2015/05/31 Sun 晴 我に返って反省、安芸安泰の予感

この暑さと慣れぬ労働で、私はバテるし夫も疲れてしまったそうで、昨夜、「明朝は時間を気にせず寝る!」 と目覚ましを解除。
低血圧の私は朝メチャ苦手なので、ラッキー・お昼まで寝ちゃおう♪
果たして今朝は、いつも+1時間でした・・・でもまぁいいや。

そんなたった1反で力尽きるダメダメ新米農家の我々、午前にのんびり副梢整理と枝の整頓をしていたら、ハウス主Kさんが様子を見にいらして下さる。
安芸、良い色で成長も丁度良いと言っていただけました!
この後の作業(房づくり)についてもお聞きして、ピオーネと同じかなと思っていたらやっぱり違っていて、ちょっと不安ですが頑張ります☆
先日の2回目のジベについて質問したのを気に掛けてくれて、『2回目ジベ適期を知るスケール』を下さる。1~1.3センチの実が多くなった頃が2回目ジベ期です。

今日から瀬戸のジベ(1回目)になりますが、その後に安芸の房づくり(2回目ジベの前、これ1回しかできない)、瀬戸の房づくりと続くのだと思います。
また、安芸房づくりの前に、安芸の実にまだ付いている花カスを落とさないといけません、忘れてた!

午後も引き続き枝整理、そして瀬戸のジベをしていたのですが、枝の整理が全然できてないのを痛感(特に暴れん坊の瀬戸、枝が触手生物のようにのた打ち回っています)。
房づくりの前に、これどうにかしないと~と、朝までの怠け心が嘘のようです。
第3畑もなんとかしたいのですが、ぶどうが本業なので致し方ありません・・・。
あと、バタバタだったこれまでの作業を来年向けにきちんと整頓したいのです。やっぱり、怠けていてはいけないのだと反省しました。

2015/05/30 Sat 晴のち雨 瀬戸の花が満開に

瀬戸、花穂整形終了しました。今は副梢整理等枝の管理に入っています。色々大騒ぎしましたが、先が見えて落ち着いてきました。
瀬戸の花がいくつか満開になっているので、明日はジベ(1回目)を夕方から開始します。
夫が、肘から先がなんか痛いと訴える。
腕を上げっ放しになるので筋肉痛じゃないのと言ったら、それは肘から腕の付け根に来るんじゃないのと反論される。

久しぶりに第3畑に行ったら、雑草がえらい騒ぎになっていました。つるありいんげんやきゅうりのネットもまだ張れていない・・・。

2015/05/29 Fri 晴 またバテる

限界。午前中、私は休ませてもらいました。
最近、ぶどうはもちろん、米農家様も忙しくされている様子をよく目にします。それを言ったら、田んぼ以外にも畑やら空地の草刈りやら。
要は、勝央町中の農業関係者が慌ただしく働いてらっしゃる。この暑い中。
けれど、私はバテました。すみません・・・。

午後は復帰。安芸のジベ(1回目)は終了、瀬戸の花穂整形とわき芽処理も先が見えてきました。
なので夫は、気になっていた草刈に一斉に着手。
午前は、黒土畑。午後は、ハウスの前の空地を刈って、ハウス内に差し掛かったところでガソリンが切れてしまい終了しました。

2015/05/28 Thu 晴のち雲 安芸のジベ(1回目)がもうすぐ完了

午前中、私はぶどう部会の講習会に参加。夫は一日農大です。
本当は、午前の講習は私も受講予定だったのですが、部会があるので私はこちらに参加することに。
ところで先日、私は夫に論議をぶつけました。
2回目ジベは、1回目から10~15日後というのが通例だそうです。
1回目ジベは満開後3日目まで。満開になった花から随時行うのですが、2回目ジベは一斉に行うのが普通です。
ということは、1回目ジベは2回目(それより10~15日後)に合わせて、5日以内で全て終わらせなければいけないのか?
ハウス主Kさんが部会長で、もちろんいらしたので、素朴ではありますが疑問をぶつけてみました。
『10~15日後』というのは教科書的な回答で、意味するところは、1回目は効果がシビアなので『満開後3日目』まで、なのですが、2回目は緩いので『ま~だいたいこれくらいの時期で、大部分の実が大豆くらいになった頃』 というニュアンスなのだそうです。あぁなるほど!
2回目をする時分でも、全ての実が大豆くらいになっているわけではなく、小豆大があったり黒豆大があったりするのですが、『おおよそ大豆』という目安だそうです。
だから、1回目も『5日間に限定』というわけでなく、大きく時期が逸脱しないように、ということのようです。

講習会では、他にも興味深いお話を伺えたり、近未来の房処理マシーンのご紹介にメーカーさんがいらしたりと盛りだくさんでしたが、長くなるので割愛。
夫も農大で色々学んできたそうで、夕食後に楽しそうに報告してくれました。この中にも、そうなんだーというのがいくつかあって、毎日勉強になります。
安芸のジベ(1回目)ですが、明日で完了となりそうです。結局、定石通り、5日で収まることになります。

