2020/05/31 Sun 雨 黄泉がえり

一番遅い露地瀬戸で誘引作業は終了です。
今日やっと、終えることができましたが、最後の最後で折ってしまった・・・。
そういえば、やっちまった枝をもとあった状態に固定して「元に戻るかも」と祈る夫でしたが、先日そうしたシャインの枝が甦ったと嬉しそうに見せてくれました。
スゴイ、戻るものなんだ・・・私、潔く投げ捨てすぎてたかも。いや、なんか呪文唱えた系じゃなくて?
夫の渾身の技ですが、しかし先日ジベした時に折った花穂には効かなかったようです。
ジベ後の様子を確認していたら、ジベクリップから先が萎びた花穂を発見。
またいつもの措置をやったんだな、と了解。この状態の花穂、毎年見かけます。

2020/05/30 Sat 晴 ツバメ日記

昨朝、設置を決意したばかりのツバメの巣。
ふと夕方見上げると、形になっているような・・・。
でも小さすぎやしないかな、まだ拡張するのだろうか、よく分かりません。
でも基礎はバッチリなようで、多分雌が中に入って、巣を突いて確認しているようでした。
転居はまだのようですが、本気で引っ越してくるっぽい・・・。
夫は彼らに名前を付けようと言って、「太郎と花子でいっか」と惨いネーミング力を披露していました。

今日、サイドレスハウスを中心としたジベ処理を行いました。

2020/05/29 Fri 晴 はじめての

昨夜、風呂に入ろうとして、腹部に赤いぼっちとその周辺がうっすら腫れているのに気付きました。
血豆かと思って、とりあえずこのぼっちを取ろうと爪で押したのですが、中々取れません。
渾身の力でなんとか押し出して、なんだろうと間近で見ると、ダニでした。
まさか、『マ』の付くダニでは・・・打ち震えたまま翌朝を迎える。
そして今日、地元の人に話したら、まずマダニだろうと。
マダニ、そこらに居るそうです。私、すごーくマレに出てくる生物なのかと思い込んでいました。
噛まれちゃったー。
NETで調べて、多分頭部かなんかを残さないで取れていると思うのでそこのところは置いておいても、SFTSとか大丈夫かな・・・。
でも病院行く暇ないので、怯えつつやり過ごす。

とうとうツバメさんが、うちの作業場に新居を建築する決意を固めたようです。
出入り口のすぐ上部の屋根内側の板壁に、朝から泥やなんやら盛んに運んでは付着させています。
日の沈むギリギリまで作業に勤しんでいました。見習いたいです。

2020/05/28 Thu 晴 トリアージ

うちは圃場が分散しているため、どこが初めに来るのか、即ち花穂整形に備えておかねばならないのか常に見定めておく必要があります。
私は作業に集中して、夫が各所確認してトリアージする役割です。
トリアージ。災害時などで患者の手当の緊急度に従って優先順位を付けること。
到底私の人生に疎遠なこの言葉を覚えてしまったのは、農業新聞の4コマ漫画・『ゴリパパ一家』のお陰です。
神保あつし先生のこの漫画、新聞の4コマ漫画界史上、際立って面白いと毎朝絶賛しきりです。すごく好き。
先日、“ヤキトリの味付けを選択するような単語”として漫画上で紹介されていて、すっかり身に沁みてしまったこの言葉。
まさか使う機会が訪れるとは思ってもみませんでした。

2020/05/27 Wed 晴 若さゆえ

夫と話していて、黒土に去年だけよく発生した、枝が途中で分岐した、双頭状態の枝が今年は殆どないことに気付きました。
去年だけいきなり頻発したので、その年初めて撒いた肥料のせいではと私が主張し、今年はそれを取りやめていました。
ほうら、やっぱりそれのせいだよ、となりそうですが。
今年、夫が主に担当している別のハウスではよく見られるそうです。
もちろん問題の肥料を撒いたりしていません。
共通する項目としては、4~5年目の樹であること。
なので、若いゆえの過ちなのだろう、ということで落ち着きました。
そういえば子供向け塾をしていた頃、『〇年生と△年生の男子は落ち着きに欠ける』というのが同業者の間で常識でした。
学年が上がると、不思議に落ち着くのです。
なんか、それを思い出しました。関係ないけど、私もそろそろ年相応の落ち着きが欲しいです。

