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2026/06/30 Tue 晴 不毛な戦い
畑の奥の方で作業していると電話が鳴りました。見ると、畑の入り口辺りに居る夫からです。
「ヒヨドリ来てるよ」
ブラックベリーを食べにヒヨドリが来ている、と教えてくれたのです。
教えてくれるのはいいのだけどその前に追い払ってくれてもいいのではと思いつつ、急いで駆けて行って、ブラックベリーゾーンに辿り着くと大声を上げて追い払いました。
ヒヨドリは、ツガイで来ていました。私に驚いてすぐ逃げた。
ネット等の対策は来年にと諦めたので、最近は『喰われる前に採る』作戦で速やかに・時には完熟を待たずに収穫しています。ヒヨドリ、ごめんよ。
おかげで所々赤い実ばかり
2026/06/29 Mon 晴 ある物は使う
袋掛けが始まっています。
暑い中、皆で黙々とぶどうに袋を掛けるのです。
房に固定する用に針金が入っているのですが、刺さったり当たりが悪かったりで指が痛くなることがあります。
私はさすがに慣れたけど。人によっては初日から痛くなることもあります。
なので、テーピング代わりの絆創膏を用意して備えているのですが、幸い今年はまだ誰も使っていません。
手持ち無沙汰で物足りないので、作業前に既に付いていた傷に貼ってもらったりました。役に立って良かったです。
2026/06/27 Sat 晴か曇 次の季節へ
雨が止んで本当に粒間引きが終わって、次への準備の今日。
やりたいぶどう作業もたくさんあるのですが、夕方の小一時間ほどその他ゾーンの草刈り・手入れをしました。
多忙期に気持ちだけチャチャっと草刈りを2度ほどしたのですが、雑草の勢いが強すぎて焼け石に水でした。
そして今日も最低限作業しか出来ず、やりたい時期って一時に集中するのがホント悔しいわー。
それでもブラックベリーが少し収穫できるようになっていたので喜んでいたら、夫が「ヒヨドリ食べてたよ」と爆弾発言。
ヒヨドリ、去年までスルーしてくれてたのに美味しさに気付いてしまったのか・・・。
やがて、敵と戦う日々が始まるのです。
2026/06/26 Fri 雨 止まない雨はない
結構な土砂降りの中、露地トンネルの中で最後の粒間引きをしました。
トンネルという傘があるとはいえそこそこ降りしきる雨の中の作業という、できれば避けたい状況下で想い返されるのは過去の更に酷い状況での粒間引きです。
横殴りの豪雨に負けて避難したこともありました。ぬかるみと多量の雨水で長靴が意味を為さず避難したこともありました。
今日は、全然マシです。とはいえ、雨の中の作業は嬉しくないのです。仕方ないけど。
やっと終わって良かったねーと喜んだ矢先、別の場所であとちょっと残っていたのを思い出しました。もうそこは少しだし、明日やります。岡山県北は明日は雨が止むそうです。
2026/06/25 Thu 雨 ただ、倒れ込むだけ
ぶどう、もうあと少しのところでしたが、結構な雨の予報で今日は休みに。
こういう時、見極めが難しいです。
前の晩から複数の天気予報を比べたのですが、結構違ってて悩みが増しました。こんなに違うとは、と驚きました。
結局休みにして自宅に居たのですが、溜まっている家事と事務作業をと思ったのに、どっと疲れが出て体が動かず半分もできませんでした・・・。
2026/06/22 Mon 曇ときどき雨 すぐそばの野生
昨夜、初めて自宅近くでキツネを目撃しました。
貧弱な体格だったので猫かと思ったのですが、歩き方が違くて、よく見たらキツネさんだったのです。
自宅近辺では他にアナグマを一度だけ見掛けたことがあったので不思議ではないのですが、身近に居るんだなーと再認識しました。
こんな時、以前住んでいた関東の新興住宅地で、地の人が「家の近くにタヌキが出る」と言っていたのを思い出します。
まさか、と半信半疑だったのですが、今なら心から信じられます。疑ってゴメン。
2026/06/20 Sat 雨 きっと皆雨が苦手
就農して野の生き物とふれあって、最近私は気付きました。
ナメクジは、実は雨が苦手なのです。
