2019/12/08 Sun 晴 ダルい時

もう凄くダルい時、私は食事を作るのを拒否します。
何が悪い。
栄養とか塩分とか考えなくちゃいけないのし、LDLコレステロールを低くするのが今の私の使命なのですが、関係ないときがあります。
そういうわけで、冷食とか冷蔵惣菜に生かしていただいた今夜。
「最近のこういうの、凄く美味しくなった-」
と感嘆する夫。企業が腕を上げたのか? それとも夫の舌が落ちたのか?

2019/12/07 Sat 晴 柔らかい土

Kハウスのホーレー作業をしています。
長年耕された積み重ねのおかげで、土がすごく柔らかい。
ホーレーが吸い込まれるように沈み込む箇所もあります。
お陰で非常に作業の進行が早いです。
今日は少し早く作業を切り上げて、冬の花を買って帰りました。
花を植えるのは久々です。ようやく、落ち着きが戻ってきました・・・。

2019/12/06 Fri 晴 ぶどう農家民話・カラスと猟師

そこに、カラスが居ました。
むかしむかし、ではなく、ただそこに、カラスが居りました。
猟師はカラスを、ファインダー越しにずっと見つめていました。

カラスは残虐な行為を繰り返しました。
生まれたばかりの子猫を弄んだり、牛舎の牛の尻を突いたり。
悪意を表さぬほどに純粋に蛮行を、高らかに笑いながら行うカラスを、恐怖を持って見つめていました。
村人はそんなカラスを始末してくれと、猟師に依頼していました。

しかし一方、別の一面も見つめていました。
雛をしきりにあやす笑顔、番(つがい)の体調を気に病む表情、カラスの誓盟発表会で緊張して声を上ずらせた姿。
愛しむべきカラスも知ってしまったのです。

何故このカラスを殺さねばならないのか。
カラスはただ生きているだけ。生きることとは、愛し愛される反面、憎み憎まれること。
カラスを憎む村人は誰からも憎まれていないのか。誰をも傷付けていないのか。

猟師はカラスを殺すことができなくなりました。しかし、村人は猟師を責め立てます。
カラスは猟師の存在を察知し、猟師を憎み始めました。しかし、猟師はカラスを愛していたのです。
村人の責め苦に耐えかねた猟師は、銃を渡して告げました。
カラスへの憎しみを、私に向けて晴らしておくれ。

だから、しばし人はカラスを憎むことを忘れています。
カラスも猟師のことを忘れ始めています。
だけれど時折、数匹のカラスは遥か遠くから向けられた愛おし気な視線を思い出すかもしれません。
思い出し、ファインダー越しに向き直るのかもしれません。
その瞳は、罪に侵されながらも、愛に満ち溢れているのかもしれません。
少なくとも、私はそう願っています。

2019/12/05 Thu 晴 匂い

急に寒くなったからか、露地ぶどうの葉が一斉に落ちて冬度合いを高めています。
私も慌てて、冬用の作業上着を押し入れの奥から引っ張り出しました。
帰宅して、ハンガーに掛けていたのですが、近くを通った夫が「なんか変な匂いがする」と。
探求の結果、私の上着と判明。
「押し入れに入れたままだったからカビ臭いんだよ。コレ掛けるよ~」
と、ファブリーズしてくれました。
私はそのケミカルな霧吹きがあまり好きでなく夫担当なのですが、今回はグッジョブで助かりました。
それにしても、ちょっと変な匂いがするとは思っていましたが、カビ臭だったのか・・・。

2019/12/04 Wed 晴 至高のオリンピック

後悔はしたくない。
勝央町の出雲街道沿いに、“滝川”というホルモン屋さんがありました。
営業中に前を通るといい香りがして、今度行こう、と誰しも思うそんな店でした。そして周囲のリアル口コミも、気持ちを後押しするものばかり。
いつも駐車場は盛況だったので安堵して、いつか行こう、いつでも行けると思ったのが仇となりました。
夏に、閉められたそうです。経営者サイドの事情で・・・。
詳細は記しませんが個人的なものだそうで、こちらに来てから類似の理由での閉店を幾つか耳にしています。
行っておけば良かった-!
と、つくづく痛感。骨身に沁みて痛感。バカバカ油断して私のバカ-!
というわけで、どんなに繁盛していても、閉める時は閉めてしまわれるのです。
だから、行きたいと思ったらためらわず行かなくてはいけないのです。

なので、同じく出雲街道沿いの、津山市の勝央町寄りにある喫茶:『オリンピック』に行ってきました。
かなり以前から気になっていて、お客さんもコンスタントにいらっしゃる様子も把握していて、だけど行かなかったのは。
田舎の喫茶店はハードルが高い。
入りづらいのです・・・。でもとうとう今日、勇気を出して入店してみました。
意外にフツーの、地元密着型喫茶店でした。(だろうね)
愛知に住んでいた頃、地元型喫茶店を見つけてはよく入ってみたものですが、それを思い出して懐かしかった。
コーヒーを頼むと、ちょっとしたお菓子を付けてくれるのも愛知と一緒でした。
ちょっとお話しさせていただいたら、りんごと昆布茶も付けて下さいました。
入って良かった。温かいお店です。TVの旅番組とかで入店して日本中に放映してもらいたい温かさ。
日本から、こんなお店が消えてしまわないことを切に願います。ビバ・オリンピック。
一見敷居高めですが中は拍子抜けするほどフツーです

2019/12/02 Mon 雨のち曇 かりん初調理

先日、かりんをいただきました。
実は、実物をまじまじ見るのは初めてで、のど飴の袋に描いてあるイラストのイメージしかありませんでした。
さっそく蜂蜜漬けにしようと、まず半分に切るのですが。
まさかの、すごい硬さ。ちいさいのに、カボチャ並みです。知らなかった。
覚悟ができていなかったのでしばし難渋し、かりんに包丁が突き刺さった状態のまま一進一退もできず。
万事休すとはこういうことか・・・と諦めかけた時、ようやく貫通させるに至りました。
あとは切り刻んで瓶に詰めて蜂蜜漬けに。
一ヶ月もしたら、お湯に溶いて飲めるはず。楽しみです☆

2019/12/01 Sun 晴 第2畑終了

遅々として進んでいなかったホーレー作業が、ようやく第2畑分終了。
開拓地の第1・2畑の土が固くて難儀なので、これさえ終われば後は安堵です。
身体を動かせばすぐ暖かくなるものの、日中も肌寒くなってきました。
まだやりたい作業がたくさんあるのに、もう12月です・・・。