2016/04/30 Sat 晴 農業で最もキライな作業

農大で先生が、「農業で一番キライな作業は」とぶっちゃけておられました。「防除です」
夫も、「分かる分かる」同意していた。
そんな防除を、今日行いました。
と言っても、この季節なのでそんなに辛くないです。
辛いポイントは、真夏に、カッパ着て、その他防除スタイルで完全武装して、背負い式や動噴のホースを引きずりながら、圃場をくまなく歩くからです。
特に、『真夏』が最悪。
なので、今日などはラクな内に入るのでしょうが・・・。
メインのK1ハウスは私が行ったのですが、ノンストップで2時間半くらい、最後は結構キツかった。
カッパを脱ぐと、服全体が汗で湿ってしまっていました。
今回は背負い式。次回は動噴で行う予定ですが、どっちがラクなんだろう・・・。

2016/04/29 Fri 曇のち晴 最後の一粒まで

そういえば、先月移植した苗に堆肥をかけるのを忘れていました。
からっきし忘れていたわけではなくて、かけるのは覚えていたのですが目茶急を要するというほどでもないので別の作業を入れていたら、その内忘れてしまったのです。
なので、今日する予定だった作業は強風のため延期となったので、ようやく実行となりました。

苗を植える際に作る土壌に、完熟堆肥も混ぜることが求められます。
でも、完熟堆肥など、手に入りません。
そこで、植えた後の苗の周辺の土の上に堆肥を撒くというのが主流となっています。
有機肥料なので即効性はないため、すぐすぐでなくてもいいかぁ、というのが私たちの見解だったのですが、ちょっと遅れすぎました・・・。
堆肥屋さんで軽トラ一杯に堆肥を積んでもらって、K1ハウス、次いでK2ハウスに向かい散布します。
堆肥屋さんからK1ハウスまで車でゆっくりで5分くらい。
前も話題になったのですが、『途中で落ちないかなぁ』も、「近いからゆっくり行けば大丈夫」と言われ載せた堆肥をシャベルで固めてくれました。
たっぷりの堆肥、有難く使い切りました。牛に感謝。
それはもう、○モホルンリンクルのごとく、最後の一粒まで余すことなく使いたい、くらいの気持ちで、いつまでも軽トラの荷台をガリガリ寄せ集めるのでした。

2016/04/28 Thu 曇ときどき雨 魅惑のフーチバー

私の子供の頃、春になると、母は犬の散歩ついでにある雑草を取ってきて、みそ汁に入れたものでした。
その雑草とは、沖縄人の両親曰く、フーチバー。よもぎです。苦い。
みそ汁に入れて、美味しいものではありません。沖縄では、皆、入れるのかな・・・?(だったらゴメン)
そのフーチバーが、今、畑や庭にわんさとあります。
決して好きではないのですが、逃れられない呪縛というか、あの匂いを嗅ぐと、摘んでみそ汁に入れずにはいられません。
そこで、やってみたのですが、苦くない。フツーの野菜。
関東のよもぎと、中国地方のよもぎの違いかな? と不思議に感じつつ、母に電話で確認すると、簡単なことでした。
母は、アク抜きをしていなかったのです(私はやった)。
新芽だからしなくても良い、という言い分は分かります。けど、アク抜きをするだけで、苦いフーチバーがあんなに食べやすくなるなんて!
アク抜きしようよ、と言うと、あの苦味が好き、と返されました。
その独特の匂いを嗅いでいると、他の記憶も紐解かれてきて、ミキサーで作る自家製野菜ジュースにも入れられたことを思い出しました。
まだまだ、フーチバー・シーズンは続きます。
よもぎの写真がないのでコレで

2016/04/27 Wed 雨 果樹総論の①

午前中、農大でした。
今年度、初めの授業は果樹総論の①。先生は、普及センターの指導員を長年されて、定年後はぶどう&稲農家をされてらっしゃる方です。
ぶどう農家と聞いて、ラッキー☆ と思う。同じ果樹コースの桃派には悪いけど。より現場密着なお話が聞けそうだから。
先生は年齢的にリタイアしてもいい(と世間では言われる)年齢だけど、現役農家。やり甲斐や意欲がむんむん伝わってきて、非常に好感が湧きます。
私も先生が推奨された手法を一つ、今年取り入れてみようと思いましたよ♪

その頃夫は、K1ハウスで草刈&芽かきをしてくれていました。
K1ハウス、ビニールを張ったので、もう雨の日でも作業できるのです。
帰宅して資料(去年とは違う)を見せると、「面白い」 と見入っていました。自分も紛れて聴講したいそうです。ダメだ!