2020/05/26 Tue 曇のち雨 トリトリ

花穂整形が始まりました。
圃場の周りは鳥が多いですが、最近トミにツバメをよく見かけます。
今日も朝方、ヒマソーに電線に止まってこちらを見下ろしてた。手伝って。
第2畑内で作業していたら、茶色い鳥が滑空してきて、畑内部で防風ネットに激突しました。
そこらに倒れたので救出しようと駆けつけると、カラスよりもやや大きめのちょっとふっくらした鳥です。
ツグミかと思っていたのでその大きさにたじろぐと、逃げようと無様に飛び上がっては防風ネットにぶつかり、を繰り返し、ようやく圃場の出入り口から出て行って飛び立ちました。
キジの雌と思われます。
あれでも、圃場の上空はテグスを張っているので、あのサイズの鳥が簡単に侵入できないはずなんだけと・・・。

2020/05/25 Mon 晴のち曇 開花開始

サイドレスハウスの安芸クイーンの開花が始まりました。
安芸だけだと、去年より3、4日遅い生育です。
ところで私は数年前まで稔枝(ねんし)が出来ませんでした。
出来てるのか出来てないのか分からんで、全体的におっかなびっくりで、出来てそ-で出来てないかも、な感じでした。
いつの間にか、ぶどう枝が気の毒になるくらい、スルリと捻じってる・・・。
人間って、いくつになっても成長できるのですね。
だけど相変わらず、誘引中に定期的に枝を折ってしまっています。変わらない所は変わらない。

2020/05/24 Sun 晴ときどき曇 誘引が示すもの

誘引祭り中です。
夫は時々、首の皮一枚で折ってしまった枝があると、落とすことなく元あったように配置しそのままにします。
そのまま接合するかもしれない、というのが言い分ですが、そんなことないと思う。
少なくとも私は、潔く落とす。正直、2/5残存率で折れた場合でも、躊躇なく見切ります。
もし夫より先に私が死んだら、「生き返るかも」と1年くらい放って置かれそう・・・。
この人より先に死ねない、そんな決意に身が引き締まります。

2020/05/23 Sat 晴 今日の逸品

絶賛誘引中です。
お腹が空くと、仕事が出来ません。
なので、豊久田に夫が行く場合はお菓子を持たせます。
先日、お菓子を詰めたカゴを持たせると「こんなにたくさんあると全部食べちゃうぅ」と女子高生のようなことを言っていた夫は、今日は気付いたら根こそぎ持って行ってしまっていました。
黒土に残された私もお腹が空いた。
仕方ないので暑いし、飲料をひたすら摂取します。
暑いためか、今日は仕事中だけで2リットルくらい飲み干しました。
先日、うちの妖精さんから、“フツーのペットボトルの蓋代わりに付けるプッシュ式蓋”の存在を教わり、感動して百均で買ってきたところです。
押すだけで、ペットボトルの蓋が開くのです。
見た瞬間、隠されていた自分の欲求を大っぴらにされたようで、潔い革新に打ち震えました。
彼女のは、キャラクターを模したもので、また、ストローで飲む式だったのですが、マシンと化したドリンキング小母さん(私)にストローは不要です。
ガブ飲みタイプは、私の行った百均にはシンプルなタイプしかなかったのでそれにしたのですが見た目はもうどうでもいいや、すごく便利。
考えた人、スゴいな-。小母さん(私)が、『スゴいで賞』贈りたいと真に願う。

2020/05/22 Fri 晴 目に高価で尊い

趣味のデラウェアに、隙間時間に順次ジベ処理をしています。
一昨日くらいにジベした花穂がふわっと拡がっていて、開花したわけではないのですが、なんとも美しい。
写真に収めようとしたのですが、どうやっても目で見たようには撮れません。
人の瞳の、高性能なことを痛感しました。
こんなに優秀な瞳なのに、焼き付けようとした情景を脳はすぐどこかへやってしまうのが哀しい。

