2017/06/30 Fri 雨か曇 見落としは必ずある

袋掛けをしたブドウですが、その後、掛け損ねがいつも続々と見つかります。
去年は、収穫期になって発見されたモノもありました(緑ブドウだったので分かり辛かった)。
今回も、2方向から見直すなど、時間のない中で見落としを最低限にしようと努めましたが、それでもこの後発見されるだろうと思います。
それは多分、仕方ない・・・。
あと、2回目ジベのし損ないもよく発生します。
2回目のジベは、1回目ジベ時に軸につけた派手な色のクリップを目標に行うので、見落としは少ないように思うのですが、意外に多いです。
クリップの色は、ピンクとオレンジ。
夫はピンクの方が目立つと主張しますが、私はオレンジの方が見落とさない気がします。
実際、夫の処理した後は両者の残りに大差ありませんが、私の処理後はピンクばかり見落としが出ていました。
人間の見ているモノって、個人それぞれで異なるんだと痛感します。

2017/06/29 Thu 雨ときどき曇 ついにびっくりグミジャム

びっくりグミを全部収穫したので、冷凍していた分も併せてジャムを作りました。
大した量ではなく、中くらいの鍋一杯分程度です。
それを煮て、濾して、液体を砂糖と煮詰めてジャムにするのですが。
ジャム化されると、えらい嵩が少なくなります。300ml程の瓶1つ分程度。抽出しまくった感じです。
びっくりグミの種が大きくて・・・。濾した時に、嵩の半分以上が持っていかれてしまいます。
あの種、どうにかならないのか・・・。より良い結実のためにジベ処理をしたのですが、グミの場合は種が無くなるわけではないみたいです。
量的には残念感ハンパないびっくりグミですが、味は最高☆ 酸味のある果実はジャムに最適とつくづく実感します。
果実酒にしてもサイコーなんだろうけど、種を取る作業と、そもそも量が少ないことから却下です。
びっくりグミ、今年も喜びを有難う♪

2017/06/28 Wed 雨のち曇 食い意地

自宅の庭に大きめの鉢植えがあって、そこにビワを植えています。
ビワとは色々あって(略)、岡山に来て苦節3年、ようやくこの春2つ実を成らせました。
1つは先日採って食べて、色はキレイだけどちょっと早い、という結論になりました。
そうして楽しみに取っておいた残りのもう1つ。
夫が今朝、朝ご飯前に収穫してきました。
そろそろかな~と思って触ってたら採れちゃった、そうです。
自ら採れた、ということは熟れ頃なのだろうと解して、皮を剥いて半分こにして、朝食のヨーグルトにジューンベリーと並べてお出ししましたら。
まだ熟れてないのに! と怒り出した。たかがビワに。びっくりした。採れちゃったんなら、OKってことじゃないの~?
肝心の味ですが、ビワって子供の時に食べて以来なので、そもそも味の正解が分かりません。美味しかった。

2017/06/27 Tue 曇 ついに意識を失う

あと少しで全ての袋掛けが終了して、怒涛のような忙しさから解放される・・・という期待からか、最近特に疲れやすいです。
そしてとうとう、昨夜は帰宅してご飯食べて犬と遊びながら・・・夫婦して意識を失ってしまいました。
正直、よくあることなのですが、いつもは夜中に起きて(犬に起こされる)活動再開して、人間らしい生活を取り戻すのですが、今回はそのまま戻って来ることができなかったのです。
もちろん、勤勉なうちの犬sにより、夜中と早朝に起こされはしたのですが、すぐまた寝た。
お蔭で、今朝は夫婦して反省から始まりました。
でも、ちょっと安堵しちゃってるのの現れなんだろうな。緊張の糸が切れちゃったんだろうな。
とりあえず、全袋掛けが終了したらお祝いをしよう、と新たな目標設定と共に気持ちを切り替えて業務に入りました。
あと、そろそろブドウ作業以外の業務も混ぜ始めました・・・草刈とか。
私は、びっくりグミを全部収穫しました。冷凍してあるのも併せてジャムにするんだ~