塩で死んじゃって水で生き返るみたいだから、水大好きと錯覚しがちですが、多分フツーに雨は苦手だと思います。
畑の簡易トイレの個室に、雨の日になるとナメクジが寄ってくるのでそう理解するようになりました。
今日は朝から雨で、家を出る時に自宅の外壁を何気に見ると、ヤスデがたくさん留まっています。絶叫する夫の横で、私は確信を強めました。
ヤスデも雨がキライ。だから、軒の下の雨が当たらない壁に避難しているのでしょう。
生き物は皆、雨が苦手。水はもちろん有難いけど、上から大量に被ってくるのは嬉しくないのは一緒なのです。
というわけで、大雨の今日は我らはハウスで作業しました。
2026/06/19 Fri 曇 シンクロニティ
昨日から暑さが舞い戻って来て、過ごしやすい日が続いた後なのでひときわ辛いです。
何故か最近、こちらから話していないのに「飼ってた犬が死んじゃって」と話してくる人に会うのが続いています。呼ばれているのか。
その方々が続けて言うのは「もう飼わないつもりだったのに、やっぱりまた飼っちゃった」。
導かれているのか・・・。
2026/06/17 Wed 晴か曇 カラスは賢い
豊久田から黒土に戻る山道(片道一車線)を車で走っていました。
我々の前には珍しく複数の車が連なっていて、対向車線は皆無でした。
そんな対向車線のはるか前方の中央に、一羽のカラスが佇んでいるのが遠目に分かりました。
前方の一番先頭の車からカラスに近付いて行って、一台また一台とカラスの脇を通り過ぎて行きます。そして我ら。
カラスは微動だにしません。
「対向車線には絶対来ないって知っているんだね」
と夫と感心していました。
ルールを守るヒト族が賢いはずですが、なんとなくカラスさんの方が賢く感じてしまう不思議よ。
2026/06/16 Tue 晴か曇 ダブルでギリギリ
今日の、瀬戸ジャイアンツの2回目ジベで全ジベ終了です。
2回目ジベはジベマシーンで行います。すぐ乾くとイイので午後など暑い時がおススメ。
というわけで、午後に、妖精さんは午前のみだから私が一人で行いました。
別の圃場に行く夫に車で途中まで乗せていってもらい、帰りは何時に迎えに来ると決めて作業始め。正直、楽勝で余った時間にすることも頭に入れていましたが。
終わらない。ジベ量を甘くみていました。
ようやく最後の一群に達した時、お迎え時間の50分前。ギリ終わるかも、なので「遅れる」電話をためらいます。
更に、ジベ液がこれまた微妙な残り具合。しかし追加で作ると最後のジベなのに膨大に余ります。
時間と溶液の縛りに捉われ苦境の作業でしたが、どちらもホントギリギリで終えられました。液などもうあと3房あったら厳しかったレベル。
ちなみに速乾が求められる中、日も傾いてきてしまいましたが、補うように風が圃場を巡り始めてくれました。乾燥の助けになってくれるハズ。ジベ神様、ありがとう(人´∀`)
2026/06/14 Sun 曇 今週が山場か
勤めている頃、仕事が佳境にかかると夢でも仕事しているものでした。誰しもそんな経験をしたとよく聞きます。
粒間引きは今週が山かなーとなんとなく予想していて、ちょっと追い込んでいる状態なのかもしれません。
夫が夢でぶどう作業にうなされたと哀しそうに語り始め、私はなんか見たような気がするのですがそもそも覚えていない。夢の記憶を奈落の淵に落としてしまった空虚さが残るばかり。
今日は涼しくて作業しやすく、夕方などは肌寒いくらいでした。
しばらくヒトに優しい気候が続いてくれないものかとただ祈るばかりです・・・。
2026/06/13 Sat 晴 皮を剥ぐ
最近、たわむれにぶどう樹の皮をいじったら下から虫が出て来たという成功体験が契機となり、妹犬がやたら木の皮を剥ぐようになりました。
剥いでも大丈夫な皮なので樹の方はいいのですが・・・。
数年前、妹犬がお尻から微量の血を出したことがあり慌てて病院に連れて行ったら、分かる限り健康体なのでおそらく小枝など尖ったものを食べたせいではないかと言われたことがありました。
口にした木の皮を食べてしまってまた血を出したら怖いので、それはそれは器用に剥いで楽しそうなのですが、止めるようにしています。
2026/06/12 Fri 晴 その痛みは