2020/05/21 Thu 曇 昆虫界のオシドリ

小泉八雲の怪談『おしどり』。胸に沁みる名作です。
そんな夫婦仲の良い生物が、昆虫界にもいると教えてもらいました。
ムカデ。
ムカデはつがいでいるため、一匹見るともう一匹いるのだそうです。
今さっきNETで調べたら都市伝説とありましたが、私は地元の方から伺ったので土着の言い伝えということにしておきます。
今日、作業の合間の気晴らしにぶどう樹の皮を剥いでいたら、根元あたりの皮を剥ぐと、皮の下からマムシが登場。
お互いびっくりして、ソーシャルディスタンスを取ってしまいました。
気を取り直して肩らへんの皮を剥ぐと、今度は小ぶりなマムシが登場。
そこで、この言い伝えを思い出したのです。
以前、夫が布団で刺された時は一匹しかおりませんでしたが、実は陰でつがいのムカデが息を潜めていたのかも。
物陰で、退治される伴侶を身を引き裂かれる思いで見つめていたのかも。
危険を顧みず、身を挺して庇いたい気持ちも
「来るな! お前のお腹にはオレ達の子が・・・」
という夫ムカデの悲痛の叫びに押しとどめられていたのかもと思うと。泣ける。

2020/05/20 Wed 曇 紐ナシの理由

誘引が始まって、去年の今頃に導入したテープナーHT-RSをカチャカチャ言わせています。
このRS、その前のHT-Bと違っていたのは、首から下げる紐が付いてなかったのです。
そこで去年は、Bの紐を外してRSに付け替えて使用しました。
もちろん今年もその紐のまま使用するつもりだったのですが。
切れそう。紐自体は6年目になるのですから、仕方ない。
さすがに新しい紐を購入して付けました。
しかしこの新しい紐がすこぶる調子が良いのです。
いままでの紐は首に喰い込んだり、ネジネジなって締め上げたり、長年愛用している割に文句タラタラでした。
なのに自発的に変えようとせず、現状を甘んじて受け入れていた保守的な私に喝を与えようと、新しいHT-RSでは敢えて紐を付けなかったに違いない。
ありがとう、HT-RS。ありがとう、マックス株式会社。
ところで新しい紐は、大好きコ〇リで購入しましたよ。

2020/05/19 Tue 晴 どうぶつ

兄犬の病気が落ち着いたと思ったら、妹犬の様子が急におかしくなりました。
慌てて病院に行って来て、とりあえず様子見です。
そういえば去年も今頃の時期、妹犬を病院に連れ込んだことがありました(私の勘違いでしたが)。
帰宅すると、自宅の周りでノラの黒猫がブラブラして逃げるでもなく、私達を窺っています。
動物というのは、人を愛するだけでなく、愛されたいものなんだなとじんわり感じました。
それも、常に能動的に。
犬sを屋内に入れてから戻って来て黒猫に呼び掛けたのですが、まったり逃げられてしまいました。

2020/05/18 Mon 晴のち雨 家争奪

鳥のさえずりは、心安らぐものです。
朝一の作業場の掃除で床を雑巾掛けしている時、なんかよくさえずってるな-と顔を上げると、狭い作業場内を2羽のつばめが飛び回っていました。
びっくりして声を上げると、つばめ達も動転している様子。
ドアと並びの窓を全開にしているので、そこから誤って入って来てしまったのでしょう。
どうしようとまごまごしていると、窓から揃って出て行ってくれました。
・・・良かった。
しかし、外の水道で雑巾を洗って戻ってくると、また室内を飛んでいます。
出て行ってもらって、私が悪かったと、窓およびドアを閉鎖。
しかし、つばめは名残惜しそうに作業場の周りを飛び回っています。
間違いない。確信犯です。
それから、パートさんが来るまでの30分ばかり、つばめと私の家争奪戦が静かに繰り広げられました。
今日はみんなで豊久田に行ったのでその後の挙動は分からないのですが、戻って来てもつばめの姿は見えなかったことから、新居設立にうちの作業場は見送ったようです。
外壁に巣作りなら分からないでもないのですが、中はダメだよ・・・。

2020/05/17 Sun 晴 Nハウスビニール周り修繕

うだるような暑さの訪れる前、朝一でNハウスのビニール関連修繕に向かいました。
上を覆うビニールの一部で欠落している個所があるので、それを塞ぐのですが、日が高くなる頃はハウス上作業は暑くてたまらないので早朝に済ませておくのです。
あとついでに、以前から直したかった、破れたスソピーの補修もしました。
ずーっと以前、農大に通っていた時に県南の跡継ぎ系ぶどう農家から、イノシシは目の前が見えない所には突撃しないので、ハウスに黒いスソピーを巡らせば大丈夫と訊いたことがあります。(念のため真偽不明)
Nハウスには黒スソピーが巡らせてあるのですが、破損個所が幾つかあります。
また、ドア部などは黒スソピーそのものがなく、数年前にイノに突撃されたらしい穴も開いていて、不安なことこの上ありません。
なんで、そういう箇所に黒スソピーを当てまくりました。
破れた箇所は、上から重ねるようにおニューのスソピーを当てます。
恐らく計り知れない歴史を重ねた古いスソピーと併せてスプリングで留めるので、ゴムって古いと硬化するのですね。
留まらなくて留まらなくて、大変でした。もうゴムとは思えない物体でした。
そういうわけで、上も下も防獣対策を固めたのですが、それでもアナグマはどこからか入って来るだろうし、イノも道を暴れ回って戦々恐々するんだろうなぁ・・・。