2015/05/27 Wed 晴 バテる

とうとう、バテました。
午前はぶどう初心者講習、午後もしばらく農業関係の所用を済ませ、その後から農作業だったので、長い時間実作業していないのですが。
暑さにとうとう、負けてしまいました・・・。明日、頑張りますきっと・・・。
ところで夫は、普及センターMさんに、畑の苗が元気なさすぎとご指摘を受けて、午後中、炎天下の畑でその対処をしておりました。
ハウス内作業の私より過酷だったに違いない。今、横でバタンキューしています。
必死な割に、手際が悪いので、報われずただ右往左往している私達。
この後も、続々作業が続きます。大丈夫か。

2015/05/26 Tue 晴 成長を素直に喜べない

暑いです。灼熱です。
就農を計画中だった頃、夫が言うには、「ぶどうは葉の茂った棚の下で作業するから、他の農業より暑さは緩いよ」。それはいい、と思ったものですが。
暑い。今、暑い。葉が十分に茂るのは、作業の少なくなった頃だと気付きました。この程度の葉では、私を守ってくれません。
犬を午前中にハウスに連れて行ったのですが、暑くてたまらんよ~涼しい所はないの? とハウス内をウロウロするので、午後は家に置いていきました。

この暑さのおかげなのか、夫が瀬戸の花が咲き始めていると発見。

満開になったら瀬戸もジベ・・・・。というか、作業が遅れて、瀬戸は花穂整形はおろか誘引もフル完了していません。
誘引はなんとか今日終わらせた、あとは花穂整形とわき芽の整理。
作業に追われてただ日々が過ぎて行きます。
昨夜夫は、「目をつぶるとぶどうの枝が浮かんでくる」 とうわ言を訴えていました。

2015/05/25 Mon 晴 初めてのジベレリン

ジベレリン処理(1回目)を行いました。
詳しいやり方は、昨日ハウス主Kさんが教えてくれた。
 1)ジベレリン水溶液(フルメットも混用)をブドウ農家おなじみの容器(小)に入れて、満開の花穂を浸します。
 2)すぐ出すのではなく、花穂をちょっとフリフリしながら、「種~抜け~、種~抜け~」 と唱えると丁度良い。
 3)ジベ1回目終了の印として、接ぎ木用クリップを装着します。

3)の目印ですが、参考書にはよく、花穂整形時に付け根の1車を残しておいて目印にする手法が載っていて、当初私達もそのようにしていました。
ただ、勝央では接ぎ木クリップを用いるケースが多いらしく、正直、付け根に残し損ねることもあったので、分かり易いこちらの方法を取ることにしました。
午前中は防除等で時間を取れず、午後の3時から日暮れる7時まで行ったのですが、昨日確認した段階よりも予想を遥かに上回る満開数だったため(日中暑くて急成長したらしい)、時間が足りず、最後は駆け込みで満開度が高いもののみ処理していきました。
ところで、使ったクリップの数から、初めて花穂の総量数の見当がつきましたが、意外にたくさんあります。
だから、花穂整形とかあんなに時間がかかったのか・・・と納得。これからまだまだ手間がかかります。

2015/05/24 Sun 晴 1週間早くなったということは、1週間無くなったということ

昼食のため自宅に戻る時間がもったいないということで、お弁当を持っていくことに。
その支度と、黒土畑の仕事をしていたので、私がハウスに着いたのは夫より1時間以上後になりました。
昨日の普及センターMさんの電話で、本日朝にハウスを見にいらしてくださるとのこと。
多分、奥様とお嬢ちゃんも一緒じゃないかと思ったので、間に合うようにと早くしたつもりだったのですが、着くとMさんはもう到着されていました。
Mさんお一人でいらしていて、そしてなんと、瀬戸の誘引をお手伝いして下さっているそうなのです。
昨日のKさんの申し出にはラッキー☆と思ったのですが、Mさんはご家族を存じ上げている分、申し訳ない思いで一杯です。そもそも真っ当な勤め人なのに・・・。
Mさんは午前中いっぱい、休憩もそこそこにてきぱきと片付けていってくれました。本当に助かりました、有難うございます。

お昼をハウスで食べてから午後の作業(私も瀬戸誘引に入りました)をしていると、今度はハウス主Kさんご来訪。
あまりに手際が悪いので驚いている様子です・・・無理もない。
それでも慰めていただいたのは、今年は1週間くらい時期が早くなっていて、大変なんだそうです。
1週間早まる、ということは、1週間無くなってしまったということ。それだけ一気にやることが来てしまうのです。
Kさんはそう言ってくれましたが、「今年は~」とか毎年あることじゃないですか。いつもと違う可能性を予見しなかった我々の自業自得なんだろうなぁ。(そもそも早くならなくても慌ててたような気がする)

ところで安芸も見ていただいて、気になっていた、「明日くらい満開ですかねぇ」 を尋ねてみると。
満開してるよ。これ、って。
これが?

