新潟に住んでいた時、雪国の人は辛抱強いのだと聞きました。
これでもかと大雪が降るので、いちいち抗ってはいられない。辛抱して切り抜けるしかないからだそうです。
腰以上まで積もった上に更に降りしきる雪の夜、重い荷物を抱え歩いていた時に転んで(でも雪の中だから大丈夫)、あぁもうこのまま遭難しちゃえと思った自分は辛抱足りないなぁと痛感したものです。
あれから30年。ここんとこずっと、私はコツコツひたすらぶどうの枝を降ろして、切ったりしています。
延々それだけです。だって、仕事だから。皆そうですが、私も大人になりました。
でも、食欲不振の兄犬にご飯を手ずから食べさせるのは、こらえなければと分かりつつイラっとしてしまうこと多々。
世の中の幼児を育てたお母さん方、皆さんこれを辛抱してクリアされてきたのですね・・・。スゴい。
まだ修行の道半ばだと、日々教えられます。頑張ろう。