2020/05/16 Sat 雨 胸躍るしんしん

周りのHCでΦ32のパッカーを販売していないので、農家の店・しんしんに行ってきました。
無事Φ32パッカーを手に入れたのですが、店員さんが、ぶどうの掛袋がよりどりみどり揃ってまっせと誘惑するのでしばし閲覧。
まだ誘引にも至っていない現在ですが、掛け袋の予約手筈はそろそろしなくてはいけません。
今シーズン、掛袋を見るのは初めてなので、多種の掛袋に囲まれると胸が躍ります。
目玉はシャインマスカット掛袋のデカいヤツ、超ラージサイズの黄緑袋が鎮座していて、威厳を感じました。
個人的には、ちょっと買いしたいと思っているデラ用は、多分店頭で購入する・・・。
私の趣味のデラウェア。去年は遠慮して無袋で通してしまいましたが、今年は着せてやりたいのです。
でもちょっとなので、予約してまで買うのは気が引けるため、店頭で100枚単位で買うかもな-。待ってろ、デラ。

2020/05/15 Fri 曇のち雨 妖精配給会社

昨秋収穫期に、妖精さんに来てもらったところ、すごく助かったので、農繁期の5~6月もお願いすることにしました。
そういうわけで、今週から妖精さんにいらしていただいています。
シーズン初めなので、花穂落としばかりと単調な作業が続いていて申し訳ない、逃げないで・・・。
すごく助かっておりまして、仕事は真面目に取り組んでいただける、それを受けて我らもシャキッとする、作業がスムーズに進むので休息もちゃんと取れるなど、イイ事ずくめです。
自分がシャキッとするというのは例えば、自分だけで摘穂する場合、だらけて誘惑に負けて、樹の皮を剥いて遊んでしまったりするのですが、妖精さんと一緒タイムでは真面目に働く彼女に釣られて私もちゃんと仕事をするのであった!! みたいな。
夢のような日々ですがこれからが本番なので、頑張って! というか、我らも頑張ろう!
こんな誘惑

2020/05/14 Thu 晴 冒険しても

熱烈誘引したい私と、安全を尊重する夫。
二者の対立を制すべく、普及センターの先生がやってきました。
うちで一番早いハウスを見て下した決断は。
樹によっては、そろそろ考えてもいいかも。
ヤッホー私の勝利、と思いきやそうでもないのです。樹によってはイイ感じだけど、ハウス全体でその割合はまだ・・・。
樹全体の3~5割の枝が「誘引オッケー」状態になっていたら宜しいそうです。
3~5割。ということは、5割で見たい。
具体的な数値を出されると、安全率最大で採用したくなる私の保守的な部分が全開しました。
そういうこともあって、あんなに切望していた誘引は、自ら遠ざける気持ちになれました。先生、ありがとうございます('◇')ゞ

2020/05/13 Wed 晴 一大事

ちょい不足品を買い出しに行った夫から電話が入って、何事かと思ったら。
「XX(某資材)、コ〇リで××円で売ってる」
報告でした。
某資材:XXに付きましては、冬の予約まとめ買いの購入リストに入っていて、もう手元に届いてもいます。
それが、まとめ買いした金額よりソコソコお得な値段で販売されているそうです。さすがコ〇リ。
覆水盆に返らず。苦渋を飲む以外、どう仕様もありません。
「もう1個、買っとこっか」
とりあえず気を休めるため、買っときました。

2020/05/12 Tue 晴 弱肉強食

一昨日の夕方だったか、作業場の前にカゲロウのようにな羽虫が集団で飛散していました。
少し大きいけど、蚊のような気がしたので、努めて近寄らないようにしていたのですが。
見事に刺されまくってしまったようで、翌朝見ると左腕内側に無数の湿疹が出来上がっていました。
もう、蚊が大量発生し始めています。恐ろしいです。
あと夫が梨等の摘果をして、おそらく毛虫系に食された実を発見。
自然が敵になる時期がやってまいりました・・・。

