あまりの状況に、午前はお休みさせていただきました。
ジベ1回目はまもなく大詰めで、瀬戸も始まったので今週末~来週初めには終了すると思います。作業は、粒間引きへ移行しつつあります。
ところで、ジベ中に軸が折れてしまう可哀想な花穂もあります。
折れると言っても、大体首の皮一枚は残るのですが、縁が無かったものと私はすぐ切り捨てます。
情け深い夫は、そんな軸を接木クリップでもって、被害部をくっつけて固定してあげます。
見た目、普通のジベ後花穂なのですが、実態は折れている。
ので、しばらくすると、縊死体のように干からびた花穂がぶら下がっているのに遭遇したりするのです。
どうせダメなんだから、すぐ切っちゃいなよと夫に進言すると、ひょっとして持ち直すかもしれないと反論されました。
持ち直すわけないよ、干からびているのを毎年目撃しているからと説得すると、必ずしも全ての補正花穂が干からびたかどうか分からないと言うのです。
確かにそれは、言い切れない・・・。ダメになったのはすぐ分かるけど、持ち直したのは分からないからね-。
しかも、接木クリップはその名のとおり、“接木”。本来、異種な2体を繋ぎ合わせる役目です。
できちゃうかもしれない・・・。
なので、私も、折れたら切らずにくっつけ始めました。圃場に、干からびた花穂が増えそうな気がします。