2016/04/12 Tue 曇 遅霜対策といふものを

今朝の未明にかけて、やっぱり 0~-1℃に達してしまうそうなので、遅霜対策してみるか、ということになる。
安芸の芽吹きは去年の同時期。遅霜があったかどうか、私は覚えていないです。正直、そこまで意識高くなかった。夫は、気にしていたと思うのですが、覚えていない・・・。
発芽といっても、ちょっとだけしかしてないし、気温も-1℃だから意外と大丈夫じゃない? とも思ったのですが、今後のことも考えて、とりあえずやってみよーと昨夜の夕食時に緊急決定。
すぐ寝て深夜起きて家を出て、2時から作業開始。

遅霜対策には、主に3つの手法: 燃焼法・送風法・散水法 があるそうです。
① 燃焼法は、桃農家がされることで(私の中では)有名。畑でたき火みたいなことをして、煙で暖めることにより霜発生を防ぐやり方。
② 送風法は、お茶どころ出身の私は幼い時から目にしています。ファンで風を送って霜発生を防ぐやり方。
③ 散水法は、これは調べて初めて知りました。スプリンクラーを動かして常に一定量の水を当てることにより霜を防ぐやり方だそうです。

②は設備がないため無理。①は、用具を調達するのが今更困難。ということで、一番ピンと来ない、③を実施することにしました。
その詳しい理屈はググればいくらでも出てくるので割愛しますが、分かったよーな分からないよーな。
でも、「雨の日は霜は発生しない」 から大丈夫なはず、と自らを納得させました(そもそも雨が降る時点で氷点下ではないような・・・)。
初めにK1ハウスに行きスプリンクラーを枝と平行な高さに設置。
深夜の豊久田はハンパなく真っ暗で、怖い。つい、以前読んだオカルト物が嫌でも頭に甦ってしまう。
暗さのせいで、半時間以上作業に費やしてしまい、水を出してから黒土に着いたのが3時過ぎ。
こちらのスプリンクラーはほぼ丁度良い高さに上がっていたので、そのまま水を出してから、陽が出るまで作業場で仮眠しました。
6時過ぎ、太陽が昇って空気がやや暖かくなってから水を止めたのですが、それと同時に木に付着した水が凍りだしたので、それまでの不安と疑念がピークに達しました。
K1ハウスなど、つららが出来てしまいました・・・。本当に大丈夫なのか、この方法?
あと、暖房を付けても作業場は寒くて、私は風邪を引いてしまったようです。次は、燃焼法にしようかなー。