2015/08/07 Fri 晴 出荷準備

津山生活における農業生活(夏)は下記のようになります。
 朝 :津山から勝央へ出勤(車で30分程度)
 午前:黒土畑か豊久田ハウスで作業
 お昼:黒土作業場で昼食
 午後:涼しくなるまで作業場で休憩
 夕方:黒土畑か豊久田ハウスで作業

日中、作業場はめっちゃ暑いです。暑い中、私は昼寝できましたが。
出荷準備がとんとんと進んでいます。焦ります。
Made in 北欧の作業場。でも暑い

2015/08/06 Thu 晴 安芸の出荷時期について

安芸をハウス主Kさんご夫妻に試食していただきました。
糖度は充分ですが、少し酸っぱさが残っているとのこと。酸っぱいかな~、私は分からないんだけど。
酸っぱさを感じるには個人差があって、酸っぱいのが好きな人は気づきにくいんじゃろ、だそうです。確かに、レモンとか好きです。
でも、私みたいに気付かない人もいるし、少しの酸っぱさだから、出せるんじゃないかって。
その後、普及センターに別件でお邪魔にあがったので、試食していただくと、ほぼ同意見。
最後にJAの担当のお姉さんに食べていただきました。彼女が×と言ったら、ダメなのです。
結果は、あっさり○でした。良かった~
あさってくらいから出したら、酸っぱさもより減じてより安心なんじゃないかと思っています。

ところで、瀬戸の枝切りをしていたら、間違って立派な房も落としてしまいました。
もったいないので食べてみたら、意外と甘かったので、糖度を測ったらでもまだまだの13.5。
これもついてに、色んな方に味見していただいたら、皆さんそろって顔をしかめていました。

2015/08/05 Wed 晴 引越の片付けなどしない

一昨日、先輩ぶどう農家Aさんに、瀬戸の枝切りをよく頑張ったけど、更にもう少し切ったほうが良いよと助言される。
昨日はさすがに無理だったので、今日は是非やりたいところ。
しかし、部屋中段ボール箱が溢れ、何が作業しようとするとその道具の場所が分からない状態。
けれど、うちの合言葉は 『ぶどうファースト』 ・ できるだけぶどう優先で行く、がルールです(昨日は引越が優先だったけど)。
午前早くに、ぶどう関係の資材屋さんに自宅にいらしていただいたき打ち合わせ後、エアコン取り付け業者と玄関鍵業者の対応をする夫を残し、ハウスへ。
夕方は畑にも寄って帰宅。夕食は、夫に買ってきてもらったもので済ましました。
昨日からずっと料理してないよ! 包丁すら使ってないよ! いいね!
さすがに明日は、部屋の片づけをして下さいと夫が頭を下げるので(彼には仕舞い場所が分からないそうです)、早めに仕事を切り上げてやるかもしれない。
犬sはまだ新しい家に慣れません

2015/08/04 Tue 晴 引越はキツかったが、素直に申し開きできない事情

正午前から引越が始まりました。
またサカイ。これで3連続サカイ。前回と同じ青年がリーダーで来ていて、「庭の荷物が減りましたね」とちゃんと記憶されている(それらは畑に行ったのだよ)。
暑いので、キツかった。と言っても、私は指示+掃除だけでしたが。
サカイの青年3人は、汗をポタポタ落としながら我らの過積載な荷物を運んでくださいました。
荷が多くてゴメン、真夏に引越してゴメン、と心の中で幾度も詫びる。
終了した夕方、ペットボトルを渡すと、「助かります! これからあと2件あるんです」 とおそらくガチで喜ばれる。
商売繁盛なのは良いけれど、もう彼らを働かせないで、サカイ!
私もヘトヘトなのですが、彼らを顧みると 「疲れた」 ととても言えません・・・。
犬sも引越がんばりました