2016/04/26 Tue 晴 夏日に芽かき

成木の芽かきを始めました。夫が。
将来の枝図を考えながら落としていくので、すごく悩むそうです。悩むというのは発達している証拠。悩んでください。

一方の私ですが、昨夜、自宅でアクシデントがあり、軽微ではありますが負傷してしまいました。
重大事ではなく仕事もできるのですが、ちょっと辛い。今朝は私だけ遅れて出勤しました。
今日は、この春始まって以来の暑さで、我ら夫婦も犬sもヨレヨレ。
悪いとは思ったのですが、作業場の片付けと、家庭菜園の手入れだけして帰宅させていただきました。
そういや私も、じゃがいもだけど芽かきした。
2年生苗なのでどうせ落とすのに、花をつけるのです

2016/04/25 Mon 晴 ぶどう初心者講習会2回目

美作市Oさんの圃場で開催される、いつものぶどう初心者講習会・本年2回目がやってきました。
普及センターのMさんは異動されたので、今回から新任のKさんによる講習です。今日は芽かきがテーマでした。

毎回50名を超す受講生が集うこの講習会、本日も大盛況でした。
この手の講習会、たまに業者の方が役に立つ商品の宣伝にいらっしゃいます。
今日も、“メリット青”等で有名な、生科研のお兄さんが “シンボルエース” の宣伝にいらしてました。
“シンボルエース” は、土壌を団粒化させることにより、空気や水の入り易い軟化した土を実現させるのだそうです。
と、説明だけかと思いきや・・・・お兄さん、実験グッズをご持参下さいました! 見入っちゃうよ、こういうの☆
『2つのペットボトルに泥水を入れ、片方に “シンボルエース” を入れて時間を置くと、そちらの泥水内の泥が粒化されて早くに沈殿します』 という実験でした。
帰りに、皆にサンプルを下さいました。
少量なので、鑑賞用に植えた作業場横のぶどう(遊びのため真剣に施肥してない)に使わせていただきました♪
右側がシンボルエースを混ぜた泥水

2016/04/24 Sun 晴 ようやく終わったビニール張り

ようやっと全てのビニール張りが終了しました。どんだけ長い期間、やってるんだ・・・。
終わってホっとしたら、一気に力が抜けてしまいましたが、まだまだやるべきこと・やりたいことはたくさんあります。
人なので、それなりに気落ちしたりもしますが、とりあえず前に進んでいかなくちゃ行けないや、と自己励起して頑張っています。

夫と知り合うまでの私の口グセが、「ガンバレ、私」 で、仕事中とかそうでない時もよく言っていました。
初めてそれを耳にした時、夫はウケたものでしたが、知らぬ間に言わなくなっていました。
最近の私達夫婦の流行りは、スーパー “ラ・ムー”(近くにある)のお店ソングのサビ部分 『頑張れ~・頑張れ~』 です。
励ましてくれる人が側にいるのは嬉しいです。犬sも、そう言いはしませんが、応援してくれているように感じます。