2020/05/11 Mon 晴 エンドレス摘穂

摘穂しています。
たくさん付いてしまっている花穂を落としていく作業です。
オーロラブラックが特にたくさん付けてくれます。
しかもご丁寧に、先週処理した箇所もまた新たに生やかしてくれている・・・。
珍しく鉄棒チャレンジのカエルさんが居て、暑い中疲れ切った私を癒してくれました。

2020/05/10 Sun 小雨ときどき曇 今日の逸品

強力な磁石を手首に腕時計のように巻いた構造の“はさみキャッチャー”。
手からちょっとだけはさみを離したい時にすごく便利。ちょうど今ぐらいから使い始めます。
お気に入りアイテムなのですが、鉄管仕様の第1畑で作業すると、バンバン手首が吸い付けられます。
今年もさっそく引力に負けずに作業していたら、はさみキャッチャーの磁石部が外れてしまいました。
すぐハメ直したのですが、またすぐ引き剥がされた。今回のはさみキャッチャーはちょっと弱いのかも。
もともと3年ほど前に勝沼で購入したのですが、いくつか壊れたり失くしたりしたので新しいものを色々求めたものの結局見つからないので昨秋わざわざ勝沼を再訪して得た大事な逸品です。
そういうわけで購入チャンスも少ないので、自分で直せるようになろうと思うのでした。

2020/05/09 Sat 曇か雨 この頃はやりの

来週後半くらいから怒涛のぶどう作業に襲われそうなので、その準備のため、私は今日は自宅で作業です。
在宅勤務です。ようやっと私も時代に追いついた。
PCで資料を作っていると、兄犬が激しく構って攻撃を仕掛けてきます。
なるほど、これが噂のリモートワーク下におけるペット圧力かと体現。
というか、妹犬はさっぱりなのに、兄犬がホントしつこいくらいアピールしてきます。
年始に病気をして以来、すっかり赤ちゃん返りしてしまった11歳です・・・。まぁ可愛いんだけども。

2020/05/08 Fri 晴 誘引したい

一番早いサイドレスハウスのシャイン様の内、最も早い先っちょ辺りの枝が、誘引線に余裕で到達しています。
その姿はまるで、私を誘引に誘うかのようです。
去年までの私なら、みすみすとその罠に掛かり誘引してしまっていたことでしょう。
しかし今年の私は違う。過去に学び、ここで誘惑に乗るとどうなるかようやく覚えたのです。
亜主枝の内のほんの数本を誘引すると。風で揺れた時など集中してそこに負荷が掛かり、枝が折れやすくなるのです。
なので、誘引したい気持ちはマウンテンマウンテンなのですが、ぐっと堪えて、たくさん誘引できるまで、少量の誘引は控えなければならないのです。
あーでも誘引、熱烈にしたいなー。

2020/05/07 Thu 晴 遭遇

芽かき中、今年もしばしばカエルさんに遭遇します。
緑の、小さいカエルさんです。でら可愛い (*´∀`*)
でも、落とすつもりの葉に乗っていたり陰で涼んでいたりすると、逡巡の挙句、遠慮して切らずに過ぎてしまうことも。
カンケーないけど、今日触った葉の上に、大きい茶色いバッタが乗っかっていて、お互いビビりました。

2020/05/06 Wed 曇 ご褒美

黙々と芽かきをしています。
この後、誘引やら摘芯やら花切りやら粒間引きやら、ひたすら黙々と作業する運命ではありますが。
シーズン初めなので、まだ黙々がちょっと苦痛。
そこで、まだ若干余裕もあることだし、しばらく黙々作業を続けたらサイコーなご褒美を用意しました。
ぶどう樹の荒皮剥きです。
丁度良い年齢に達した若木の荒皮は、気持ちよいくらいツルツル剥げる。新陳代謝の悪い老木と私では、こうはいきません。
黙々と列に沿って芽かきして、一定の間隔で巡り合う幹の皮を剥く。
これぞ、至極のぶどうライフではありませんか。
※荒皮剥きは3月の作業ですが、剥き損ねた皮が剥いてくれと言わんばかりにささくれだっているので衝動を抑え切れないのです。