2015/08/03 Mon 晴 引越前日、出荷準備に追われる

早朝からAさんのご協力をいただき、出荷の様子を学ばせていただく。
難しいです・・・。大丈夫でしょうか、というかやるしかないです。
その後、JAに行き出荷に必要な物品を購入してできたばかりの作業場に置いてきました。
午後はひたすら引越の準備。新居のご近所さんにご挨拶も無事すませてきました。
今日はとても疲れました。眠いです。部屋が引越モードなせいか、犬sが落ち着きなく、デリケートな方はとうとうお腹を壊してしまいました。ごめん。

2015/08/02 Sun 晴 糖度17.5を叩き出し慌てて支度

あさって引越なので、朝から荷作り。明日にしようとすると、すごく慌てるのです(前回経験済み)。
夫には普通に作業してもらって、昼食に戻ってきた時、ハウスの安芸を携えたので、糖度を測ってみました。
そこで出たのが17.5。
ピオーネの出荷糖度が18。安芸は16と後で知りましたが、その時点でも、出荷目前じゃん、と慌てる。
色付きの良い粒がその値で、そこそこの房の粒も測ると、それでも15.5。実際食べると、酸っぱさは全くなく、充分甘いです。
出荷は例年お盆の後くらいと聞いていたので、ここに引越をぶち込んだのに・・・。作業小屋も出来たばかりで、出荷の支度が全くできていない。というか、何が要るのかさえ分かっていません。
慌てて、先輩農家Aさんに連絡を取り、出荷の手順を教えていただくことに。
Aさんの出荷場に行って必要な道具や手順を教えていただきました。
実作業は、実際にされる様子を拝見したほうがいいので、明朝同行させていただくことに。
今年は普段より1週間くらい早くなっているとは承知していたのですが、ここまでとは想定していませんでした。
もちろん全ての房が出荷可能というわけではないのですが(とりあえず早いのから出す)、引越の片付けもそこそこに忙しくなるのは確実です・・・。

2015/08/01 Sat 晴 糖度8.5の瀬戸を励みに労働に勤しむ

『ジャングルのように伸び狂ったサイドレスハウスの瀬戸ゾーンの枝整理をする』の3日目。
前2日の歩みは遅く、ようやっと半分が終わったところではありますが、明日は引越支度に全力を注ぎたいので、今日中にざっと終わらせたいところです。
朝10時ごろ休憩していたら、隣の畑のAさんが、朝からあげていた水を止めに来るのが目に入る。
何気に見ていると、私の車があるからこっちに誰かいる、と認識しているようで、ハウス内のどこに居るのか探してらっしゃる模様。そこで、おはよーと言って出て行きました。
Aさんは現在、加温ハウスのぶどうの販売をされつつ露地の管理もされていて、超多忙なご様子。
でも、私の姿を見ると、切望されていた様子で、立て続けに助言してくれました。
 ・ハウスの屋根を開けた方がいい → ゲリラ豪雨とカラスよけのため、開けることに臆病になっていました
 ・瀬戸の枝切りを急いだほうがいい → Aさん側から見ると枝切りがほとんどできていない(反対側からしているので)
あと屋根は、うちはサイドレスだから横風も入るのでほどほどでいいかなと思っていたのですが、暑すぎるとぶどうもバテて根が働かなくなり水が回らなくなるよ、って。
瀬戸の伸びきった枝は、枝とその葉に養分が多く行ってしまうと、本当にぶどうの粒が大きくならないのだって。
これからの時期、粒を大きく甘くするために、水とそれを吸収する根の力が非常に大切になるそうです。
力説するAさんの話には、過去の経験が時折挟み込まれ、実感が伴っていて切実な気持ちになります。
気になっていたそうで、昨日など電話しようかと思っていたそうで、会えて良かったと言い残し去って行かれました。

危機感の募った私は、ハウスの屋根を開けて、全力で枝切りに猛進しました。
お蔭で、粗くではありますが、全瀬戸ゾーンの枝切りが終了。
夕方Aさんがいらした時は、「すごく出来たねぇ」 と誉められました。
労働の合い間、麦茶に加え、袋掛けモレした瀬戸の房を誤って切ってしまったので、まだ糖度8.5のそれをついばんで鋭気を養いました。
酸っぱいぶどうの味は何かに似ていると以前から感じていたのですが、分かりました。ソルダムでした。