2016/04/23 Sat 曇のち雨 カエルに毛虫を与えたら

ビニール張り、ビニール足りなくなり中断。足りてても、完了は難しかったけど・・・(明日はきっと終わる)。

ビニール張りをしながら、作業の合い間、夫は芽かきをしています。私は、そこら中に居るカエルを観察したり、背中を触ったりしています(逃げられる)。
小さいカエルが、めっちゃ居ます。可愛い☆
今日、ネットに毛虫が貼りついてるのを見つけたので始末しようとしたら、夫に止められました。
情けではなく、側にいるカエルに与えようというのです。えー止しなよ。
私が止めるのも聞かず、夫は鋏の先に毛虫を挟み、カエルさんの口元に差し出しました。すると・・・。
カエル、超びっくりしたみたいに飛び上がって、逃げていってしまいました! 親切心だったのに! 毛虫は食べないのか。
そんな感じでのんびりやっています。だから終わらないのかな・・・。
今春初カモミールです。カモミール好きだなぁ

2016/04/22 Fri 晴 ビニール張りファイナルまであと少し

夏日です。ところで、知人から、先日私が熱中症のなりかけになったのは、水分摂取量が少なかったからではと指摘され、その通りと愕然とする。
あまり、水分を摂らないほうだと思います。
熱中症対策はもちろん、かつて同僚が 「1日2リットル水分を摂ると健康に良い」 と一瞬実践していたのを思い出しました。
というわけで、今日は激しく水分を摂取! 昼寝もバッチリ! お蔭で、暑い中でも元気に作業できました。

ビニール張りは、あと第2畑で終了です。
幸い、今日は風も弱かったので、一日中黙々とビニール張りを続けました。まだ終わってないけど。
ある筋から、「ビニールは葉に雨が当たって病気になるのを防ぐ目的だから、4月中に張ればいい」 と情報を得て、のんびり開始したのですが、先日地元の篤農家の方々から、「芽にも雨が当たらないほうが良い。その後の伸びが違う」 と教えていただき、えーその情報遅いよーと悔しがったものの、せめて少しでも急ごうとラストスパート中です。
明日中に終わったらサイコーなんだけど、夫は 「無理だよ」 と現実路線です。

2016/04/21 Thu 雨 夫を働かせて優雅な午後を過ごす

終日雨なので、作業は休み家のことをしました。夫はこの間に、資材調達など走ってくれました。
夫が頑張っている間、マダム(私)はアフタヌーン・ティーをいただきに、グリーン・ヒルズのカフェへ。
前から気になっていたカフェ。しかし、たまたま本日は午後のカフェがクローズになっていたので、急遽近くの別の店へ。
というわけで、モンレーヴ・カフェに行ったのですが、こちらも以前から気になっていたものの敷居が高そうでその内記念日にでも・・・と思っていたお店です。
すっごい素敵。ぶっちゃけ、津山とは思えない(ひどい・・・)。
グリーンヒルズの景観を生かした造りと、ヨーロピアンな内装に、好きにならない女子(&おばちゃん)など居ないと断言できるほどです!
店員さんも、ピシッとしてるのにフレンドリーで怖くない☆
その上すごいのは、お値段がフツーの喫茶店並みなのです。思わず、都内でこのレベルのお店だったら、コーヒーだけで千円超だよと世俗的な呟きを放ってしまいました。
夢のようなひとときでした。今度は、食事に来ます♪
ご機嫌でマダム(私)が帰還すると、一人だけイイ思いをしたと不機嫌な夫が待っていました。たまにはいいじゃん。

2016/04/20 Wed 晴 K2ハウスビニール張り

今日は午前は風が少ないそうなので、K2ハウスビニール張りをとうとう実行しました。
K2ハウスは長辺片側に偏って植苗しています。その反対側に元・沼地(今は湿地)が多いからです。オールバックで枝を流す予定です。
多くの過去を持つK2ハウス、4つ山ですが1つの山以外は10年越しのビニールが張られっぱなしです。
そして、ビニールの剥がれた山の下に苗が1列と、その隣のビニール有の山の下に1列、植えられている状態です。

