後半の、組織化してからの経営手法の章は実感なくてよく分からなかったのですが、中盤あたりによく出てくる「好きな農業に時間も忘れて打ち込む」章は、元エンジニアの私の業界はもちろん、色んな業界で訊くなぁと共通項を感じました。
あとは、経営面のレクチャーが主体。
一応、元経営者（零細）でもあるので、耳が痛くなることも多々。
サクセスストーリーなのかと思って読んだら（あまり帯とか前情報とか見なかった）、農業の枠にとらわれない立派なビジネス本でした。そういえば、ダイヤモンド社だ。
「できる農家は毎日日誌をつけている」は初耳でした。納得したので、私も家庭菜園用にきちんとつけよう。
個人的には、成功してやるぅ!!とか現実的に感じてないので、あまり私の身になっていない・・・。
昔の、『Big Tomorrow』とか読んでいた若い時分だったら多分すごく感銘していたと思います。