2017/06/25 Sun 曇ときどき雨 そうか今日は日曜か

三日連続のモーレツ袋掛けで、私の身体はボロボロです。右手親指が痛く、体の節々が痛い。
深夜に雨が降ったらしいし、夫ともども久々に起床をのんびりしてしまいました。ちょっと油断してるかも・・・。
でも、犬sは嬉しそうで、特に妹犬は大喜び。夫にカマってカマってとアピールしっ放しでした。
遅いついでにWORKMANに行ったらお客さんが常より多くて、今日が日曜であるのにようやく気付きました。
曜日感覚、ここ最近は特に逸してます・・・。世間と乖離しているようで、少し寂しい・・・。

うちのジューンベリーは、今年はもう終わりです。殆ど生食でしたが、一部ドライにしてみました。
おからマフィンに入れてみました。
量が少ないので、入れる量をケチってしまい、夫から「少なすぎてよく分からない」とクレーム。

2017/06/24 Sat 曇のち雨 一次袋掛け終了

緑系以外のブドウ(安芸・ピオ・オーロラブラック・クィーンニーナ)の袋掛けが終了しました。
岡山県では、晩腐病対策のため、6月中の袋掛けを推奨しています。晩腐になりやすい色付き品種では、絶対です。
今夜から雨となり、梅雨っぽい気候に移って行きそうなので、そうなる前にと全力で頑張りました。
もうすぐで終了という時に、油断が生じたのか、ちょっとした箇所を切りたくて取り出した鋏で指を切ってしまいました。
花切りや粒間引き処理の最中に指を切ってしまうのはよくあるのですが、それでも今年はまだ一回しか切っていなかったのに・・・。
そろそろ硬核期に入り、2週間程ブドウ樹に刺激を与えられない時期になるので、その前に副梢の整理を急ぎます。
緑系(瀬戸・シャインマスカット)は来週袋掛けの予定です。

2017/06/23 Fri 晴 県南視察

夫は、ハウスぶどうの会の視察で県南に行ってきました。
他所の圃場や集荷場を拝見して、色々刺激を受けてきたようです。
最後に、赤磐の試験場に行ってきたそうですが、そこで色々見せていただいたものを映した写真の中に、反射シートを敷設したものがありました。
今年は安芸クィーンに使ってみようかとも思っていたので、これは何をしているかと聞いてみると、シャインマスカットに試しているのだそうです。
シャインの糖度上昇に光が大きく関与しているそうで、反射シートの効果の試験だそうです。
で、どう結論出たかと訊くと、今年は日照が非常に良かったので、反射シートがない場所でも十分過ぎるほど光量が良かったため、これと言った違いが出なかったようです。
この後も、十分日照があるといいな-。あと、寒暖差も欲しいです。

2017/06/22 Thu 曇 鋏はデンジャラス

袋掛けをしています。
大量の袋を、腰から下げている作業カバンに入れているのですが、この作業カバン、底を浅くしたり深くしたりすることができます。
通常は、浅くして、鋏とか時々で使う小物を入れているのですが、今回は掛袋とラージサイズなので、深底に設定し直しました。
掛け作業中、ちょっと鋏を使いたい時があるので、いつものように作業カバンに入れていたら、底が深いため、取り出しにくく困ります。
ズボンのポケットに入れてみたのですが、しっくり来ません。
そこで、どっかで見たと思うのですが、鋏の片方の取手に長い紐を通して、それをネックレスのように首に下げて、必要な時はたぐり寄せることにしました。便利です。
夫がそれを見て、「また何か作ったね」とポツリ。
「お腹に刺さないようにね」と注意もされました。
そうか、だから皆この方式はしないのね。
危険と隣り合わせですが、あまりに便利なので、袋掛けの間はこのスタイルでいようと思います。
(ところで、鋏ケースを腰に下げるのは、なんかしっくり来ない派です)