当初、古いビニールは張りっぱなしもみっともないので、4月に入ってすぐ剥がす予定でした。
問題はその後。苗に対してのビニール張りです。まだ2年生苗なので、枝が伸びる範囲は限られているし実をつけるわけではないので病気に成木ほど神経質にはなりません。
普及センターの当時の指導員だったMさんのご助言も参考にさせていただき、古いビニールはそのまま張りっぱなし続け、ビニールの無い山のみフルで今回張ることにしました。
残りの3山は開閉窓がありますが、この山は嵌め殺し(窓無し)です。これについては、数年後に変えるかもしれません。今はとりあえずこうしました。
嵌め殺しなので、アーチ型の屋根に1枚ビニールを張るだけ。難易度的には低いです。
私達だけでおニューのビニールをハウスに張るのは初めてでした。とりあえずできましたが、反省点が多く、今後の改善を努めます。
あと、ビニール張りは第2畑だけ。意外と時間が掛かってる・・・。

2016/04/19 Tue 晴 エジプトか!

地味に第2畑のビニール張りを続けています。先日から、夫が秘密兵器を持ち込みだしました。
初めに、ビニールを棚の上に引っ掛けて進む時に、針金に引っ掛かって速く進めないことが多いそうなのです。
先輩農家Aさんに相談したら、「段ボールなどトンネルの横あたりに配置すると良い」 と言われたそうで、それなら段ボールよりビニールの芯(サランラップの芯のジャンボ版・段ボール紙製)を置けばいいじゃんと思ったそうですが。
見た目、エジプトじゃん。
エジプトの、古代人が巨石を運ぶのに進行方向にコロを敷いてその上を進ませたように、夫は軽快にビニール(長いのでそこそこの重さがある)を滑らかに配置したのでした。
人のすることなんて、太古からあまり変わらないのですね・・・(でも、風が吹くとビニール芯が落下したりして上手くいかない)。

2016/04/18 Mon 曇 スプリンクラー設置完了

K2ハウスのスプリンクラーですが、潅水屋のおじさんは先日来週にならないとできないとお返事下さいましたが、急遽、今日やってくれることになりました。有難い。
前回の打ち合わせから、変更してほしい箇所ができたのですが、それも柔軟にご対応下さいました。
作業用の水道もついでに作っていただき、すっごい楽になりました。アリガトー☆
この後、1面ビニール張りをするまでが、K2ハウスの今月中の必須作業です。
K2ハウスの2年生苗、移植モノなのにすごく元気で、バリバリ発芽しています。なんか、意欲を感じます。

2016/04/17 Sun 雨のち晴 恐怖のハウス(の樋)

昨日、帰る時に、夜から翌朝にかけて雨との予報だったので、K1ハウスの屋根を閉めて帰りました。
その季節がやってきたんだなーと感慨深い。
ついでに、今朝は雨が上がってしばらくしてからK1ハウスに行ったのですが、すっかり陽が昇って暑くなってしまっていたので、開けるの遅くなったと焦る。シーズンが始まったのです。

K2ハウスも一部ビニール張りをすることになって、今日はその準備。
聞くところによると、10年以上張りっぱなしのビニールの残骸を、該当部のみきれいに撤去します。
今回の部分は、ビニールは殆ど剥がれて(飛んだ?) いるのですが、ビニールを固定するスプリング(鉄製)はしっかり残っています。
その、すっかり錆びたスプリングと他に一部残ったマイカ線の除去作業です。
ハウスに上がっての作業になりますが、K1ハウスより低いので本当は怖くないのですが、別の意味でもっと怖い。
K2ハウスは、上がる時足場となる樋が錆びまくっていて、所々陥没しているのです。
云わば、天然の落とし穴。フツーに歩いてズボしても、全く不思議はないのです。
幸い、この列の樋は錆が少なかったので、落とし穴は無かったのですが、無事と分かるまでヒヤヒヤで歩いていました。

2016/04/16 Sat 晴 熱中症はじめ

今日は、今月2度目の夏日だったそうです。
花粉症。大分ラクになってきたので、薬は朝しか飲まなくなっていたのですが、そんな素人判断が裏目に出て今日は朝から猛烈なくしゃみとだるさに襲われました。
仕舞には、正午近くになると頭痛が鐘のように響き出して、耐えがたいけど、たかが花粉と思っているので頑張る。
気付いた夫が休めと言うので、昼食ついでに2時間強休んでいたら、大分良くなりました。
花粉もそうですが、熱中症のなりかけだったみたいです。
去年もこんなことそういえばありました。
熱中症(私のはなりかけだけど)って、何故か自分で自覚できません。暑い日の外作業は、一人でやらないほうがいいんだなーと痛感です。
不足していたマイカ線を留める器具を入手したので今日はその作業