この、茶色いのが咲いてる状態なんだって。ガーン、そんなのあっちにもこっちにもあるよ!!
衝撃を受ける私に、「安芸の花は分かりづらいからね」と慰めてくれました。
それでもなんか納得いかない、と思っていたら、Kさんは花穂の茶色いのを指で軽く撫でて払い落としました。すると・・・・
白い可憐な花が出てきました


花が、皮を被っていたのです。実に成るくらいになっても付いていたりするので、傷が付くといけないのでその頃には指で取ったほうがいいそうです。
今日中にジベ処理をしたかったのですが、慌ただしすぎて断念。明日はもー絶対します。

2015/05/23 Sat 曇 やってもやっても終わらない

安芸担当=私。瀬戸担当=夫。という図式に、いつの間にかなってる。瀬戸の方が残量多いし、えらいやっかいなので、申し訳ない。
そういうわけで、今日一杯で安芸を一通り誘引+花穂整形+わき芽処理終了の予定なので、終わり次第そちらを手伝うよと宣言。

終わりませんでした。

終わらないどころか、帰る前に、4日前くらいにやった安芸エリアを見ると、伸びてる。わき芽やら短かった枝やら。
そしてさらに。早くて明日、花が満開になるかもしれない。
満開から3日目までの間に、今度はジベレリン処理しなければいけないのです。えーうそ。えーうそ・・・。

夕方、普及センターのMさんからお電話をいただき、瀬戸がえらいことになってるそうですね、とご心配いただく。
その話を帰りの車中で夫としてたら、昨日も普及センターのKさんからお電話いただいて、やっぱり瀬戸のご心配だったそう。
「Kさんがさ、自分も手伝いましょうか、って言ってくれたんだけど」
神だわ.。.:*☆
「辞退した」
ぎゃーと私が叫ぶと、たった1反だし、これは自分達の勉強だと思ってるから。自分達でしないと。と夫がおっしゃりました。
そんな殊勝なこと言う人ではなかったのに、びっくりです。昨日の大腸がん検診の下剤で、悪い思考も流してきたのかもしれません。
でも確かに、できなきゃダメなのです。なので、ぶどうの成長に打ち勝てるよう、手早い処理を心がけます。
ただいま、満開

2015/05/22 Fri 晴 首に筋肉痛はないと知る

夫は大腸ガン検診の2次。朝から出ていて、一日仕事だそうです。どんだけホースをアレするんだろう、気の毒に・・・。
私は、昨日、あんだけ摘心で上向きすぎて首が痛かったので、さぞかし今日は筋肉痛かと思ったらなんともない。
年寄りだからじゃないです。おとといやった散布では、スプレーをえんえん2時間プシューし続けたのが祟って、昨日から右手の親指と小指以外が痛い。
首の筋肉は、日頃鍛えられているから(何に?)、筋肉痛にならないのでしょう。

ところで、ただ摘心しただけなのに、瀬戸をいくつか折ってしまう。
だって簡単に折れちゃうから。感触が、ワラビを採るときのポキンに近い。
でも私は大丈夫。皆、口を揃えて「折れない」と言う安芸をポキポキ折ってしまう自分だから、瀬戸が折れるのなんて当ったり前。全然ショックじゃないです。
日なが一日ぶどうと向き合っていると、葉の上でごろんと寝そべっている黒い毛に覆われた醜い毛虫が、何故かうちの可愛い黒い犬の寝姿とダブってきてしまいます。
寝息が聞こえてきそう・・・優しく撫でたい気持ちをこらえ、ハサミでちょん切るか、落として長靴で潰しています。
夫の大腸は異常ありませんでした。よかったね。

2015/05/21 Thu 晴 疲れて眠い

朝から私は安芸の誘引・花穂整形・わき芽処理を黙々と。夫は瀬戸と格闘していました。
午後に、普及センターのKさんが、赴任されてきた上司の紹介にハウスへ来てくれました。
新しい方、キレ者の感じがして、いくつかの助言を筋の通った視点で我々に教えて下さいまして、少しの時間ですがタメになりました。
瀬戸についても色々ご助言下さいまして、今日摘心(結構残ってる)全部やっちゃったほうがいいよと言われる。
なので、私の安芸は置いておいて、2人で瀬戸の一斉摘心。
瀬戸ですが、実は私は触るのが始めて(これまで夫のみ)。安芸の作業潰し担当になっていたので、こちらが片付く明後日あたりから入る予定でした。
瀬戸は安芸よりずっと、上へ高く高く伸びている。
安芸も首を上げるので辛いと思っていましたが、せいぜいそれは70°くらい。
瀬戸は、垂直、90°です。
2時間ノンストップでやった後、首があまりにしんどくて、ハウス内に座り込んでうつぶせになり眠りかけてしまいました・・・。
疲れて眠い。帰りの車中で、夫に晩御飯なにと訊かれたので、これこれをさっと作ります・時間かからないよと答えたのですが、私も疲れただろうからなんか買って帰ろうと言ってくれる。
もう寝ます。
土地改良区さんにお願いした新しい水道できました

