2019/06/29 Sat 曇のち雨 誓い

田舎には、農道というものがあります。
“農業用道路”の略称だそうです、なんで、意味的にはなんかそういうものです。
でも実際は、名前からイメージされるような道路ではなくて、むしろ、片道一車線だけど信号も殆どなくて、やたら走りやすい道路、というのが実状な気がします。
うちの周辺にもたくさんあって、鏡野町方面に行くのに便利な作州街道、赤磐市方面に行くときよく使う美作やまなみ街道などは広域農道ですが、普通の農道も数多くあり、とにかくいずれも『走りやすい』。つまり、スピードを出しやすいのです。
うちの黒土ベースから豊久田エリアに向かう山道も農道で、多い時は日に数往復します。
山の中を通るので、道路の脇はすぐ山ゾーン。色んな生き物が住んでいるようです。
鳥類はもちろん、シカやウサギやハクビシン、夫はリスも見たそうです。野生動物以外では、猫もよく見かけます。
たまたまかもしれませんが、最近、轢死した小動物をよく見かけるような気がします・・・。
そういえば、農道以外でも見かけるので、スピードの出し過ぎが原因ではないかもしれませんが、胸が痛みます。
害獣など、農家ならばイイ気味と思うべきなのかもしれませんが、自分の庭をご機嫌に走り回っていたらナニカにぶつかって死んじゃう、なんて、獣でも悲しすぎませんか・・・。
(あぁでも、熊はとにかく怖いので、熊だったらホっとしてしまうかも)
今日もまた見掛けて心の整理が付かずまとめられませんが、車の運転ではスピードの出し過ぎは決してしまい、あと周囲は怠らず注視するを心掛けようと誓いました。

2019/06/28 Fri 晴ときどき曇 梅雨の晴れ間よ有難う

赤黒系の袋掛けが実は終わっていなくて、2/3は梅雨入り前ギリ間に合ったのですが、残りはアウトでした。
週間予報を見ると、これまでに見たことがないくらい、ずらりと雨マークが続き、私の心は完全折れたのですが。
夫は諦めなかった。
一昨日くらいから、昨日~明日の予報が雨から曇に変わったのを根拠に、袋掛け実行を決意。
え-雨降ったらイヤじゃん、とも思ったけど、すごいヤル気なので付き合うことにしました。
結果は、逆に晴れまくって暑くなりすぎて倒れるんじゃないかと思った。
それでも、1割程残しているのですが、問題になりそうな箇所は無事終えたのでオッケーです。
だけどすごく疲れたわ・・・夫は朝早くから頑張った、をやたら連呼してバタンキューしていますが、私だってそうなのにな-。

2019/06/27 Thu 雨 作業メガネ

小さい時から眼鏡を掛けていますが、すごく似合わないので、高校くらいから幅狭で縁の目立たない眼鏡にしています。
ぶどう作業では、眼鏡が必需です。作業中は夫もダテを掛けます。
目に花カス等ゴミが入るのはもちろん、悪くすると枝が目にストライクするかもしれないからです。
デフォルト眼鏡女子だからトクだわ-と得意気だったのですが、レンズが小さいためか効果が少ない。
去年など、目が痛くて眼科に行ったら、極小のゴミが入っている(気付かないくらい小さかった)と取ってもらった金額が3,500円程。
あと、枝が刺さりそうになったヒヤリハットも幾度があったので、今年はアラレバリの大レンズ眼鏡を作業用に購入しました。
でも超近眼でレンズが厚いので、鼻が重くて掛けるのが苦痛です・・・。