2016/04/15 Fri 晴 潅水設備用パイプの設置

K2ハウスに設置予定のスプリンクラーは、黒土畑と同じく吊り下げ式にするのですが、それらを配置するのに(ぶら下げ台として)必要なパイプをあらかじめ設置しなくてはなりません。
潅水屋のおじさんにそろそろパイプができたから来てよーと連絡しなくてはいけないので、ようやく今日そのパイプを取り付けました。
作業が遅くなってしまったのは、他の事をしていたからというより、部品を揃えるのに意外と時間がかかってしまったからです。昨日、最後の部品が手に入ったので、さっそく開始。

K2ハウスには、長辺側にメイン2本のパイプが走ります。
なので、パイプも2本上部に設置しました。
途中、部品が足りなくなって買い足しに行ったりしましたが、とりあえず完了。
さっそく潅水屋のおじさんに電話するも、「連絡くれるの遅いから別の仕事入れちゃった~」  でも、今月最終週にはやってくれると確約してくれましたよ☆
すっごい分かりづらいけど、パイプが付いてるんだよー

2016/04/14 Thu 晴 狙われた新芽

遅霜という危機を越え、雨降って地固まる的に、樹々は成長を速めていくのでした。
というか、やったら芽が出だしました。嬉しいです。微笑ましい。
芽が出だすと、アレのことを気にしなくてはいけません。毛虫。
昨年も、新芽の季節に出だして、一匹一匹殺して回った思い出が強く残ります。

今年もさっそく1匹発見しました。K1ハウスで。
幸い、未遂で発見して処置しましたが、始まった感満載です。
その後、黒土畑でも発見。こちらは、哀しいことに、被害を受けてしまっていました・・・。
出たばかりの芽を、ヤツらは食べてしまうのです。憎い! 憎くてたまらない!

2016/04/13 Wed 晴のち雨 社会人就農研修開講式

今日から農大の社会人就農研修生です。
午前、ちょっと作業して、作業場で着替えて赤磐まで車で1時間くらいの所に農業大学校はあります。
今日は開講式とオリエンテーションだけなので、学習は無いのですが、いたく緊張しました。
農大にはホンモノの農大生が居て、2年制とは存じておりましたが、学費がえらい経済的ということを、今回“学校の紹介”で初めて知りました。
県のバックアップが入っているのかな。これは、倍率高いんじゃないかな。去年見かけた彼ら、優秀な面々だったのですね。
そんな農大のパンフレットには、去年の社会人就農生の学習の様子を写した写真もあって、夫がしっかり載っているのを発見しました。

2016/04/12 Tue 曇 遅霜対策といふものを

今朝の未明にかけて、やっぱり 0~-1℃に達してしまうそうなので、遅霜対策してみるか、ということになる。
安芸の芽吹きは去年の同時期。遅霜があったかどうか、私は覚えていないです。正直、そこまで意識高くなかった。夫は、気にしていたと思うのですが、覚えていない・・・。
発芽といっても、ちょっとだけしかしてないし、気温も-1℃だから意外と大丈夫じゃない? とも思ったのですが、今後のことも考えて、とりあえずやってみよーと昨夜の夕食時に緊急決定。
すぐ寝て深夜起きて家を出て、2時から作業開始。

遅霜対策には、主に3つの手法: 燃焼法・送風法・散水法 があるそうです。
① 燃焼法は、桃農家がされることで(私の中では)有名。畑でたき火みたいなことをして、煙で暖めることにより霜発生を防ぐやり方。
② 送風法は、お茶どころ出身の私は幼い時から目にしています。ファンで風を送って霜発生を防ぐやり方。
③ 散水法は、これは調べて初めて知りました。スプリンクラーを動かして常に一定量の水を当てることにより霜を防ぐやり方だそうです。