2017/06/21 Wed 雨のち晴 昨夜は大雨が降りました

夜から早朝にかけて雨が降って気温が下がったので、久々に犬sも一緒に出勤しました。
土の濡れていない、サイドレスハウス内に居ていただきます。
作業の合間、ふと犬の方に目をやると、兄犬がまっすぐ私を見つめています。和みます。
妹犬は、何者か(虫とか?)に向かって吠えるので、うるさいです。困ります。
以前、農大仲間のTさんが、「誰かと一緒に農業するって励みになっていいよね~」と言ってくれたことがあるのですが、人でなくとも、犬でも気持ちが上向きになります。ありがとう。

放っておいたきぬさやが、とうとう全滅モードと夫の報告。
生き残りを収穫してもらったのですが、半分は汚くなっていて、食べる勇気が湧きません。
例によってパンパンに膨れ上がっていたので、汚い皮は破棄して、中身だけ茹でていただきました。
グリーンピースと枝豆の中間のような味・・・な気がします。美味しい。豆は、なんでも美味しいです。

2017/06/20 Tue 曇 安芸袋掛け終了

サイドレスハウスの安芸の袋掛けを終えました。
とりあえずホっとしたものの、次が控えているし、安芸もまもなく硬核期に入るのでその前に最後の副梢管理をしておきたいです。
明日は雨なので、夫も私もハウスでの作業になるかと思います。
仕上げが近いので、これからは別れての作業ではなく、一箇所集中型でやっつけていくことになりそう。
緑系以外は、今月中の袋掛けを目指して頑張ります☆

2017/06/19 Mon 晴 お昼に冷うどん

お弁当を作り損ねたので、以前から気になっていた、勝央町に昨年くらい(?)にできていたセルフうどん屋へ行ってきました。
岡山県北ではうどんが好まれるようで、お蕎麦屋さんはあまりありません。
以前住んでいた茨城つくば近辺では、こだわり風のお蕎麦屋さんが結構あって、うんちくされるのもね、と知人とこぼし合ったのが嘘のようです。
ただ、ここら辺のうどんは、讃岐うどんみたいにコシの強いタイプではなく、柔らかめが主なようで、コシ有り族の私はちょっと物足りなさを感じていました。
自宅のある津山中心部に行けば、丸亀・はなまる・むらさきなどチェーン店があるのですが、勝央町だとセルフではないけどふれんずのうどんがコシ強い系で嬉しいです。

今日のお店も、コシがしっかり強い系でした。そして、セルフ。
店内は木目調で、なんとなく手造り風で落ち着きます。でもセルフうどん店だから、落ち着いてじっくり長居はしませんが。
暑い日は、やっぱり冷うどん。私はぶっかけ、夫はかけをいただきました。
すっと喉を通るのが嬉しいです。これから夏本番、お昼がお弁当ばかりだとキツいです・・・。作業場に水道があれば、もう少しなんとかできるのですが。そうめんとか食べたいなぁ。
今日のお店、名前を確認するのを忘れていて、NETで調べれば分かるかと思ったら、分かりませんでした。
そのうち分かったら、リンク貼ります・・・。

2017/06/18 Sun 晴 年に数回のらくらくカップ

毎回2回目ジベは夫にやってもらっていたのですが(特に理由はない)、今回は私がすることになりました。
2回目ジベは、ジベ容器でなく、“らくらくカップ”を使います。
理由は、正直あまり考えたことがないや、いつも夫がしていたので。
ただ、一昨年の初めての2回目ジベは大きなジベ容器で行ってやり辛かったので、思い切ってコレを購入したという経緯があったように記憶しています。
『思い切って』を使ってしまうのに表れるように、コレは意外に安くありません。
いえ、そこまでお高くもないのだけど、見た目にしては「ええっ?」という値段をする。
そんな“らくらくカップ”ですが、ON/OFFボタンが手元と本体の2ヶ所にあります。
よく使う方、手元ボタンが壊れてしまいました・・・(買ってまだ3年目なのに・・・)。
つい先月も、器械が壊れて激高した事件がありましたが、またですか・・・。多分、接触が悪くなっただけかと思うので、冬に見てあげることにします。