2019/06/26 Wed 曇ときどき雨 明日から雨

作業の休憩中、座り込んでいたら、ブーンという音が聞こえてきました。ミツバチです。
真横のシロツメクサの一群に、一匹のミツバチが挑んでいる最中でした。
ミツバチって可愛い・・・同じ蜂仲間のスズメバチがあんなに恐ろしい形相をしているのに、不思議です。
しばらくすると一匹だったミツバチが4匹になって、競うようにシロツメクサの蜜を集めています。
子供の頃、学習マンガで、蜜蜂は8の字ダンスで蜜のあるかを伝えると教わりましたが、その結果がこの集客なのでしょうか。
明日からしばらく雨だそうですが、ミツバチはどうするのでしょうか。
我々と同じく、合羽着て作業できればいいのですが、学習マンガには書いてなかったのでよく分からない・・・。

2019/06/25 Tue 晴 袋掛け考

ようやっと、桃の袋掛けをしました。
去年はちょっとだけ手伝って、袋掛けが難しいので途中でイヤになって後は夫に任せたのでした。
今年も同じ轍を踏むのかと思いきや、夫も考えてくれて、袋が去年と違っていました。
去年まではホントただの“袋”だったのが、今年のはV字の切込みがあって、更にぶどうと同じく針金が入っているのです!
切込みは桃の付け根にフィットインし易くし、針金はぶどう以上に紙を留めるのに便利です。
でも私の作業は遅い。
世の桃農家が私をアルバイトで雇ったら激昂するであろうくらい、遅いです。難しいのです。
ぶどうほど、袋を掛けるのに適した果物はないと痛感します。

2019/06/24 Mon 晴 湿布

久しぶりの袋掛けで、手と腕が痛いです。
でも大丈夫! 先日、何故か湿布が家にたくさんあるのを発見したのです。
(夫が以前腰痛かなんかの時に病院でもらってきた物。それにしても多い・・・)
なんで、手と腕にペタペタ貼っています。
手はともかく、腕の方は単純に筋肉痛かと思うので、貼ることもないのですが、有効期限を切れてももったいないので遠慮なく貼りました。気持ちイイ。

2019/06/23 Sun 曇 袋掛け開始

ぶどう袋掛けを順次開始しています。
100枚束の掛袋は、エプロンみたいに腰に下げられる布袋に入れて、引き出しては袋掛けします。
作法は特にありませんが、私は掛袋の針金が右に来る配置で掛けるのが好みです。
なので、布袋には引き出すと右に針金が来るように入れるのが都合が良い。
毎年、初めの袋掛けの日は、この事を思い出して、それからだんだん調子を上げて行きます。
まだ速度がちょっと遅い。頑張ろう。

2019/06/22 Sat 晴ときどき雨 局所的降雨

午前は豊久田に居てお昼は黒土に戻るのですが、雨雲レーダーを見ると、お昼休み中に降りそうな予感です。
念のため、ハウスの上を閉めてから黒土へ。
昼食を取って休んでいると、なんだか外が心なしか涼しくなったような感じがします。
夫曰く、「どこかで雨が降ってるんだよ」ですが、そのどこかが山を越えた向こうの豊久田ではないか。
実際、山を越えて行くと、途中から道路が明らかに濡れていて、所々水溜まりも確認できます。結構降ったようです。
山の向こうとこっちで雨の降る/降らないの違いが結構あって、時折ヒヤッとします。
ほんの車で10分ほどの距離なのに、油断できません・・・。

2019/06/21 Fri 晴のち雨 無敵のおばさん

先日、クマが怖いので夫にクマ鈴を買ってと頼んだら、代わりにクマ鈴はさほど効果がないかもとのNET情報を仕入れてきました。
ラヂオだと重いし電池が切れたら無力なので、クマ鈴がいいかと思ったのですがそうなのか・・・(ちなみに音系対策全般の効果を疑うためラヂオも同)
クマスプレーというのが良いそうだけど、値段がどえらい高い。
それは命より高いのかと問われれば違うけど、代替品はないかと模索する気持ちになるくらいのお値段。
そこで、代わりに催涙スプレーを備えることにしました。
小さくて携帯しやすいし、ヒトに効くならクマにも効果あるだろう。これで無敵です。
夫はその小ささに、一回しか吹き付けられないのではと不満そうですが、その一回で十分なんだよと力説。
でも力説後、その一回の効きが甘くて更にガオー来たらどうしようと不安になりました。
ところで、クマ警戒時におけるハウスへの入り方を教わりました。
『入り口を開けたら中にクマが居ないか確認してから入る』だそうです。
夫にも伝授し、徹底させているところです。
でも夫に「確認してクマが中に居たらどうするの」と問われ、返答に困ってしまいました。どうしたらいいんだろう・・・。