昨夜、肩が痛かったのです。
私は肩コリを経験したことがないのですが、おそらくそれではなく単純に痛いだけ。
なんだろう、前日のジベ2回目で使ったジベマシーンを肩からぶら下げていたからかなぁとこじ付けで納得しようとしていました。
今夜も肩が痛み、それで分かりました。
露地ぶどうの枝下ろしをしていて、腕を上げる時間が長いのです。これが原因です。
良かった、五十肩じゃなかった・・・と安堵しましたが、これまで同じことをしていてこんな症状が出たことなかったので、やはりちょっと怪しいです。
2026/06/11 Thu 晴 野生動物の襲来
先日圃場内で小動物の痕跡が確認されたばかりの豊久田の露地畑。
今日は、その外側の地面で掘り返した跡が確認されました。イノシシです。
あと、近くで木の枝が折られていましたがこれもヤツではないか。
去年はイノシシ情報が少なかったのですが、今年はその反動なのでしょうか。
ところで、越してきて初めて自宅の庭で(おそらく)猫のフンを見つけました。
野生猫が侵入しているのは知っていましたが、排せつされたのは初めてです。
雄犬が居なくなって雌犬だけになったから、ナメてかかっているんじゃないだろうか。負けるな、うちの妹犬。
上手く撮れてないけど踏み荒らした跡があります
2026/06/10 Wed 晴 涙の粒間引き
粒間引きをしていると、涙が出てきます。
哀しいのではありません。嬉し涙でもありません。多分、ドライアイです。
一昨年ドライアイと診断されて一応治ったらしいのですが、怪しいので市販の目薬を絶やしません。ドライアイの原因は、加齢と秋の作業場でのエアコン直撃と睨んでいたのですが。
ただ純粋に、加齢だけかも・・・。
加えて今回のは、粒の数を数えながら粒間引きするので、まばたきの回数が激減しているためだと思います。
今日も私は、涙を落としながら粒間引きをします。
そんなぶどうは、塩気が効いて甘さが際立つかもしれません。
2026/06/09 Tue 曇 時には無様な恰好で支えてる
うちのアルミ踏み台は25センチなのですが、一つだけ別用のため求めた35センチのものがあって、それは今はあまり使われていません。
その上、夫がなんか機械で踏んで、足の一部が少しゆがんでしまっています。まぁ使えるからいいのですが。
粒間引きで、高い所にある房は踏み台を使っても見上げる形になりやり辛いので、思い出して35センチの踏み台を使ってみたところ大正解。
とてもやり易いです。ただ、乗る時に意気込みが必要なのが難ですが。
足がゆがんでいるのもどうかと危惧していましたが、ただでさえ転びそうな斜面での作業では、逆にゆがんだ足が踏ん張っているようで頼もしさを感じます。イイね!
ただ、あとちょっと重い・・・。でもこれから年を取って縮んでいくだろうなので、今のうちに慣れておいたほうがいいのかも。積極的に使っていきます!
2026/06/08 Mon 曇のち雨 取捨
早いぶどうから、ジベ終了後の粒間引きに入っています。
ジベ前の花穂整形の時もするのですが、このタイミングでも房数調整をします。
ぶどうは、全ての枝に必ず房を付けるわけではありません。ぶどうの質を保つため、適切な数に抑えています。
またもちろんですが、一枝に付けるのは一房のみです。複数は付けません。
作業の進行に合わせて房を付ける枝を減らしていきます。房を落としていくのです。
花穂整形時の房落としは、房がまだ『花穂』であり小さいのでさほど痛みは感じません。
しかし今回の、粒間引き前の房落としは、ミニぶどうの様相を呈しているのでその度に心が痛むのです・・・。
良い房ばかりで脱落の決め手に欠く際など、皆を進級させてあげたい誘惑と必死に戦います。
戦うけど、時間も無いので次第にマヒして片っ端にやっつけます。
でも時折、思い出したように胸が痛むのです。まぁ育っても喰われちゃうんだけどね。
2026/06/07 Sun 雨 根源的な問い
雨だけど粒間引きを怠るわけにはいかないので、ぶどうにはトンネルという雨よけもあることだし、カッパ着て作業しました。
時々こういうことがありますが、さすがに横なぐりの雨の場合は中止します。(今回はGO!)