②は設備がないため無理。①は、用具を調達するのが今更困難。ということで、一番ピンと来ない、③を実施することにしました。
その詳しい理屈はググればいくらでも出てくるので割愛しますが、分かったよーな分からないよーな。
でも、「雨の日は霜は発生しない」 から大丈夫なはず、と自らを納得させました(そもそも雨が降る時点で氷点下ではないような・・・)。
初めにK1ハウスに行きスプリンクラーを枝と平行な高さに設置。
深夜の豊久田はハンパなく真っ暗で、怖い。つい、以前読んだオカルト物が嫌でも頭に甦ってしまう。
暗さのせいで、半時間以上作業に費やしてしまい、水を出してから黒土に着いたのが3時過ぎ。
こちらのスプリンクラーはほぼ丁度良い高さに上がっていたので、そのまま水を出してから、陽が出るまで作業場で仮眠しました。
6時過ぎ、太陽が昇って空気がやや暖かくなってから水を止めたのですが、それと同時に木に付着した水が凍りだしたので、それまでの不安と疑念がピークに達しました。
K1ハウスなど、つららが出来てしまいました・・・。本当に大丈夫なのか、この方法?
あと、暖房を付けても作業場は寒くて、私は風邪を引いてしまったようです。次は、燃焼法にしようかなー。

2016/04/11 Mon 晴 サイドレスハウスビニール張り(その3の2)

ビニールを全て張ったら、マイカ線を曲面に沿って留めて終了。なのですが。
いつも通り、午前中だけの作業のつもりで、若干風があるものの、キリよくマイカ線留めまでを目指して頑張ります。
当初、マイカ線留めは、本数が多いものの(50本弱/1山)、1山1~2時間もあれば充分と考えていました。
しかし、私達は、昨冬、大きな誤りを犯していた。
50本弱のマイカ線をまとめて一つに束ねてしまっていたのです。
当然、作業をする時は、1本ずつ扱います。まとめられた束は、こんぐらがってしまって、1本1本選り分け取り出すのは困難な状態に陥ってしまっていました。
ぐちゃ~なったマイカ線(束)の処理に途方もない時間を要し、日の落ちる頃にようやっと形だけ終了しました・・・。

そういえば、去年作業をした時は、マイカ線は1つ1つまん丸くまとめた状態で、家主のKさんは持ってきてくれました。
私達も、昨冬、ビニールを仕舞う際、マイカ線をそのように1つ1つ分けて収納すべきだったのです。
もう二度と間違わない。そんな自信が湧いた失敗でした。

2016/04/10 Sun 晴 初芽吹き

初芽吹きを観測しましたinうちの畑。
黒土第一畑のオーロラブラックさんです。
オーロラブラックは早い品種だそうですが、サイドレスハウスの安芸クィーンの方が一応ハウスだから早いかな、と思っていました。
でも、ハウスのビニール張りがまだ完了していない分、サイドレスハウスとはいえ露地とは変わらないのかもしれません。
安芸クィーンは、早いものでも、今日は芽吹きまであと一息、という状態でした。
けれど、明日から寒の戻りがあるそうでヤメテーって感じです。

2016/04/09 Sat 晴 サイドレスハウスビニール張り(その3の1)

今朝、すっごいダルい。
しかし、無風という、サイドレスハウスビニール張りには絶好のコンディションなので、目標の『午前で1山完成』目指し邁進したかったのですが・・・。
取っ掛かりからやり辛い場所だったし、予定外の作業が入ってしまったし、休憩中に寝てしまうくらいの疲れ具合(私)から、午前中で作業終わらず。
夫が、「午後も風がなさそうだし、やろうか」 と提案されましたが、却下。ヘロヘロでした。
昨日はすごく元気で、やるべき事・やりたい事満載で 「一日36時間欲しいね!」 とか豪語していたのですが、今日はたとえ36時間あったとしても30時間くらい眠りたいくらい疲れてました。