2019/06/20 Thu 晴 いつか鷹カイト

第3畑のイチジクが一つ、カラスにやられていたそうです。(夫報告)
なんで? まだ青々で全然食べ頃でもないのに。(あとカラスの口には合わないと思っていた)
多分、いたずらカラスが試しに突いてみたんじゃないかって、そんな残骸だったそうです。
そういえば以前も、茄子を一つ突かれたことがありました。
カラス、サイテー! もう鷹カイトを買うしかない!と激怒。
鷹カイトは夫憧れの商品です。県南の畑で目撃して、縦横無尽に空を滑空する姿にすっかり魅了されました。
問題は、うちに来るカラスに効いてくれるかどうかですが・・・。

2019/06/19 Wed 晴で夕方に雷雨 ハウス巻上げ事件

夕立が降りそうだったので、豊久田に居た私がハウスの巻上げ下ろしをしていました。
しかし、Kハウスの1つの巻上げが上手く下りません。
最近も、同様のことがあり、原因はビニールの修復に使っているテープでした。
破れた箇所をテープで補修しているのですが、古くなっているためか、巻き上がったまま暑い日が続くと、熱で貼り付いて巻き下ろしできなくなってしまうのです。
その時は夫と二人で居たので、片方が上に登ってもう片方が下で上げ下ろししながら直しました。
それと同じことが発生した模様です。でも今回は私一人なので直せない。
雨が激しくなってきたので止む無く黒土の夫に電話して来てもらうことに。
移動に時間がかかるので、しばらくは大人しく待っていたのですが、気まぐれにまた問題の巻上げを下ろしてみると、今度はきちんと下りてしまいました。
雨でビニールが冷やされ、貼り付いていたのが剥がれたようなのです。
来なくても良くなったことを伝えようと電話を掛け始めた時、夫の車が現れてしまいました・・・。

2019/06/18 Tue 曇 鬼の居ぬ間に

昔、新居見学に知人の家を訪ねると、門横にステキなガーデニングプレースがありブルーベリーが植えられていました。
実も成っていたので、イイネと言うと「でも全部鳥が食べちゃう」と答えるので仰天したものです。
彼女曰く、「少しだし、鳥にあげていいよ」だって。私なら逆に少しだからこそ自分で食べたいが。
ようやく第3畑に行ける時間ができたので、ジューンベリーを収穫しようとしたら、既に刈り取られていました。
鳥です。今年も、やられてしまいました・・・。
気を取り直して、先月から楽しみに見守っていたびっくりグミに向き直ると、実が全くない。
えーまさか。大きいのが幾つかあって、期待度だだ上がりだったのに・・・。
来年は絶対、ネット張ろう。
これはさすがに無事

2019/06/16 Sun 晴 熊クマ注意報

豊久田で作業していたら、篤農家の奥様にホットトピックを教えていただく。
うちのハウスもある辺りに、熊注意報が出たそうです。
あんな所に、熊が出るんだ・・・。大分以前にも出たそうで、久しぶりとのこと。
熊ですが、私は本気で恐怖します。
20年程前でしょうか、少年マガジンで熊に襲われるマンガを連載していて、それが目茶怖くて以来トラウマなのです。
少年マガジンというくらいだから、そりゃ私のようなお姉さん(当時)も読むでしょうが、基本ターゲットは少年なはず。
いたいけな子供に恐怖心を植え付けやしないか、心配になったくらい怖かったのです。
その後、熊襲撃再現ドラマ(しかも実話に基づく)や、やはり熊襲撃マンガに遭遇したりして、熊への恐怖は増すばかり。熊プーなんて嘘っぱちです。
当面、あっち行く時は、ラヂオがんがんに鳴らして行こう。
津山の北部でも、数日前に熊が射殺されたばかりです。今年は熊が多いのかな・・・。