仕方ないので、本体ボタンを使って作業。こちらのボタンでも作業性には問題ありません(手元ボタンを使ったことがないから比較できないけど)。
私、カップの側面全体から液が噴出してくると思い込んでいたのですが、吹き出すのは最上部、いわゆる円錐の底面にあたる一面だけです。
自分の勘違いを棚上げして、なんだそれ-見かけ倒しだなぁと文句タラタラ。手元ボタンは壊れてるし。
当初は、使い勝手が分からずブツブツ言っていたのですが、10分程で慣れてしまい、すっかり“らくらくカップ”のトリコ。
これイイわ~☆ 断然イイじゃん! 1回目のジベもこれでいいじゃん♪
とご機嫌で使っていると、夫曰く、2回目専用マシーンなんだって。
どうしてかな-。しっかり濡らせたいのなら、浴びせる時間を長くするで対応できそうだけど。ダメなのかなぁ。
安芸の技肩とかするのに、ジベ容器ではやり辛かったりするので、使えたら使いたいです。でも、来年には忘れてそう・・・。

2017/06/17 Sat 晴 農家夫婦の現実

以前、ブドウ以外の果樹をされている知人農家さんと話していて、夫と一緒に(肩を並べて)作業していないことに驚かれたことがあります。
環境により、違うんだろうな-。
うちは、圃場が点在しているから作業分散で分かれて活動するのは最も道理だし、周りの先輩農家さま方もそのようにされてらっしゃるようです。
朝も、別に出掛けて、途中の連絡は、電話かLINEでします。
昼食は作業場で取るようにしているので、その時会いますが、あんまり忙しいとそれすら無くなります。
今日は、夫は昨夜作業場に泊まったので、朝会ってない、昼会った、夜は家で会っている。そんな感じ。
なんか寂しい・・・。農家になっても、四六時中、一緒にいるとは限りません。
あと、疲れてると、会話も減ります・・・。スキンシップを取ろうとベタベタしても、嫌がられる。
これが夫婦農家の現実です。

2017/06/16 Fri 晴 ぼくらはみんな生きている

夫の最近の日課は、ブイブイ退治です。
バケツに台所用洗剤を混ぜた水を少し張って、あとはブイブイを見つけ次第この中へ投入。
ブイブイは、触られると落下する性質があるので、ほぼ確実にバケツへインサートしてくれます。
毎日、100匹以上は投入していて、終わる頃にはバケツはすごくグロい状態です。金属混じってる? みたいな。

こういう季節なので、虫が誇らしげに活動しまくっています。
コールラビの葉に青虫が付着していて、そういえばモンシロチョウが浮揚してたよなぁと納得。これくらいは平気です。
平気でないのは、クスサン。私の天敵です。
先日、ナスビの枝にしがみついていたので、夫を拝み倒して退治してもらいました。ホントにアレ、ダメです。

お昼に黒土で、ブイブイがとうとうジューンベリーにちょっかい出し始めたと夫に警告されたので、豊久田に戻る前に収穫に寄りました。
いつの間にか、ジューンベリーの実はほぼ真っ赤に染まっていたので、ブイブイを追い払いながら採取。
採取していると、なんかしつこいブイブイが私のこめかみに止まったので剥がそうと・・・剥がれないので掴んで放り投げました。
掴んで?
ブイブイは大豆ほどの大きさの虫です。掴むって?
投げた辺りに目を向けると・・・。
クスサン。
血の気が一斉に引いて、思わず夫に電話した。したら、夫はもう豊久田に向かって出掛けていて、ここ(黒土)には私ひとり。
岡山に来る以前、田舎暮らしの実体験を描いた漫画を読んだことがあるのですが、作者がある日背中に違和感を感じて手をやると大きな蜘蛛。それ以降、蜘蛛が平気になったというエピソードがありました。
それ、私にも降臨するかな? とクスサンを見つめながら待ち構えていましたが、来ませんでした。
目っ茶怖いけど、イヤだけど、仕方ないので叫びながら勢いよく踏み潰しました。ホント、ヤツ嫌い~絶滅して!

