2014/11/21 Fri 農業経営セミナーでいくつか発見

夫は、メーカー主催のユンボの研修(2日目・最終日)に参加。
今日は実技だそうで、ウキウキして出掛けて行きました。

私も今日は研修というかセミナーです。
先日、農業普及指導センターさん経由で情報をいただいて、夫が不在なので私だけ出席してきました。
経営もなにも、しつこいけどまだ農地すらないのに、と思ったのですが、時間に余裕のあるうちにと思って。

内容は大きく3つ。
 ・経営ゲームで経営を悟る
 ・地元銀行さんの経営についてのお話し
 ・商工会さんの経営に関するヒント

経営ゲームというのが、非常に参考になりました。あと白熱した。
各チーム(テーブル分けされている)で 『仕入 -> 製造 -> 販売』 を模擬的に行い、指定時間(1時間)後に残るお金を競うものです。
仕入・販売の自由度や、融資も可能、商品の金額がゲーム内に変更するなど醍醐味溢れています。
印象に残ったのは、事前に体験したという銀行の方によると、結局融資を受けずに進めた方が良い結果が出るようだということ。
実際にというか、融資を受けて開始した別のグループは最後は倒産してしまいました。
また、想定外の裏ワザも有り得るよ、ということ。異業種というか関係者以外の見方は時に新鮮で有効なようです。
ちなみに、うちのグループが優勝しました。全力傾けたからなぁ。

休憩中、同じグループの方々と話していて、美作市の方が多かったので、土地が無くて困っていると話したら、こっち来ればいいよーと歓待される。
美作も良い所です。
美作の老舗の奥様が、同じグループの人は彼女以外は全部よそからの新規就農者だったので、すごく喜び感動されていたのが驚きでした。
思わず、どうしてなのか訊いてしまったら、過疎へと向かっていると思っていた自分の土地がこんなに好意的に評価されているのが嬉しいとのことです。
それを伺って、私の方が嬉しかったです。
自分の中の偏見に気付いたのですが、地元の人は余所者を嫌わずとも事情知らずと軽んじる傾向があるのでは、と無意識のうちに思っていたようなのですが、こんなに歓待してくれるのだと知り恥ずかしくなりました。
土地の事で、地元の方々にこんなに良くしていただいているのに、すみません。
しかもその奥様は、新しい方が増えたらこんなコラボもできる、といくつかの案をその場で出されて、安穏とせず先を見越した経営を考えられているのにも感動しました。