2015/05/20 Wed 晴 マサオと水道工事と初きぬさやとマイシン散布

朝から草刈機・マサオの納品でした。営業さんが畑へいらしてくださって、操作説明。


試運転を終えて慣れたかなくらいに、土地改良区の恩人・Nさん来訪。畑の水道工事の件です。
「いいの買ったなぁ」 言われる。そうです、ぶどう棚設備以外で、今までで一番高値のお買い物です。
でもぶどう園もできちゃったから草刈りもしないと・・・等話していると、秋に初めて来て強引にすぐ畑作ってすごかったなぁと笑われる(←Nさんのお蔭です)。
当時は自覚していなかったけど本当に無茶だったみたいで、農大の先生にもすごいねーと驚かれた。
営業さん、Nさんも帰られて、土地改良区の若い方が水道工事を始めてくれる。

午後も計画的に過ぎるかのように思われたのですが(ハウスで誘引の予定)、お昼にハウスの件でハウス主Kさんに電話したことで激変しました。
昨日のストレプトマイシンですが。花の咲き始めに撒きましょう、あと数日後かなーという感じで我々の中では決着していたのですが。
花、咲いてるよ、だって。
今日か明日、したほうがいいよ、だそうです・・・。


急きょ、ストレプトマイシンを買いにお店へ走るものの、県内農家こぞって購入する時期のため欠品ばかりで、3軒目で残り1つのところをなんとかGET。
スプレーは、前回フルメットがキャンセルになった時(5/6)に用意していたのでそれを使用。
フルメットがドタキャンになった節はショックでしたが、この日のための準備だったのですね・・・。
そして、散布。スプレーでもって手動で散布。


首と腕を上げっ放しで作業するので、痛いのも辛いですが、左腕をつたって脇あたりまで液でぐっしょりになってしまいました。
その後はいつものように、誘引・わき芽処理など黙々と行う。明日もその続きの予定。
今日の私を慰めてくれたのは、放って置きっ放しの第3畑で雑草にまみれつつも収穫を許してくれたきぬさやさん(今春初☆)。
朝採って、お昼にさっそくいただきました。構ってあげられず、ごめんよぉ。

2015/05/19 Tue 晴 とりあえず可愛いものに癒される

朝から夕方まで、赤磐市の農業大学校にて講義。夫と2人、犬を家に残して出掛けました。
一瞬がっかりしたこともありましたが、農大の授業、結構面白いです。そして若者(社会人じゃないほうの学生さん達)はさわやか☆
終了後、普及センターのMさんから着信があったので折り返すと、なんと! 安芸クィーンにはストレプトマイシン処理が必要だよ!というご連絡。
ぶどうは種類ごとに、行う作業が微妙に異なります。
おおまかには、安芸クィーンはピオーネと、瀬戸ジャイアンツはシャインマスカットと共通する作業が多いように思われるので、昨日の講習でもストレプトマイシン処理が必要な品種が話題になりましたが、瀬戸は処理が必要なシャインとは異なり不要、という意外な情報を得ただけで満足してしまって、すっかり安芸クィーンのことは忘れてしまっていました。というか、ピオーネに準じて処理はいらないと思い込んでいた、確認していなかったのに!
いるんだって!
帰り道なので、普及センターに寄り、詳しい内容と資料をいただいてきました。
ストレプトマイシン処理は、花の咲き初め辺りで行いたいところです。もうそろそろなので(去年は露地のピオーネの開花が6/1頃だったそう・うちのサイドレスハウスの安芸は確実にそれより早まる)、本当に助かりました、有難うございます!

ここに来てやることがいっぱいと気付き、泡を喰っています。
そんな私を慰めてくれるのは、誘惑に負けて買ってしまった花きかく苑の可愛い花達☆
FACEBOOKでバロータの写真を初見した時から、欲しくて欲しくてたまらなかった・・・。
大学の帰り道だからちょっとだけと寄ってしまいましたら社長さんもいらして、可愛い&素敵な花やハーブを続々紹介していただいて、時間がないからざっと見だったけど本当はあと2種類欲しかったよー。
バロータも可愛いけど、e-さくらこも超可愛い。そしてパイナップルセージはパイナップルの匂いがするのです♪

2015/05/18 Mon 曇のち雨 誘引の奥義を学ぶ

午前はぶどう部会の講習会。誘引についてです。
ところで、勝央町に来てから『部』的なもの、いくつか巡り合いましたが、詳細な定義についてあまり把握できていません。
今さら聞くわけにもいかないので、なんとなく理解した気になっています、まぁいいけど。定款とかって大事だなぁと思う。
誘引について、昨日Kさんに伺ったことを今日も話して下さったので、整理する形で伺えて、深いなぁと痛感しました。深い所は、
 1)捻枝(ねんし)は必ずしもしなくていい、むしろ誘引しずらい場合に止むを得ずする
  誘引ハウツーで必ず出てくるのでしなくてはいけないのかと思ってました。けど実際私はねじりが非常にヘタで、ほぼしていませんでした。それで良いのだそうです。
 2)でも誘引しずらい位置の枝は、数日にわたりクセをつけてから抵抗をなくす
  昨日、夫が瀬戸でこれを習って喜んでいました。現場のワザ、という感じがする。
 3)捻枝はできれば房の後ろで。房の前でしてしまうと、栄養が遮られがち
  ねじるって、そこで栄養をせばめるという意味だそうです。どうしても房の前になってしまうこともある時は仕方ないけど。
こんなところだったかなぁ。あと細かい所では 『枝の方向に合わせて誘引する』 とか、『股裂き』位置の枝の誘引は危険なので覚悟して行う、等々。
合わせて摘心の意味も聴かせていただき、ひとつひとつの作業に意味があるんだーと機械的に行っていた自分が恥ずかしくなりました。

