2015/04/26 Sun 晴 無邪気に喜んでいた我ら夫婦の浅はかさよ

日中、畑で頑張っていたら夫が、「アンタ、楽しそうだね」と私に。そうかもしれない。
夕方、〆の作業としていつものように、ハウスの虫取り+芽かきをしていたら、葉の様子がおかしいのに夫が気付く。
すわ病気か、とハウス主Kさんを探して(Kさんの畑やハウスを当たると見つかる)尋ねると、見に来て下さって、芽萎えじゃないかって。最近の急激な天候の変化とか樹の調子とか、原因は確定できないけど。心配している病気では、この時期はないだろうとのことでとりあえず安堵。
しかしこのことを取っ掛かりに、我らのミスが次々と明るみになるのでした。

1)水をやりすぎ ~ 正直、ぶどうはあまり水を必要としないというのでどうかと思っていたのですが、夫が本当に嬉々としてしかしそれなりの節度を持ってあげているのでまぁいいかなと思っていたら、我らのペースはやりすぎだそうです。1週間~10日に1回2時間でいいって。予想外だったのは、苗木も同様とのことです。苗木は土に馴染んでいないからそれなりにあげるべきと思っていたのですが、甘やかして水をホイホイあげちゃうと、努力しないでももらえるものと根を張らなくなるそうなのです。深い・・・。
2)ハウスの屋根を下ろしても霜は防げません ~ 軽い霜対策にはなるのですが、重い霜は防げないって。逆に、空気が循環しないハウス環境では霜はできやすいとも言える。とりあえずこれからも夜は屋根を下ろしますが。
3)安芸クイーンが育ちすぎ ~ サイドレスは露地より2、3日早いというし、安芸は早いそうだからいいのだろうと無邪気に毎日その成長ぶりを楽しみにしていた安芸でしたが、早いと色づきに影響が出るそうです。ガーン。目っ茶、成長が早いのを嬉しくそして誇らしく感じていたのに・・・。露地と同じくらいがベストだそうです。屋根を早く張り過ぎたのです。
4)芽かきははさみで ~ ついつい手でもぎがちの芽かき。もぐと、跡がえぐれておおきくなるので、Kさんははさみでされていました。はさみのほうがやりずらそうですが、 「楽しちゃいかん」
5)防除のやりかた ~ 微妙な違いが幾つか。脱力でもう書けません・・・。

私は3)が目茶ショック。本当に成長ぶりを楽しみにしていたのよ~。
夫は1)に大いに凹んでいました。彼なりに節度を持って、でも水を遣るのが嬉しくてたまらないようだったのでちょっと可哀そうです。
笑顔で色々ご指摘下さったKさんですが、締めに、「農業は自然が相手だから、何があるか分からないので、1つ間違えたくらいでクヨクヨしないことだよ」と励ましてくれました。
JAの資材のお店の駐車場いっぱいに稲の苗が敷き詰められていました