2017/06/15 Thu 晴 安芸心中

ぶどう農家3年目。今さらですが、ピオーネデビューです。
普通、“ぶどう”と来たらピオーネなんだけど・・・ある集まりで、栽培作物を“ぶどう”とメールでお伝えしていたら勝手に“ピオーネ”に変換されていたこともあるくらいなのに。
これまで、安芸クィーンと瀬戸ジャイアンツしかやったことがなくて、先輩農家様方から、難しいのからするねぇとからかわれたりしていたのですが、プロによるところの意見なので、栽培の難易度なんてさほど変わらないと思っていました。

粒間引きまで来て、あとは袋掛けくらいなので、もう言い切っていいと思いますが、ピオーネってホントにイイ子です。イイ子すぎて泣ける。
成長の順番は、安芸→ピオ→瀬戸 なのですが、安芸の後にピオに取り掛かったら、あんまりイイ子すぎて涙が出ました。
最後の粒間引きも、安芸はすればするほど気持ちが落ち込んできます。
今年は忙しさもあってか、落ち込みがひどくて、このまま安芸と心中しようかとまで思った。
その後、取り掛かったピオさんは、なんというか荒んだ気持ちを柔らかく癒してくれます☆ 美味しいし言うことナシ、ピオ万歳!
でも安芸さまは、“クィーン”というだけあって、私も含め、目っ茶好きな人が結構おります。
だって、美味しい・可愛い・香りが良い。悪い所は性格(育て辛い)だけ。
色の付き辛い安芸クィーンさま、ヘンな形の花穂が数多い安芸クィーンさま、それでも人を魅了してやまない女王様・・・。
ちょっとうちの女王様(妹犬)に似ています。

2017/06/14 Wed 晴 腰痛の原因

私が初めてギックリーしたのは34くらいの時でした。
それより前、25くらいの時に、半身に痺れが生じ病院に行くと、坐骨神経痛と診断されたことがあります。
半日以上、机の前でPCとにらめっこの仕事だったのが原因だそうです。
改善のため、職場の隅で1時間おきにストレッチをしていたら、同じことをしている人が多いのに気付き、仲間もしくはギックラーと判明しました。
大抵は私と同じく、猫背で座りっぱなし人間だったのですが、お一人、「背骨がまっすぐだから腰痛になった」と主張する年輩の男性がおりました。
その時は、意味がまったく理解できなかったのですが・・・。

今は、すごく分かります! 背骨をまっすぐにしたまま長時間いると、きっと腰にキてしまう!
先日のぎっくり腰。寒くない時期になったのは初めてなので、どうしてかと不思議に思っていたのですが、ここ最近の粒間引きウィークで、高い位置にある房を背伸びに近い恰好でいじる状態が続くと、ちょっと腰らへんが妙な感じになってくると悟りました。
前回のぎっくり腰も、花切りウィークのため同様の姿勢が続いていたはず・・・。
前のめりでも、後ろのめりでも、腰には良くないということなのですね。
今は、面倒臭がらずに、踏み台を使って作業するように努めています(でも面倒臭い)。
まさにwan-self

2017/06/13 Tue 晴 ベース圃場にて

久々に、黒土ベース圃場で作業しました。
ここは、最近夫がメインで作業しているので、私はご無沙汰です。第3畑の家庭菜園に水をあげるくらい。
豊久田の圃場群ももちろん宜しいのですが、作業場もあることから、黒土に来ると落ち着きます。
今回3年目となるブドウ樹は、毎年夫が大事に手入れしてきたものです。大きくなりました。
もうちょっとゆっくりしたかったのですが、豊久田が私を呼んでいるので午後から出立。
あともう少し、きっともう少しです・・・。