その後、普及センターのMさんにハウス+畑の様子を見ていただき、畑の苗の今後の作業について教えていただく。
午後はハウスで誘引等作業モレの枝の作業をしたのですが、意味を噛みしめながら行ったつもりです。
我々、成園が2人で1反と少ないですが、その分丁寧に頭の中で整理しながら作業して行きたいと思います。

2015/05/17 Sun 晴 見通しが明るくなってきたんだって、私は分からんけど

ハウスで作業をしていた夕方、ハウス主Kさんがいらしてくださる。
しかし、今日は犬を連れて来ていて、しかもそれをハウス内に入れていて、さらにしかも、向かいの家の少年と妹さんが遊びにきてくれたので犬sが大騒ぎ。
うるさいよ、と言われるのかとビビりましたが、そんなことは思ってたかもしれんけどおっしゃらず。あーでもやっぱ犬はもうハウス内には入れないでおこう。
食べ物だからマズい、というわけではないです。ハトとかもハウス内に乱入するくらいだし。隣のAさんの奥様は 「犬をハウス内に放すと匂いがついてケモノ(イタチとかアナグマとか?)が入らなくなるよー」 と教えてくれたのですが、やっぱりうちの犬(特に身も心も黒い方)は騒ぐから・・・。

犬の注意ではなくて、Kさんは純粋に作業について忠告に来て下さったのです。
“安芸クィーンの誘引+摘心+花穂整形+わき芽処理”が7割ほど終わりそうですが、全作業ダメ所満載と発覚。
細かく書くと気持ちが滅入るので省略しますが、摘心以外は修正が効くのでそんなに落ち込んでいない。
摘心ですが、たいへん勢いがよろしいので、『一般的に6~8枚で摘心』のところ、最小値の「6枚」で対応していましたら(しかもアバウトに)。
安芸は8枚がいいんだって! もうほぼやっちゃったよ!
安芸は色付きのためにわき芽を取るので、その分の栄養摂取のために葉を多くするのだそうです。
このように、Kさんの作業はすべて理由が備わっていて、すごく納得できます。すべての言葉に、重みがあります。
なので夫はここぞとばかりに、悩んでいる瀬戸ジャイアンツについて質問していました。
Kさんが帰られた後、夫は顔を輝かせて 「見通しが明るくなってきたよ♪」 と胸を弾ませている様子でしたが、修正作業がどかんと増えたという事実に私は打ちのめされていました。
悪い犬、うちでは目っ茶可愛い☆

2015/05/16 Sat 曇 疲れたらホルモン

私は午前・午後とハウスで誘引等。なんだろう、いつまでたっても終わらない・・・。第3畑も私を待っているのに・・・。
なんだか疲れも出てきたので、夜はおうち近くの『炭火焼肉ホルモン 笑福』へ行きました。
ホルモン食べてモリモリ取り戻すぞ~、けど夫は「ホルモン好きじゃない」と言ってフツーにカルビを頼んでいました。
明日からまた、頑張ります。

2015/05/15 Fri 曇 黙々作業。あと蚊に喰われた

午前中は所用があったので、午後からひたすらハウスで誘引その他。
私は下から見上げて作業をするので、首とか腕とか、ジンジン来ます。
あと、切り取った花やなんやらが顔に振りかぶり、ポケットや服の中に入ったりするのがいただけません。
犬も連れて来ていたので、心置きなく薄暗くなるまで作業できました。まだ半分も終わらないけど。
帰る時、車を出そうとエンジンをかけると、向かいの家の少年が 「さようなら~」 と大声で呼びかけてくれました。
田舎の子は、本当に素直。心が洗われます。
可憐な花☆ ハウスの雑草です。処理しないと。

2015/05/14 Thu 曇のち雨 自分が窒素過剰であったと知る

今日は、夫が農大で午前:実習・午後:講義。私は農大で午後:講義のみ。
夫の受けているのが『社会人就農研修』、私は『新規就農者研修』。新規就農者研修は社会人就農研修のカリキュラムのうち、講義のみ受講するものなのです。
そういうわけで、必ずしもいつも夫と一緒に農大にお勉強に行くわけではありません。
なので午前中は私はハウスに行って、摘心とか花穂整形とかノロノロやっていました。
その頃から、天気予報では曇のはずでしたが、ポツポツ雨が降り出したので、ハウスの屋根を閉めて終えます。
赤磐市の農大で講義を受けている時には、雷雨が響き渡るほどの大雨になりました。
今日の講義は普及センターからいらして下さった先生のお話(土壌に関して)で、私には難しかったけれどなんだか楽しく興味深く拝聴できました。
中でも感銘を受けたのは、『窒素過剰の弊害』で、これがまた草木に関わらず人間(というか私)にとても当てはまる。
 ☆窒素過剰になると~~~
  1)成熟が遅れ、稔実が不良になる → その通り
  2)徒長になり、稲なんか倒れちゃう → 背は低いですがよくバテるのは当たり
  3)軟弱で病害虫・凍害などの被害を受けやすくなる → 軟弱で冷え性
  4)窒素が増えて食味が悪くなる → 脂肪ばっかで食べても不味そう
有難いお話だわ・・・。
夫が午前の実習時に周囲のぶどう農家さんからいただいた教えによると、誘引は『朝早くがダメ』ということらしいです。午後遅くからでなくていいそうです。なんか、勘違いしていたらしい。その代わり、夜になると水が回るので、またタブーな時間になるそうです。
明日から、朝の早い時間を外し、暗くなるまでしない、ということに落ち着きました。なんかできそう、とホっとした。
その他いくつか学んできてくれて、結構農大は面白いです。
雨上がりの農大付近

