2015/07/20 Mon 晴 病の正体

2週間ほど前、袋掛けをした時、瀬戸でいくつか気になる房があり、夫に声を掛けました。
房のうちの1~3粒に、白いコケみたいなのがうっすらかかっていたのです。
私は先日農大で教わってきたばかりの、『ベト病』ではないかと主張。しかし夫は、ベトではない、花粉じゃないかと相手にしてくれません。
解せないので、後で分かるよう印を付けて、袋掛けしておきました。

昨日、夫が瀬戸で妙な房があると告発してきました。
あーなんかこれ見覚えがある・・・あるよ・・・と思ったら例の白いコケ。そしてよく見ると、私が印をした房でした。
病気っぽい、と認定をいただいたので、誰かに正確なところを教えてもらおうと夕方の勝央ぶどう団地を彷徨って、Mさんの畑に行き着きました。
「うどん粉病だよ」
えーベトじゃないんだ。
「ベトはもっと、この(白いコケみたいなヤツ)足が長い」
そうです。なので、私も違ったし、夫も違いました。素人ってこんなもんです。
ちゃんと予防したのに・・・と夫は不満顔でしたが、思い出してみると、普及センターMさんに 「手でする防除はムラが出がち」 と注意される前の予防がそれに当たります。
ムラが出たのだと思います。やはり。
今後の対策をどうするかで意見が分かれるところだそうです(もう袋掛け全部やっちゃってるので再防除も困難だから)。
とりあえず、翌日、印を付けた房とその周囲を点検してから決めることにしました。

そして今日。点検の結果、周囲への飛散も少なく、袋掛けした時より激しく病気は進行していないようなので、しばらく様子を見ることにしました。
あとうどん粉病の場合、房だけでなく枝などにも異常が見られるそうですが、それについては発見できなかったのも大丈夫かなと思った一因です。
このまま収束してくれることを祈るばかり・・・でも、ぶどうって、本当によく病気にかかります。