2017/06/12 Mon 晴 行動力が大事

帰宅前に、夫は黒土畑で犬sを散歩させてくれたそうです(私は豊久田から直帰)。
いつものように第3畑へ行って、ちょっとエンジョイしてから帰ってきたそうですが、第3には夫の趣味の桃の樹があります。
やっとこ先日、袋掛けしていました。
その桃の樹の下に、摘果した未成熟な桃が落ちているのですが、それを妹犬が食べていたそうです。
困ったよ~と夫は言っていましたが、私は先を越された!と思いました。
自分が齧り付く気はまったく無いのですが、見た目梅っぽいので、何かに使えないかなぁと拾い上げ熟考しては棚上げしていました。
よもや、直食いとは! その行動力に完敗しました。

2017/06/11 Sun 雨のち曇 最低限死守すべき生活

最近は、主に粒間引きをしています。
これが、最後の山だと思っていますが、大山はとりあえず越したかなという感じ。
夫の作業場泊まりも終了したし、昼ごはんもちゃんと作業場に戻って取って休憩もしています。
若い時は多少の無理はできるけど、この年になるとやっぱ駄目。しかも、体を使う仕事では尚更。
今もまだ忙しいので時間は惜しいけど、三食作って食べることと風呂で体を休めることは、意識してやっています。
大山の時は、昼食を買って済ませたりしていましたが、あまり体に良くない。さほど美味しくないし(私の弁当もそれほどではないが)。
風呂も、ちゃんと入ろうと思いつつ寝ちゃって翌朝シャワーで済ますことが度々ありましたが、かなり体に良くなかったです。
まだまだ時間の足りない日が続きますが、キープしなきゃいけない活動ってあるんだなぁと思い知りました。

気温の変動が激しいためか、兄犬の体調が最近崩れてきて心配していたのですが、どうやら戻ってくれたようです。
みんな、健康で元気が一番と痛感するこの頃です。

2017/06/10 Sat 晴 準備万端

去年、ブイブイにいじられた末、カラスに根こそぎ食べられてしまったジューンベリー。
今年も、実を付けてくれています。偉い。
今年は、適当ではありますが、ネットを被せて備えております。
去年、初めて食べた時は、「そこそこ美味しいけど、こんなモンだな-」と思っていました。
その後すぐ、カラスにやられてしまったので知る機会を逸してしまったのですが、ジューンベリーは紫色になるくらいまで熟したほうが美味しいかもしれない。
なので、はやる気持ちを抑え、紫色になるまでひたすら待ちます。
小まめに収穫して、溜まったらドライフルーツにしてマフィンに入れようと楽しみにしています。
けれど、美味しいので収穫するそばから食べてしまい、一向に溜まりません・・・。
ブルーベリーをドライフルーツにすればいいか、と考えを改めましたが、おそらくこちらは生のままヨーグルトに入れてしまいそう。それが一番美味しいから。
マフィンに入れていた、きんかんジャムが無くなってしまって困っているのですが、当面解消されなさそうです・・・。

2017/06/09 Fri 晴 絹さやは恩を忘れない

冬に、Nハウスに植えた絹さやの実が生りっぱなしなんですが、と夫に指摘されました。
かもしれない、とは思っていました。
けど、Nハウスに行く暇がないし、古い種を植えただけにしてはそこそこ採れたので、もういいか-と放置していたので、すっかり枯れたと思っていました。水はどうしているんだろう。