2015/05/13 Wed 晴 やってもやっても終わらない

誘引を、午後半ばからしています。
ついでに、充分長い枝は摘心(これ以上枝が伸びないよう先端を切る作業)も行っています。
あと、夫が花穂整形(下図)も始めていいのではと言い出して、それも同時にやっています。
なんか急に、やることいっぱいだ。
あと気付いたのですが、枝の伸びるスピードがハンパない。一昨日まだ短い~と思った枝が今日は誘引可能になってたりする。
我々のスピードでは、おっつかない(1反なのに・・・)。
相談の上、午後半ばからでなく、午後一からにしようということになりました。
午前は畑の防除とか草刈とか、それなりにしていて、あと農大の授業があったり、意外に時間がありません。
そもそも作業スピードが遅いのです。でもビギナーだから仕方ない。焦るつもりはないのですが、異様に成長の早いぶどうが我々を急かすのです・・・。

2015/05/12 Tue 雨 台風襲来

もちろん天気予報で知っていたのですが、台風がやってくるとのことで、朝から風が強い状態で不安がつのります。
昨夜のうちにハウスの屋根は閉じていたのですが、畑の雨除け等の不備を直していると、普及センターのMさんからお電話。大丈夫か~?って。まだ大丈夫。
そのうちに雨が降ってたので撤収し、正午くらいから雨が激しくなってきました。
けれど、雨が激しくなると同時に風が治まってきたので、安堵する気持ちも(第1・2畑の雨除けの信頼性が不安ですが)。
夕方過ぎに、勝央町では台風の影響が収束したので、我々にとって初めての台風は恐れていたほどではなかったと思います。
『思います』、というのは、午後は別件に対応していたため、畑&ハウスの確認をまだしていません。
何事もなければ良いのですが・・・。

2015/05/11 Mon 曇 誘引やってます

今日も、誘引を、夕方から。
誘引ベストタイムは午後だそうです。朝は人もぶどうも体がまだ固いから、折れやすいのだって。
作業量が多いなら仕方ないけれど、我々は1反を2人なので、ビギナーといえどもスローペースでいいだろうということで、夕方開始にしています。

ところで昨日、初めての誘引後にぶどう先輩Aさんを訪ねていくつか質問させていただきました。
その折、瀬戸の折れ易さについて改めて語って下さって、例えば誘引時は折れなかったとしても翌日ぶどう園に行くとだら~んと折れたのがぶら下がっている、ということも多々あるよと教えられる。
昨日、瀬戸をいくつか誘引した夫は青ざめていました。ウホッ、ウホッ。
果たして今日行ってみると、全然落ちていませんでした、今のところ。良かったね~。
誘引は、根本より1節分上の箇所をつまんで押さえて、さらに1節上をつまんで捻じって枝を曲げて留めます。こうすると、折れにくいそうです。
私はまだ、上手く捻じれない。今日、私が折った枝の数:3本。明日も頑張ります。
誘引は、つまんでねじる(図は安芸クィーン)

2015/05/10 Sun 晴 初めての誘引

いよいよ誘引をする、と夫が張り切って宣言しました。
えーまだいーんじゃなーい、とちょっと反論してみましたが、どうせ我々は時間もかかるし長い枝からできるだけ片付けていこう、と主張されるとその通りかも。
しかしむしろ、夫がやりたくてたまらないから、というのが実際のようです。
数日前、NETで注文した誘引マシーン。届いたその日に取説読みつつ動作確認していました。私はその間、犬と遊んでた。

誘引マシーンはホッチキスで有名なあのMAXさん製です。(こんな物も作ってたんだ・・・)

なので、ジャンボなホッチキスを操作すると思えばよろしい。
ただ、若干だけ、操作が異なります。カッチャンを2回するのです。
 1) 1度目のカッチャンをします
 2) すると、テープが伸びてくるので誘引する枝と針金を挟む
 3) 挟んで、2度目のカッチャン
 4) 挟まれた状態でテープが閉じられてできあがり

作業していると、予想外に目っ茶楽しい♪
楽しくて、折れにくいって言われる安芸クィーンだし、ギリの長さの枝も引っ張ってやっちゃえ! と誘引しまくったら・・・
折れてしまいました。
安芸クィーンでも折れる時は折れます。
その後は慎重になり、またマシーンが芯切れになったので、とりあえず初回誘引作業はお開きになりました。
今回、私が折った枝の数:2本。明日も頑張ります。
折っちゃった・・・