2019/06/15 Sat 雨 大雨で寒い

久しぶりに大雨が降って、今更まさかの肌寒さ。
ハウスで作業にしたのですが、要らないのに寒いから上着代わりにカッパを着ていました。
作業は、早いぶどうでは玉直し、遅いぶどうではジベレリン処理と差があるのですが、一番多いのは粒間引きです。
うちは圃場が各所に点在しているのですが、同じピオーネ樹でも微妙に違うのは何故だろう、土だろうか環境だろうかと休憩時間に話題になったのですが、分からない。
植物は個性というかそれぞれ違っていて、やはり生き物なのだなぁと痛感します。
袋掛けまでもう少しですが、楽しみながらハイスピードで進めて行きたいです。

2019/06/13 Thu 晴 円グラフ

ピークはまだ過ぎ去っておらず相変わらず予断ならぬ日々ですが。
朦朧とした夫が、「今の状態の一日行動円グラフを作ったら、なんかなんだろね」と呻きました。
中学生くらいの時に作りませんでしたか、一日の予定円グラフ。勉強時間はここで何時間、みたいな。
予定ではなく現実ですが、作りたくなるのも分からなくもない、いたってシンプル。
寝て、食べて、働いて、食べて、働いて、食べて、風呂入って寝る。時々犬とたわむれ。(あとミーティングしてる)
ご要望にお応えして作ってみました。
お風呂は疲れを取ってくれるので、大事です。犬とたわむれは、精神のリハビリに効果的です。
繁忙期の一日の時間割

2019/06/12 Wed 晴 粒間引き祭り

先行して夫が粒間引きを開始していたのですが、私も順次粒間引き作業比率が上がりつつあります。
それでも、ジベ2回目や遅い品種のジベなどと並行してですが、間もなく粒間引き専従になるのでしょう・・・。
ずっとやっていると頭がおかしくなるのか、「手が4本あったらいいな-」とかよく分からないことを口走ってしまいます。
手が4本でも、頭が1個だったらキョロキョロして作業速度はさして上がらないのかも・・・。
オーロラブラックの花カスが取りづらいような気がします、なんでだろう。
ジベで竹酢を使ったので、ピオとかはすごく良くできるのですが。気のせいかな。

2019/06/11 Tue 曇ときどき晴 アメデオ

以前、知人の女の子が、すごく良い子で頭も良いパーフェクトガールだったのですが、唯一の欠点というか虫が超嫌いでした。
虫を嫌いな女性は多いのですが、彼女はケタ違いで、ゴマくらい小さい羽虫でも逃げ出してしまうのです。
当時、このままで普通の社会生活を営めるのか不安になったものですが、今はどうしているのでしょう・・・。
というのを、小さい虫に絡まれる度に思い出します。
ぶどう畑を歩いていると、必ずクモの巣にまとわりつかれます、クモが多いのです。
黒とオレンヂで大きいのは私も怯えて大騒ぎですが、大抵は小さいアリみたいなヤツで、可愛くはありませんが憎むほどではありません。
なので、一日一回は絡みついたクモの巣ごと飛び移ってきた小クモを帽子のツバに乗せることになります。
目の前でブラブラされると、結構イラつく・・・。
マルコのアメデオみたいなものと思おうとしましたが、可愛さが足りません・・・。
上の黒いのは帽子のツバ