終了できたのは、山の一番下側ビニールの片側・足場(樋)のない側の設置です。
できなかったのは、反対側・足場のある側。さらに、両ビニール設置後のマイカ線留めです。
予定外の作業は、設置したビニールに破れが多く存在しているのに気づき、急遽、黒土作業場からテープを持ってきての補修作業でした。
スプリングも予想以上に使えないのが多いし、終了までにまだまだ時間を要してしまいそうです・・・。

2016/04/08 Fri 晴 サイドレスハウスビニール張り(その2)

最頂部のビニール張りを、全個所で終えました。
朝から無風のため、非常に作業し易かったです。
午後も風が無さそうだったので、できる限りやってしまおうかと夫に提案しましたが、「ヘロヘロだからダメ」 と断られてしまった。
無理して作業して、高所だし怪我したら元も子もないので、予定通り、午前のみ作業とすることにしました。

最頂部のビニール張りは、『まとめてビニールからのビニール張り』 形式では今回が初めて(純粋に初めては一昨日)だったのですが、終わってみると、予想外に楽でした。
このハウスのビニール張りで、最も上に登るし足場が少ないことから、命綱買おうかな、とハウスに登るシーズンになると必ず思う場所なので、一番気が重いのです。
『まとめてビニールからのビニール張り』 は、前シーズン終了後の降雪前に、最頂部のビニールを全部剥がすのではなく、留めている片方のみを外して、ビニール全体をもう一方にカーテンのように寄せ、タッセルならぬマイカ線で要所要所結んだものを、春に今度は逆の作業をして再度ビニールを張ることです。
まとめ方が悪かったのか、それともそういうものなのか、冬の間に何度もまとめたビニールの幾つかの場所に水が溜まって金魚鉢のようになっているのを下から見上げたものなので、これ使えるのか? と不安だったのですが、予想外に透明度が保たれていてびっくりしました。
明日からは、『最下部ビニール+マイカ線留め』 です。筋肉痛にも慣れてきました。

2016/04/07 Thu 雨 サイドレスハウス防鳥ネット交換

昨日行った防鳥ネット交換作業を振り返ります。
K1ハウスはブドウ用ハウスではありません。元々、桃用のハウスだったそうです。
ブドウ用ハウスの仕様ではなく、露地ブドウ畑の上にハウスを被せた状態です。
最近ようやく分かってきたのですが、そのため、他のブドウハウスと構造が異なります。一番顕著なのは、背が高いこと。そして、ビニールの張り方も少し違います。

今回、巻き上げ部のビニールを剥がしていないために面倒な事態になりました。
防鳥ネットは、巻き上げ部ビニールの下に位置し、取り付けるビニーバーは共通の物を使っているはずです。
なので、防鳥ネットを外すに当たり、ネットの上側に取り付けられている防鳥ネットを一度外してからでないと外れないはずなのです。
えらい、めんどくない? という話になり、非常にモメました。
家主のKさんに相談に伺うと、実は防鳥ネットの上留め側はビニーバーに付けていないことが明らかに。
ハウス枠に結んでくくりつけているそうなのです。
でも、昨年ビニールの総取っ替えした時、しっかりスプリングでもってビニーバーに固定してしまったような記憶が・・・と申し出ると。
それは防鳥ネットの下留め側じゃろう、とおっしゃって下さいました(下留め側は下側のビニーバーに固定する)。
上留め側を外すのに、くくりつけている紐を外すだけなら容易だ・・・と安堵したのも束の間。
私の記憶は正しくて、本来はそうしないはずなのですが、現実はしっかりビニーバーに固定されてしまっていました。
どうしようか夫と話し合い、上留め側をビニーバーから取り外すのは諦めて、固定されている根本からネットを切ってしまうことにしました。
Kさんが聞いたら苦笑されることでしょう・・・なので、これは秘密です。
ボロな防鳥ネットとはいえ、使える範囲もあるので、本来はキレイな形で取り出したいのです。
でも、無理! と言うか、やりたくない! 『スプリング外す → 巻き上げ部ビニールとネットを外す → 巻き上げ部ビニールを戻す → スプリングで留める』 をえんえん50メートル弱するんだよ!