2015/05/09 Sat 雨のち曇 天気を掌握したい

朝一番に防除をするつもりで、昨日は動噴等を軽トラの荷台に積んで帰ってきました。
起床後、目覚めにコーヒーを飲んだらすぐ出掛けて終了後戻ってきて朝食。の予定でした。
起きたら、雨。
大降りではないものの、まさかの雨。昨日は夕方から夜まで天気予報を確認して、大丈夫と確信していたのに・・・。
だから、ハウスの屋根は開けたままです。
防除は延期して、とりあえず夫が屋根を閉めに行きましたが、ぶどうさん達を濡らしてしまいました。ごめんなさい。
雲の動き予想図なども参考にしているのですが、今回は全く予想外でした。夜寝ちゃうとその後の動きも追えないし。
飼っているのが猫だったら、天気を教えてもらえるのでしょうか。猫も飼ってしまおうか。
午後は上がったので夕方に防除を決行しましたが、我らも犬sもぐったりしてしまって、皆そろってうたた寝です。
夫のお腹で寝るのが犬のお気に入り

2015/05/08 Fri 晴 瀬戸ジャイアンツ怖い

安芸クィーンの全力芽かきが完了しました。いつでも次の作業、万全です。
ハウスの隣の先輩農家Aさんに遭遇する。ついでなので、いくつか作業について質問。隣に先輩が居ると、すごくラッキー☆
グーな情報と、瀬戸ジャイアンツ(うちのハウスは安芸クィーンと瀬戸ジャイアンツ)の注意点をいただく。
瀬戸ジャイアンツ。色々な方から忠告を受けますが、デメリットな情報しか入ってきません。
作るの、難しいそうです・・・。一年目から弱るわぁと言うと、これができれば他のぶどうは軽いよと励まされる。ポジティブだー。
瀬戸は枝が折れやすいそうなので、実が成る前に、誘引で全滅しやしないかと気が気でないです、ネガティブな私は。
余裕ができたので、夕方はAさんのサイドレスハウスを見学し、先輩Kさん夫妻の畑にお邪魔して励まされて一日を終える。
明日は、ハウスの防除をします。
犬sも一緒に畑に行くよ☆ 毎日疲れるだワン!

2015/05/07 Thu 曇 襲いかかる不安

昨日の作業の続きで芽かき、というより、葉を梳いている。結構楽しい。しかし午前中で切り上げる。
何故なら、午後は農大の講義があるのです。
ちょうど良く曇っていて、作業にはおあつらえ向きの天候なのですが、車で片道1時間弱の赤磐市へ。
3時間の講義。
久々に、忍耐力を試されたような授業でした。
今まで、どんなに作業で失敗しても、夫に邪険にされても、達成への漠然とした自信を抱いていたのですが、初めて恐ろしい程の不安に襲われる。
幸い、指定参考書は非常に良いものなので、今までの姿勢を改めてしっかり勉強しようと心を改めました。
そういう意味では、良い機会になったと思います。
庭のイチゴ。甘いよ☆

2015/05/06 Wed 晴 全力芽かき

今日はフルメットの予定で支度もして出かけたのですが、ハウス主Kさんにすんでのところで止められて(1回目のフルメットはハウスだけなので露地はしなくていいって。おとといMさんはうちをハウスと勘違いされていたと気付く)、それより芽かきが全然足りないから徹底的にやんなさいと諭される。
素人の哀しさで、誘引時に折れたりするのではーとついつい芽かきを甘くしていたのですが、安芸クィーンは折れづらいから、そんな心配全然いらないからと説得される。
Kさんがこれほど確かな口調でおっしゃられるので、折れないと信じ(おととい折れたのはまだ短いからだそう)、あと花穂数も絞っていいと言って下さったので、急遽全力で芽かきと花穂数削減を行うことに。
全力芽かきはハンパなく芽かきなので、我々は非常に時間がかかります。なので、まだ全部終わってない。
完成形に近い形で刈り込んだので、出来上がった列を眺めると、すごく人の意思が反映されたのを感じます。
えーでもこの場合の『人の意思』は、我々ではなくて、これまで丁寧に樹を作ってきたハウス主Kさん。
我々は、Kさんが長年整えられた枝に従って、刈り込むだけ。自分で一からこんなに的確にできるかなーと辿りつつ学習させていただいています。
私はハサミで指ちょっと切って痛かった。
あと、実は毛虫が怖くて自分で殺せなかったのですが(発見しては夫に委託)、最近慣れて脅えつつもハサミでブチしていたものの、今日は必死だったので躊躇いもなくブチブチできました。何でも来い。
見通しがすごく良くなりました