2019/06/10 Mon 晴 ガソリン注入

もう色々限界と察したので、気分転換に丸亀行ってきました。
朝に栄養ドリンク飲んでもダメだし、昼にアイスを食べてもダメ。
ここ一ヶ月、ずーっと休みなくぶどう作業ばっかりです。
繁忙期だから仕方ないけど、なんだろう、とにかくもうお手上げだこの疲れと思いました。
うどんで回復するかはさておき、気分転換になるかなと思って。
そうしたら夫は、今日はお酒を飲みたいというので買って帰って今に至る。
今年は、体のため特に今シーズンに入ってから断酒が続いていたのですが、禁じ手を導入みたいな感じです。
これで明日からも、きっと頑張れます・・・。

2019/06/09 Sun 晴 心配なのは誰の心

犬を残して仕事に行くのに後ろ髪を引かれる思いです。
妹犬は無邪気に「行クナ行クナ」なのですが、兄犬は切なそうな瞳でこちらを見つめます。
最近は、扉の前まで付いてきて、出て行く我らをただお見送りします。
忘れ物があったりしてまた扉を開けると、さっきの姿勢のまま控えています。
これまで、犬のことが心配で兄犬も心細いのかと思っていました。
けれど、今日の帰宅時に扉を開けたら、出た時と同じ位置で寝て待っている兄犬を見て、彼は我々を心配しているのだと悟りました。
以前、手術明け帰宅した私が寝室で安静にしている間、夫によると兄犬が寝室の扉の前にずっと控えていたそうです。
最近忙しくて色々不安で、だけどガムシャラに動かないと行けなくて・・・心に余裕のない我々を兄犬は心配しているようです。
犬は優しい、犬は偉い。妹犬はあまり何も考えてないようだけど・・・。

2019/06/08 Sat 晴 夢判断

夢で、翌日する予定の作業をしていて、半分終わったくらいでこれは夢だと気付いたのだけど「夢で半分やったから明日はラクだ~」と奇妙な解釈をして喜んでいました。
起きて、ガッカリ。そんなわけないじゃん。
しばらくして思い出したのは、あと夢の中で、溜まった家事を夫が知らぬ間に片付けておいてくれて「アナタありがとう~☆」と感謝した。そんなことあるわけないのに・・・。
夢って、ホントに願望充足なのですね。
でも、2回目ジベ専用マシーンが離れた倉庫にあるので取りに行かないといけなかったのですが、知らぬ間に夫が持ってきてくれて「アナタありがとう~☆」というのは今朝現実に起こりました。

2019/06/06 Thu 晴 ジベタリアン大祭

ぶどうの種抜き処理のため、花穂をジベレリン液に漬ける時「種抜け~・種抜け~」と唱えるのが良いそうです。
呪文です。あと、漬け込み時間的に良い。
もちろん口には出さず心の中で唱えるのですが、無限に唱えていると飽きてきて知らず変えてしまっています。
初めは言霊的に「色付け~」とか「デカくなれ~」とか思いを込めていたのですが、数えようもない呪文の日々に頭が疲れてしまって最後には
「カニヘ~ン・カニヘ~ン」
と唱えていました。
うちの妹犬(カニヘンダックス)の如く、黒ぶどうならば黒くなれ、緑ぶどうならば気品高く、赤ぶどうならばキュートに。ということでしょうか・・・。
夫はどうなっているか尋ねると
「ズンドコズンドコ」
と返ってきました。どんなぶどうになるんだ。

2019/06/05 Wed 晴 負傷

ハサミで指を切ってしまいました。
最近やっていなかったミスなので、ちょっとショック・・・。
作業の遅れや異常な暑さで、注意力が鈍ったのかもしれません。かなり落ち込みました。
しかし、夫がすごく心配して気を配ってくれたのにで、気持ち的に救われました。
あまり他人のことを気にしないせいか、優しいという感じを醸し出さない人ですが、本質は優しいのだと改めて認識。
うちの犬sも、優しい言葉を口にしませんが(犬だから)、優しい子でないというわけでは全くない。
それと同じと言うと乱暴ですが、上辺だけで判断しがちな自分を軽薄だと思い返した午後。
あぁだけど、負傷してしまって作業やりづらい。バカだなぁ・・・。

