2017/06/15 Thu 晴 安芸心中

ぶどう農家3年目。今さらですが、ピオーネデビューです。
普通、“ぶどう”と来たらピオーネなんだけど・・・ある集まりで、栽培作物を“ぶどう”とメールでお伝えしていたら勝手に“ピオーネ”に変換されていたこともあるくらいなのに。
これまで、安芸クィーンと瀬戸ジャイアンツしかやったことがなくて、先輩農家様方から、難しいのからするねぇとからかわれたりしていたのですが、プロによるところの意見なので、栽培の難易度なんてさほど変わらないと思っていました。

粒間引きまで来て、あとは袋掛けくらいなので、もう言い切っていいと思いますが、ピオーネってホントにイイ子です。イイ子すぎて泣ける。
成長の順番は、安芸→ピオ→瀬戸 なのですが、安芸の後にピオに取り掛かったら、あんまりイイ子すぎて涙が出ました。
最後の粒間引きも、安芸はすればするほど気持ちが落ち込んできます。
今年は忙しさもあってか、落ち込みがひどくて、このまま安芸と心中しようかとまで思った。
その後、取り掛かったピオさんは、なんというか荒んだ気持ちを柔らかく癒してくれます☆ 美味しいし言うことナシ、ピオ万歳!
でも安芸さまは、“クィーン”というだけあって、私も含め、目っ茶好きな人が結構おります。
だって、美味しい・可愛い・香りが良い。悪い所は性格(育て辛い)だけ。
色の付き辛い安芸クィーンさま、ヘンな形の花穂が数多い安芸クィーンさま、それでも人を魅了してやまない女王様・・・。
ちょっとうちの女王様(妹犬)に似ています。