昨秋、普及センターの方とお話ししていた時に、それは誤解と分かりたちまち詳細を知りたくなりました。
そこで、年始に開催されたセミナーに行って他県の例などを聞き非常に感化された我ら。
うちも何かお願いできないか模索して、剪定枝をまとめる作業がいいのではとマッチングをお願いしました。
セミナーで、農福に適する作業や作業の落とし込み等ある旨伺って、我ら素人なりに考えてとりあえずイケそうと思った『剪定枝まとめ作業』。剪定して地面に落とした枝を、ビニール紐で束ね圃場の入り口に置く作業です。
さっそく先日からさくらワークヒルズさんに入ってもらって、本日黒土エリアが無事終了しました!
単純そうな作業ですが意外にコツが必要だったり、問われて初めて自分のこだわりがあるのも分かって、当初はすり合わせにもたついてしまいましたが、その後はすっかり慣れて下さいました!
私の唯一のこだわり・『結びは二重にして』というのも、普通のやり方だと面倒なのですが(私はそれをしているが)、効率よい二重結び手法を独自に編み出されて、作業を躍進されていました。スゴい。
作業者の方々も若い方ばかりで、いつも私がえっちらおっちら抱える薪を軽々と運んでいるのを見て、有難さを実感しました。
私が「良かったよ」とここで言っても、農福連携に対する誤解はまだあると思います。実は私、当初は「農業はダレだってできるだろ」とお偉いさんに見下されているのかと思っていました。
でもそれは私のひがみで、「農業一人でやってて大変でしょ」「農業の仕事って切り分け・落とし込みし易いでしょ」「ワークシェアできるならしてみんなハッピーになろうよ」みたいな感じだと今は思っています。お偉いさんの構想が違ったら申し訳ないが。
あと率直に、パートさんもそうですが自分達以外の色んな人に作業に関わってもらえるのって嬉しいものです。
違った見方やアイデアがいただけるし、自分の作業の整理もできる、あと色んな人が関わった作物(うちはぶどう)は特別な感じがします。
始めたばかりの農福連携、ぶどう作業は時間制限や細かい注文が多くてどれくらい作業の幅が広がるか未知数ですが、今後も長くつながっていければと願っています。
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パノラマで撮りました |