絹さやは、生きていた(らしい)。
育成園のNハウスにたまに誘引で通う夫が、作業のついでに収穫してきてくれました。
夫によると、元気なのが結構いるそうです。え-ネットも面倒だから紐を数本渡しただけなのに、どうバランスを取っているんだろう。
スーパーのビニール袋半分くらいに採ってきてくれて、さらにまだあるそうでびっくり。
中国ではカラスは親の恩を忘れない孝行な鳥と捉えられているそうです、私も絹さやは恩義を忘れぬ人情に厚い野菜と褒めたたえよう。
と喜んで見たら、大半の絹さやは実でパンパンに膨れた随分ファットな様相です。それはそうだよね。
家庭菜園でよく作っていましたが、さすがにここまで太った絹さやは扱ったことがありません。
NETで調べたら、フツーに茹でて食べて美味しい、というのでやってみました。
ホントに美味しいです。皮が厚くて、皮の味と歯ごたえを普通以上に味わえて、中々イイもんです。
ビバ絹さや。来年もまた植えよう。

2017/06/08 Thu 晴 アレもしたいコレもしたい

今季初きゅうりを収穫して、夕食でいただきました。
当たり前だけどきゅうりの味と匂いがして、故郷に帰ってきたかのような安らぎを感じました。
ミニトマトも1つだけ、収穫してみました。あと、ここ最近はコールラビとカブ。にんにくや間引き大根もあるのです。
すごくたくさん、やりたいコトいっぱいです・・・。
あぁだけど、粒間引きと副賞管理と圃場整備をしなくてはいけません。
いちにち圃場に出ていると、帰ってきてクタクタで旬の食材をフルに生かせないんだよなぁ-。
やりたいコトいっぱいなんだけど、犬と遊ばなくてもいけないし、今は隣室で夫と犬sが仲良く寝ているのに混ざりたくてたまりません。
楽しい季節になって超嬉しいのだけど、時間が全然足りません。

2017/06/07 Wed 雨 カッパさま!

朝から雨で、ハウスで作業すればいいからそれはいいんだけど、目っ茶寒くて難儀しました。
いつも、朝は寒くても日中は暑くなるので、暑いとまでいかなくてもそこそこ暖かくなるかと思って出掛けたら、想定外の寒さ。
昼に、作業場で休憩したのですが、久々に電気ストーブを付けました。置いておいて良かった・・・。
上着も用意していなかったので、午後はカッパを着て作業しました。汚い作業用のカッパだけど、あって助かった☆
ところで、犬sもハウスだからと連れてきてあげていたのですが、寒いわ雨の音がうるさいわで気の毒なので、お昼以降は車の中でひたすら待機。
なんのために来たのか分かりません・・・それでも疲れて、夜はバタンキューしています。

2017/06/06 Tue 曇 まもなく一回目ジベ終了

明け方、布団で5分程もがいていたら、夫が呆れたように「なにしてるの」と問うので、ギックリーが立ち上がろうと必死なのですと説明。
あまりの状況に、午前はお休みさせていただきました。

ジベ1回目はまもなく大詰めで、瀬戸も始まったので今週末~来週初めには終了すると思います。作業は、粒間引きへ移行しつつあります。
ところで、ジベ中に軸が折れてしまう可哀想な花穂もあります。
折れると言っても、大体首の皮一枚は残るのですが、縁が無かったものと私はすぐ切り捨てます。
情け深い夫は、そんな軸を接木クリップでもって、被害部をくっつけて固定してあげます。
見た目、普通のジベ後花穂なのですが、実態は折れている。
ので、しばらくすると、縊死体のように干からびた花穂がぶら下がっているのに遭遇したりするのです。
どうせダメなんだから、すぐ切っちゃいなよと夫に進言すると、ひょっとして持ち直すかもしれないと反論されました。
持ち直すわけないよ、干からびているのを毎年目撃しているからと説得すると、必ずしも全ての補正花穂が干からびたかどうか分からないと言うのです。
確かにそれは、言い切れない・・・。ダメになったのはすぐ分かるけど、持ち直したのは分からないからね-。
しかも、接木クリップはその名のとおり、“接木”。本来、異種な2体を繋ぎ合わせる役目です。
できちゃうかもしれない・・・。
なので、私も、折れたら切らずにくっつけ始めました。圃場に、干からびた花穂が増えそうな気がします。

