2014/11/18 Tue 農地が確保できていないのに苗1が来てしまった、農地のご紹介

昨日の夕方、手配していた苗(その1)が到着してしまいました。
まだ土地を確保すらできていないのに・・・。
仮に土地が確保できていたとしても、開墾とか整備してからが理想なのですが、それ以前の状態すら満たしていない。
しかし、これは分かってはおりましたので、研修先農家のKさんにお願いして、Kさんの畑の隅に仮置きしてもらうことに。
午前中、Kさん宅をご訪問して、ねぎのような姿勢で土の中へ苗を寝かしていただきました。
それから奥様のご厚意で、Kさん畑に植わっているゆずを収穫。無農薬のゆずを大量にGETして嬉しー!

午後、土地改良区にNさんを訪ねに行きました。
13(木)にお電話いただいて、候補となる土地のリストができたので来週頭にいらっしゃいと言われていたのです。
正直、あまり数はないかと思っていたのですが、正式なもので5地域、それ以外にも車でまわるついでにいくつか教えていただけました。
そう、リストだけ渡していただけるのかなと思っていたら、わざわざ一緒に時間をかけて、車でまわってくださったのです。
これほどしていただけるとは思っていもいなかったので、夫も私も感激でした。
どこも私は気に入ったのですが、そうでありながら夫は将来的なことなど考えながら希望を絞り込んでいました。

~以下、私なりに解釈して簡素に説明しています~
土地改良区が農地の紹介で一番優れているのは、水路に詳しく管理されていることと地元の農業に詳しいこと、だからのようです。
(今までの新規就農のかたも、こちらからの紹介がほとんどなんじゃないかな)
農地を紹介いただいたら、借りたい土地の地主さんにお願いしてOKが出たら賃貸契約、ということになります。
しかし今回我々は、農地を興すのに国の『耕作放棄地再生事業』を利用したいと思っています(費用負担が軽減する)。
この事業は、荒地を開墾して農地にする場合に補助が出る、といった内容です。
荒れてれば対象となるのですが、荒れてなければ対象外。その線引きは土地改良区では分かりません。
新規就農は特に利用者が多いこともあり、Nさんもこちらの意向を知っていて、希望の農地についてこの事業が使えるかどうかの判断は役所が知っているから、調べるようにアドバイスいただきました。

夕方には第3候補までまとまったので、さっそく役場に行ってきました。
そうしたら。
いただいた5地域のうち、2地域(1地域と1地域の一部)でしか事業対象にならないと判明しました(どこも結構な荒れっぷりだったけど・・・)。
対象にならない地域の重点度が高く、逆に対象になった地域は地主さんの意向が読めない等不安な物件もあります。
不安だけどこれしか選択肢はないので(言い方悪いが)、これでトライすることに。