので笑ってしまいました。
作業場でおしゃべりしていたのですが、そういえば今日はこどもの日。
次の滞在地の予定もあるし、お子様達のせっかくの休日を大人に付き合わせてはいかんと頑張って早めに切り上げました。
関東の人間が、中国地方の山間部の小都市に訪れてくれることなど、非常に稀有・有り得ないと思っていたので、今回本当に嬉しかったです。
立ち去る一家を見送りながら、以前の、午後中お部屋でおしゃべりした時間はすごく特別で大切なひとときだったんだな、と痛感しました。
過ぎてから、大事だったことに気が付く。人生はその繰り返しです。
だから少しでも後悔しないために、毎日を大事に感謝して過ごしていかなくてはと強く思いました。
Mさん、ありがとう☆ 私も頑張るので、あなたも頑張ってください♪
下の子はカエルさんに夢中だそうです

2016/05/04 Wed 晴 K1ハウスの巻き上げの棒が折れた

K1ハウスの巻き上げで、半分までしか開かなくなった列があるので、どうしたのかなーと調べたら。
巻き上げの棒が、折れていました。えーびっくり。

巻き上げ部のビニールは、昨年春に張りました。昨秋~今春は巻き上げてまとめられるため、張りっぱなしでした。
基本、巻き上げ部ビニールは、3年持たせたいので、その間ずっと張りっぱなしにしたいのです。
だから、今年はもちろん、あとプラス1年、持ってほしいのです~。
折れた棒を前に、しばらく議論する。折れた部分を除去して巻き上げてみたら巻き上がったので、とりあえずしばらくはこのままですが。
折れた原因は、昨日の強風でないかと夫は言うのですが、その前から上り方はおかしかったような気が私はするのですが・・・。
あと、別の列も、以前から棒の端っこが曲がっているのですが、これが折れる前兆だろうというのは二人とも同意でした。
そういえば今回の列も、棒の端が曲がっていました。
見慣れていたので気にならなかったのですが、冷静に考えるとφ22の鉄パイプがあんなにきれいに曲がるなんておかしいもんね。そうか、折れかかっていたのか。


2016/05/03 Tue 曇のち雨 台風並みの暴風にビニール危機

午後から雨になるのは知っていましたが、風についてはノーチェックでした。
というわけで、午前に黒土畑で作業している時から、強風でやりづらいなぁ・・・と思っていましたが、あまりにひどいので、昼食後はK1ハウスでの作業に切り替えることに。
ところが、出発前の夫の見廻りで、大変なことが発覚してしまうのです。
第1畑の露地ビニールが一部剥がれてしまっている!(マイカ線でも留めているので飛んでいくことはない)
実は露地ビニールについては不安要素が以前からありまして、我々はクリップを格子2つ置きに留めていました。
でも余所の畑を見ると、大体1つ置き。マズいのかな、とは思っていました。
きっとマズいに違いない。急きょ、風当たりの激しい第1畑のみ修正することにしました。
雨はPM3時から降るとの予報でしたが、前触れなのか、2時過ぎにも降ってきて、いよいよカッパ着て雨の中作業か、と覚悟を決めましたがほどほどで止んでくれて助かりました。

修正を済ませて、念のため第2畑もチェックしてからK1ハウスに移動したのですが、道すがらあちらこちらで被害が発生しているのを確認しました。
ハウスや棚のビニールがはためいているのはもちろん、豊久田では川渡しみたいにして鯉のぼりを飾っていたのが、紐が切れて落ちてしまっていました・・・。
かく言ううちも、家庭菜園のマルチが剥がれてしまったところがあります。明日は、片付けから始まりそうです。

2016/05/02 Mon 晴 世界が美しく見えるのは何故か

最高気温28°の今日、炎天下の中、私と夫は第1畑から第3畑にネコ車で堆肥を運ぶという作業をえんえんと2時間、続けていました。
けれど、そんなに辛くない。昨日休みだったからかもしれないし、体調管理が上手く行っているからかもしれません。
それに、畑からの景色が素晴らしく美しいからご機嫌になれるのです。
子供の頃から、視覚から感動を得ることはほぼ無いまま来たのですが、数年前から時折風景が鮮やかな精密画のように見えだして、特にここ岡山県北に越してからは毎日景色に感動しています。
何故だろう・・・ドストエフスキーは絞首刑にされかかったことがあって、もう死ぬと思った日は朝から世界が信じられないくらい美しく見えたそうですが、私も年を取って死が近づいたから?
それとも、子供の頃からインドア派で自分の好きなことしかしてこなかったのが、壊れかけてこれじゃイカンと色んなことに挑戦するようになった成果が10年経ってようやく出たのか?

純粋に、岡山県北の自然が美しいからかもしれません。
兄犬も、もともと車に乗せると車窓の風景を見るのが好きだったのですが、県北に来てからカブり付きになってしまいました。
何が面白いのか、犬は車の窓に鼻を押し付けます。その先には、山や林が広がっていたりします。

2016/05/01 Sun 晴 視察ついでに犬慰安

今日は快晴ですが、畑仕事は休みです。そんな日も、作ろうということになりました。
私たちの気分転換もそうですが、犬があまりに動物愛護センターのドッグランが好きなようなので、月一で連れて行くことにしたのです。
でも結局4月は行けなかったので、1か月半ぶりの訪問になりました。
気候が変わりすぎていて、夏日の炎天下の厳しさを忘れていましたが、よそのワンちゃんと触れ合えて犬sは大満足☆
人間も、帰りに建部のピザ屋・マル屋でピザをテイクアウトして川辺でお昼を取って満足でした。

先日、露地棚をお願いした業者さんを別件で訪問した際に、最新のハウス事情をお聞きしまして、後学のため拝見したいと施行例先を教えてもらってきました。
そちらのハウスが帰り道だったので、そちらも外から見学させていただきました。
初めの数年は露地棚で、後にハウスに変貌できるタイプだそうです。
造りがちょっと違っていて、納得です。いいな~と見惚れてしまいました。
春になるとできること。主婦っぽいけど楽しいんだよ