2017/06/05 Mon 晴 油断すると

ギックリーになりました。
最近落ち着いてきたので、心に隙が生じてしまったのだと思います。朝、風呂掃除をしていたらなってしまった。
コルセットしても痛みが取れず、今日いちにち、辛かった・・・。
夕方には、まともに歩けないくらいに悪化してしまいました。油断とはホトホト恐ろしい。
初めは心配してくれた夫も、しまいには面倒臭くなった様子で、でもさっき湿布を貼ってくれました。効くといいな。

2017/06/04 Sun 晴 夢の装置

TVで、“自動化で仕事を効率化”みたいなのを見て、ブドウ農家にもできないかなーと夫と試行錯誤する。
夫がまず、『自動花穂整形器』および『自動粒間引き器』。
前者はそのような商品もありますが、アレではなく、もっと自動でできちゃうモノを希望。
鯛焼きのプレートみたいに、膨らんだ2枚の板で包むだけで完璧な形ができあがるというマシーン。それはもう、魔法だね。
そこで機械系出身の私が、もっと現実的な、そして農家に所望される装置を考案しました。『自動誘引器』。
棚線と平行に外側に綱を渡し、その上をロボットアームを携えたマシーンが滑りながら、定間隔で枝をバッタバッタと誘引していくのです。夢のようだわ~♪ 折れまくりそうだけど。
絶対、折れまくるので却下され、でもこれを発展させた『自動摘心器』で落ち着きました。
どこかの企業が作って安価で販売してくれないかな-。
自動誘引器の案。枝が折れるため却下

2017/06/03 Sat 晴 荒れに荒れた

ブドウ作業に追われている間に、黒土畑が雑草に占拠されていました。
夫が、草刈したい~と訴えるのを、今は成すことがあると却下していましたが、3日振りに第3畑(家庭菜園ゾーン)を訪れて驚愕。すごいことになっています・・・。
なので、草刈OK令を出しました。
被害反面、第3畑は実りの時期を迎えつつあります。
中生の玉ねぎやじゃがいも、時なし大根、コールラビなどが採ってくれと訴えています。私も採りたいよ。
今年は、植えて3年目のびっくりグミにも実を付けさせたので、収穫して溜まったらジャムにしようと楽しみにしています。
夫も、桃に袋掛けをしたくてウズウズしているようです。
あ-でも本業(ブドウ)がな-。

2017/06/02 Fri 曇 一山目、越したけど

今日の作業でようやっと、一山越した感じです。
夫の作業場泊まりも無くなるかもしれないし、現場放棄されていた私の家事もようよう復活の兆しです。
でも思ったほど、おざなりにしていた自宅は荒れていません。夫の体調は少し崩れたかも。今後の課題です。
もちろん、大きい山を越しただけなので、気を抜けない状況はしばらく続きます。あと、後回しにできる作業が溜まっています・・・。

2017/06/01 Thu 晴 接木フレンドは心の友

ジベをしていて、今している安芸やピオは持つけれど、来週予定の瀬戸には接木フレンドが足りないと気付きました。
収穫量が増えたので、買い足さないといけなかったのですが、すっかり忘れていたのです。
いつもNETで購入していたのですが、今回も同じにすると、到着がギリギリになって相当ヤキモキしそうです。
数軒、作業場近くの店を見てみたのですが、切れていたりで見当たらず、農家の店しんしんに電話してみたらあるというのでさっそく帰りに寄ってきました。
無事、購入できました。しかも、大量買いに対応してくれました。助かる~
この時期、接木フレンドは、ジベやフルメットなどブドウ系商品の陳列棚に並んでいます。
本来の用途は、名前どおり、“接木”なはずなんですが・・・。
ここに置くんですね、とお店の人に話しかけると、この時期ブドウ農家がよく買うから、とおっしゃっていました。
箱に「実用新案登録」とも銘打っているのに・・・。その実用新案、ブドウ農家にとって意味ないよ・・・。