2020/05/05 Tue 晴 暑くて辛い

暑い中、黒土露地で芽かきしていたら電話が鳴って、Nハウスに居る夫からで、巻上げの巻き方が逆だと叱られました。
外巻に巻かなきゃいけないのを、内巻に巻いていたようです。(図参照)
Kハウスでは決して間違えないのですが、Nハウスは上が見づらいので手元のグルグルが時計回りか反時計回りか、覚えておくようにしていたのですが、1年たったから忘れたようです。
1本おかしくなったというので、夕方合流して、私が上がって手で直してあげました。
初めに夫が怒っていたので、ナメられちゃいかんと、そもそもあなたが巻き上げてくれれば良かったのにとキレ返してみたら、暑さでおかしくなってると思われたのか相手にされなくなりました。
あと、もう蚊が出始めてて、ホント暑いの辛い~ (_Д_)

2020/05/04 Mon 曇ときどき晴 静けさに狂気する

色々あって、黄金週間とは思えない町並みです。
車が少ない。近くの中国自動車道を行く車も少ない。圃場近くのノース・ヴィレッジも休園している。
静まり返った、穏やかなホリデイウィークです。
なんだけど、こんな平和な日に何故か2件も自動車関係のアクシデントを目撃してしまいました。
我らも仕事があるため通り過ぎたので、どちらもその後や原因が分からない。
幸い、多分、怪我人等は出ていない、小さなアクシデントだと思うので、調べても情報は上がっていないと思います。
調子の狂う、平和な休日です。例年のうるさいくらいの休日が恋しい・・・。

2020/05/03 Sun 雨 カモミールの花言葉は逆境に耐える

数年前、不要になった幼いぶどう樹やHCで買ってみたぶどう苗を好きにして良しと夫に了解もらったので、垣根仕立てにした(趣味)ものがあります。
別の私の趣味のため、親切にも夫が立ててくれた支柱を利用して仕立てたのですが、問題がある。
雨除けが付けられない。
とうとう去年、恐れていたことに病気の葉が出てしまったので、どうしようとオロオロしていたら雨が少なくなったためか自然完治してくれました。
夫は、趣味なんだから、病気になったらなったで仕方ないんじゃないと言うのですが、私の気持ちが収まりません。
せめてもと、心配アピールで、余ったビニールを用いて、遥か上方にちょいと気持ちだけ被せてみました。
「・・・雨、防げないんじゃない?」
と、夫はもちろん、立ち寄ってくれた普及センターの先生も開口一番おっしゃいました。
設置後、初めての雨が今日だったのですが、ビニールの上には雨が溜まっています!
ということは、その下には雨が注がないはずだ!
けど、枝を見てみると、濡れてっぽい。というか、しっかり濡れてました。
しかし! 心配しているという私の気持ちは樹に伝わったはずです!

2020/05/02 Sat 晴 遅霜と芽かき

例年通り、とりあえずサイドレスハウスの安芸から芽かきは始まります。
オーロラブラックも劣らず早めなのですが、遅霜被害が見られるため、様子見でちょっと置いています。
去年は5月の連休明けに遅霜が発生して、温度が下がりやすい立地のぶどうが幾つか被害に合ったのですが、少量なのでなんとかなりました。
今年は、4月末まで最低気温が上がらず、ズルズルと遅霜注意報が発令される日々が続き、徐々に徐々にという感じで被害が増していったような状態です。
それで、被害の回復した圃場もあるのですが、様子を見てから芽かきに入ったほうが良さそうな圃場も出てしまっています。
安芸も、ほんのちょっとですが被害を受けているのを発見。
茶色くなった葉や、萎びた芽は本当に可哀想です。寒かったのね・・・。

2020/05/01 Fri 晴 しかしアナグマはぶどう農家の敵

先日、走行中に豊久田で道路を横切るアナグマを目撃。
夫に強烈な印象を残しました。
私より多くの野生動物に遭遇している割に、アナグマはほぼ初体験だったようです(私は年1回のペースで見ている)。
そして今日、やはり豊久田を走行中に、道路と並行して散歩のようにトボトボ歩くアナグマを発見した夫の興奮ときたら如何ばかりか!
ゆっくり並走して、奥に入ってしまったので、まず助手席の私が追跡したのですが、夫が駆け付けた時には側溝の中に消えてしまいました。
あの、だっぽりしたお尻を揺らしながらポツポツ歩む体躯と来たら、まさにうちの兄犬そっくりです。
そこそこ観賞を漫喫できたのでご機嫌な夫。
アナグマ鍋って美味しいらしいよ、というブラックジョークも冴えわたります。