2016/09/28 Wed 曇と雨 オーロラブラック研修会in蒜山

今年度のオーロラブラック研修会(三回目)が、蒜山で開催されました。
蒜山。関東人には読めません。いーとこ「にらやま」。
私は1年かけて、「ひるぜん」をマスターしましたが、いまだに「山」を「ぜん」と呼ぶ不可解さには抵抗感でいっぱいです。
自宅のある津山市中心部から、車で1時間半(一般道)。
途中、何故か鳥取県に入ります。そして、岡山(真庭市)に戻る。

蒜山に農業研究所の高冷地研究室というのがありまして、そこは標高460m。
当初は野菜栽培における高冷地下の影響を研究されていたそうですが、近年ぶどうも開始。現在は、ピオーネ・オーロラ・シャインの3種を栽培されているそうです。
そちらの圃場を見学して、高冷地でも大丈夫! というのを確認(よく考えると私には関係ないけど)。

その後、近隣の農家さんの実際の圃場を見学。そちらに私は感激しました。
なんか小さいサイドレスハウスだなーと思っていたら、元々はミニトマトを栽培されていた野菜ハウスなんだそうです。
野菜ハウスの野菜を辞めて、ぶどうへ移行したハウスなのです。オーロラだけでなく、シャインもピオーネも植えていました。
できるんだ・・・でも、上部は開閉式ではありません(野菜ハウスだから)。
高冷地の蒜山だからできることなのか? と普及員の方に伺うと、それ以外の地域でもできるよ、だって。
ただ、サイドの部分(レスになってる所)を棚より高くする必要があるそうです。それで風の出入りを確保するのですね。
おおこれは! と衝撃を受けましたが、現・野菜ハウス持ちでぶどうを考えられる方には朗報であって、一から作るのであればやっぱブドウ向けハウスの方がいいのでしょうね。
でも、斬新さを感じまして、面白いモノを見たとホクホクでした。