黙々と粒間引きをしていると、枝と枝の間に微かなレースのような模様が。
クモの巣でした。よく巣を張られるのです。今回のは家紋が入っているタイプで、毎度ご苦労様と思わずにいられません。
家主はどこだろうと見回せど、見つからず。張ったばかりのようなのにもう空き家なのかと呆れたのですが。
しばらくして気付きました。クモ、雨だからもっと安全な所に避難したのでは?
クモすら退避する雨天の日。それでも働くヒト族。進化とは。
2026/06/06 Sat 曇ときどき晴 降臨
豊久田の畑に行っていた夫が、黒土作業場に戻ってくるなり自分のスマホを見せてきました。
こういう時は、大体良くない物が写っています。
今回は、何者かの大きいモノでした。
「イノシシ?」と怯えて訊くと、タヌキ等の小動物らしいです。場所は、私が昨日行った畑なのですが、大きいモノは新しかったそうなので私が帰った後のことなのでしょう。
甘い物好きの小動物が「そろそろかな?」と様子を伺いに畑を訪れて、まだまだだったから腹いせにした、みたいな感じでしょうか。
今年もそろそろ電柵の用意をしないといけないです・・・。
2026/06/05 Fri だいたい霧雨 因果を呼ぶもの
夕方、作業場に戻ってきたら妙な臭気を感じました。
なんだろう。一日雨だったから、湿気が嫌な匂いを呼んだのか。
明日も妖精さん達がみえるから、嫌がられては哀しいので帰り道に消臭剤を買うことに。
しかし、ドラッグストアまでの道のりで私は気付いてしまいました。
匂いの素は、夫なのだと。正確には、今日夫が来ていたカッパなのだと。
下ろしたばかりの新品のカッパなので、つい室内に吊るし干ししてしまったのですがそれが原因でしょう。
新品なのに、匂うんだ。なんて因果だ・・・。
まぁでも、消臭剤のひと吹きで明日は快適な作業場に生まれ変わることでしょう。
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2026/06/04 Thu 曇 略していこう
作業場から畑への移動中、妖精さんが気付いて「『のぼり』、忘れた」。
『のぼり』とは、我らのツール『こいのぼり』のことだね。略したのね、若い感じでイイね!
『こいのぼり』は五月の節句の巨大モニュメントではなく、それを模した作業目印です。いらなくなったパッカーで私が作っています。
それを『のぼり』とは。しかもイントネーションが上がり方向です。ザ・ヤング的な発語です。
内輪で流行らせようかと画策しながら作業場の夫に「『のぼり』ちょーだい」と声掛けると
「はい、『こいのぼり』」
若返りは無理かもしれない・・・。
2026/06/02 Tue 雨 花切り行
台風注意とお触れがあったので、妖精さん達は今日は控えてもらって、でも作業は進めないといけないので私と夫だけで畑へ。
遅いぶどうの花穂整形(花切り)の期限が迫っているので、黙々としていました。
雨だけど幸い風はないし、露地でもトンネルがあるので作業に支障はないのです。
誰とも言葉を交わさず花切りに打ち込んでいると、時の経つのも忘れます・・・。耳に入るのは雨音だけ。まぁ時々遠くで夫が何事か叫ぶことはありますが、静寂の中でただひたすら一つのことにのめり込むのは、写経のようで心穏やかになります。
『花切り行』と銘打って瞑想イベントとして稼げるのではと思うくらいですが、誰かにしてもらうと横で「長い」「短い」とチャチャ入れてしまうので、それは無理だなぁと気付くのです。
というか、花切りしながらつまんない事考えてたなぁと自分ながら改めて思いました。でも花切りは楽しいです。
2026/06/01 Mon 晴 長閑の畑
黒土畑での作業中に妹犬が休憩所の中からワンワン騒ぐので、お手洗いかなと出してあげると皆が働いている第一畑にまっしぐら。
そして、自分も仕事なのと言わんばかりにイキモノを探すのです。
いつも簡単に見つからないのが、この時はたまたまトカゲさんに遭遇して大ハッスル。
しかし犬の視力はどうなっているのか。すぐ見失って、私が教えてあげるとまた発見するのですがすぐ見失う。標的から目を離すな!
トカゲもトカゲで、敵を撒いた機会を生かして遠くに逃げればいいのに、バカみたいに犬の前に舞い戻って来ます。キミ達は遊んでいるのかい?
遠くて見ていた妖精さん達が「そんなに尻尾激しく振ってるの初めてみた」と笑っていました。長閑な風景です。
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