2015/05/05 Tue 晴 せっせと予防除

苗sは大分葉を伸ばしてきました。中には、小さい花穂を持つものもあるくらいです。成長早いな~。
なので、病気にならないよう、また悪い虫が付かないよう、予防+防除。すなわち予防除を行いました。
宇宙飛行士が背負っているようなマシーン(背負い式動力噴霧器)は、電気式です。
うちで使うマシーンsの中で、今の所唯一バッテリーで動く機械じゃないかと思います(ほとんどオイル)。
あと、ここのところ日中は暑いので、夫は作業着を半袖にしました。
でも明方と夕方以降は急激に寒くなります・・・気温差がハンパなく激しいです。

2015/05/04 Mon 雨のち曇 花穂数の整理~ポロリもあるよ

朝から花穂数の整理をしにハウスに行くと、ちょうど普及センターのMさんが奥様と奥様似の可愛らしいお嬢ちゃんと一緒に様子を見に来て下さいました。
お休みなのに、気になっていらして下さったそうです。本当に有難いです、感謝してもしきれません。
安芸クィーンを見て、あさってくらいをフルメット処理でいいのではとのこと。
なので、今日いっぱいで花穂数を絞り込んで、あさってフルメットにすることに決定しました。
安芸クィーンは以前、普及センターのKさんが言ったように『バカみたいに伸びて花がつく』状態です。
たくさんの花を全部残すのはもちろんしないで、形や、枝ごとの数を見ながら切り落としていきます。
形が良いのは、つくしみたいにスラっとしているの。かまぼこみたいな形ならともかく、ミッキーマウスみたいなのとか変な花穂がたくさんありました。
1つの位置から2本出ている場合は、基本は肩側(外側)を落とすのですが、これも結局は形次第です。
ところでこの後、もうちょい枝が伸びたら、誘引をしなくてはいけません。
誘引中に枝が折れてしまうことが結構あると聞いています。見かけ以上にモロいのです。
そういうわけで今日も、「形、良いかな~」と枝をいじりながら見ていると、ポロリと数本折れてしまったり・・・。
良い形のも、予想以上に少なく、今から残数が不安です。

2015/05/03 Sun 曇のち雨 天気予報はこまめにチェック

ほどよく曇だったので、お昼は畑でいただきました。
犬も連れて来ていて、快適な昼下がり。
食べると必ず眠くなる私は、アウトドアチェアの上でうたた寝のつもりが30分ほど眠ってしまいました。心地よい風が、快適でした。
そんな平穏な午後を揺るがした、突然の雨。
一瞬で目が覚めて、すぐさま撤収開始。
と同時に、朝に豊久田のハウスの屋根を開けてきたのを思い出し、夫はそちらに向かいました(閉めるため)。
片付けを終えて車に戻る頃には、犬の頭部は濡れてぺちゃんこになっていて、帰れることが明らかに嬉しいようで先導して駆けて行ってくれました。

原因は、天気予報のこまめなチェックを怠ったことです。
昨夜の時点では、夕方5時からだったのですっかり油断していましたが、午前中の予報は『午後から雨』に変わっていたのですね・・・。
いつもは夫がマメに見てくれるのですが、今日は彼は体調が本調子でなく珍しく失念してしまっていました。
私もちゃんと気にしないとダメだわーと反省。
イチゴが色付き始めました☆

2015/05/02 Sat 晴 成長著しい安芸クィーン

サイドレスハウスの安芸クィーンの成長は、目をみはるものがあります。
成長しすぎて、次のプロセスが不安。早くて、我らの判断が追いつきません。
というわけで(というのもヒドいが・・・)、普及センターのMさんに教授を請うことにしました。
Mさんは、来て下さった。お休みなのに。本当に、ごめんなさい。
うちの暴れん坊・安芸クィーンを観察して、今後のプロセスを詳しく解説してくださる。
順番としては、花穂数の整理→フルメット→花穂整形→誘引→ジベ処理。特にフルメットは早くて明後日になりそうだよと警告を受ける。
その他色々注意を受けたのですが、衝撃だったのは、「こんな花は切っちゃって」と言われたコレ(写真)。
花が咲いているので安心していたのですが、その先が伸びていない。枝が花に負けて伸びていないのです。
こういうのは、花を切っちゃってって。全然切ってなかったよー。
切ってしまっても、伸びて花が再び出てくるわけではないそうです。なんだろう、この喪失感。
でも、葉だけになった枝は、実は生らせぬものの、養分を作って周囲の実に栄養を与えるのだそうです。
私みたいだ。というか、私はまだ周囲に栄養を与えていないが。そういう葉に、私もなりたい。

2015/05/01 Fri 晴 大学生活の始まり

今日から農業大学での学習が始まります。
夫とともに出向きましたが、彼とは立場が異なります。
夫は社会人就農研修、私は新規就農者研修。3月に面接があったのは、社会人就農研修のほうです。
予想通り私は落選してしまったので、新規就農者研修に応募して相成りました。
両者の違いは、社会人~のほうは実習が付いてくること(新規~は講座のみ)。あと4月に開講式をされていました、多分社会人~は閉講式もするんじゃないかな。
『大学』と言っても、講座は全部で半日を20回弱、期間は12月までとなり、殆どキャンパス感はありません、大学の聴講生よりないかも。
とはいえ、再び女子大生です。もっとキャピキャピしようかと思う。
休み時間の様子。全部で6、70名くらいかな?