というわけで、今回の作業のプロセスは下記でした。
 ① 古いネットの根元をはさみでカットしてハウスから離脱させる
 ② ハウス全長に沿って並べたネットの端を持って、ハウスに登る
 ③ 端からネットを上留め部位に紐でくくりつける
 ④ もう一人が、上が留められた所から、下留めでビニーバーに固定させる
古いネットは、使える部位を加工して、既存のネットの穴を塞いだり活用します。
防鳥ネットはビニーバーに固定しないのですが、なっちゃってました

2016/04/06 Wed 晴 サイドレスハウスビニール張り(その1)

晴天と無風に恵まれ、サイドレスハウスのビニール張り初日を迎えることとなりました。
ビニール張りと言っても、冬季対策で剥がしたりまとめたりしていた9枚を張り直すだけなのですが。
今回、1枚の防鳥ネットがボロボロになってしまったので、それも取り替えることになりました。
現状、『巻き上げ部』のビニール(6枚)は剥がしてもまとめてもいません。
巻き上げて開閉できるものなので、冬季はずっと開けた状態にしてやり過ごせるからです。
防鳥ネットは、その『巻き上げ部』の下に位置するので、本来ならば『巻き上げ部』を張り替える年に一緒にしてしまうのがベストなのですが、その年を待てぬほどの防鳥ネットの傷み様なので、むりくり決行することとなりました。

久し振りの高所作業で、変な位置の筋肉が今もギシギシ痛みます。明日も辛そうです。
結果としては、防鳥ネット張りは予想以上に快調に進んで午前中で終了。午後も微風のため、1枚のビニールを張ることができました。
あと8枚! 特に防鳥ネット作業のプロセスを書き残して置きたかったのですが、眠いので、明日は雨で畑に出られなさそうだし明日につづくことにしました。

2016/04/05 Tue 曇 第1畑のビニール張り終了

ようやっと、第1畑のビニール張りを終えることができました。
午前だけの作業とはいえ、予想外に掛かってしまった・・・1反で4半日ペース。次なる第2畑は2反です。倍!?

しかし明日からは、午前はK1ハウスのビニール張りに掛かります。
久しぶりの高所作業。身の引き締まる思いです。
今日、ハウスぶどう会講習会の帰りに手順を確認してきました。
議論白熱して、普段オシドリ夫婦間に怒号が飛び交う事態に。命に関わる作業ですから、真剣です。(落着しました)

2016/04/04 Mon 雨のち晴 落下した夫

朝起きると雨でしたが、止むという予報だったので畑に行くと、到着して間もなく止んでくれました。
第1畑のビニール張りの続きです。
先程までの雨で、足元は滑りやすく、何度も登り下りする脚立もいつも以上の注意を要します。
そんな中。
夫が脚立から落下しました。私の目の前で。
超びっくりした。というか、夫がバランスを崩して、脚立が倒れて、危機を察した夫が掴んだのはぶどう棚のトンネルの細いワイヤー部なのでとても持たず、為すがままに落下していく一部始終をくまなく目撃しました。
すわ救急車、と慌てましたが、夫が言うには大丈夫だそうで、その後の様子を見ていてもその通りのようです。
あざもなく、ただ擦り傷ができていました。用心、用心です。

夜に、津山城さくらまつりに行ってきました。
夜桜、キレイだった~☆

2016/04/03 Sun 曇のち雨 帰還

午後に津山に帰ってきました。
可能であれば作業したかったのですが、雨が降ってきたので外の仕事は無理なのと、事務作業も疲れてダウンして無理でした。年齢を感じます・・・。
今回犬sも夫実家に同行したのですが、(犬にとって)見知らぬ親族の方々が集まるので落ち着かないかと懸念していたものの、犬好き一族だったようで、目っ茶可愛がられ、超ご機嫌でした。

作業は、明日から頑張ります・・・。