2019/06/04 Tue 晴 ノーモアブイブイ

昨日、豊久田エリアで見かけたブイブイ。
今朝、黒土の、私の趣味の垣根仕立てにしたぶどう樹で発見しました。
しかもなんということか、試しで付けてみた、数少ない房の一つを齧っておられました。激昂。
その後、第2畑で作業するもたまたまかもしれませんがブイを見掛けず。
そこで私は思いました。
屋外にさらけ出しの垣根にはさっそく付いて、防風ネットで仕切られた畑にいないということは、そりゃあ虫は上からもやって来られるけれど、とりあえず周囲を囲っておいたほうが飛来経路は少なくなるのではないか。
でもその理屈で行くと、昨日Iハウス内に居たのはどうよ、になるのですが。
とりあえず、第2畑の入り口を閉じて作業していると、豊久田から戻ってきた夫がどうしてかと問うので解説。
案の定、呆れたように「上から来るし、カンケーないんじゃないの」
そして第2畑に入って来て作業を始めたのですが、しばらくして見ると、入り口を閉じてくれていました。
私の言うことを聞くなんて珍しい・・・。
ブイの本格到来が少しでも遅くなってくれればと願ってやみません(来なければ更にヨシ)。


2019/06/03 Mon 晴 虫報告

Iハウス内に数匹ブイブイ(コガネムシ)が居たと夫報告。
実は私も、Kハウス付近で一匹見つけて成敗しました。
そろそろなのかな。本当イヤだな・・・(ぶどうの葉や花穂を食べるのです)

露地の柱に、ふと見ると、尾の切れたトカゲさんが貼り付いていました。
私が近づいても、動きません。
色々考えて、他所で尾を切られるような惨劇に遭遇したものの、命からがらここまで逃げてきてホっとして動けなくなっているのでしょう。
労わりの気持ちから構わずにいたのですが、気が付くと姿を消していました。
自然界は厳しい・・・。

2019/06/02 Sun 曇 因縁のシザーハンズ

この時期、ハサミを使わず指で切断することが多く、その度にシザーハンズだったらなぁと思います。
シザーハンズとは、20年以上前の映画(ジョニー・デップ主演)で、何故か私は映画館で見ました。
確か、2本立てて上映していて、私が見たかったのはもう1本の方でシザーハンズはオマケだったのですが、今やもう1本が何の映画だったのか思い出せません。
名前の通り、両手がハサミの人間(バルタン星人みたい)の話です。どうしてそんな映画を作ったのかアメリカ人よ・・・。
でも今では、摘芯を指でしたりジベの印を指で切る度に、「シザーハンズだったら・・・」と思わずにはいられません。
多分この先ずっと、この時期の作業で必ず幾たびも思うのでしょう。若き日に同時上映がシザーハンズだったなんかの映画を見たいと思ったばっかりに。
指で植物を切り続けると、爪の間等、指が汚れます。お風呂に入っても取れません。
シザーハンズだったら・・・。

2019/06/01 Sat 晴 ジベ祭り

ジベ祭りとは:ぶどう界の三大祭りの一つである
種抜きのためのジベ漬けを始めていて、前回は私一人で回ったのですが、今回は数が多いので夫と分担することになりました。
夫は黒土、私は豊久田。午前中で終わらせる予定でスタート。
午前中だけでは終わりませんでした。
漬けられる房の数が多すぎました・・・
終盤、夫から「液足りない」コールが入り(液は私が作る担当)、正午になりそうだったので、残りは夕方ということにして一時休止。
なんとか日暮れまでに終わらせましたが、まさに“祭り”です。
こんなジベ祭りが、あと2~3回続くと思われます。いや、そんなもんで済むのかな・・・