デラウェアの1回目ジベは他のぶどうよりグっと早いので、今日やりました。
ところで、デラをジベる時、ジベ容器が深くて使いづらいなぁと感じ、毎年ペットボトルを工作した手製ジベ容器を作っていました。
今年もそれで行っていたのですが、それでもやりづらい。
まだ、歴代ぶどう農家の知恵を集約した通常のジベ容器の方がいいかもなぁと引っ張り出す。
一緒に作業していた妖精さんにも渡して説明する時、ふと、液体の入ったジベ容器を握った感触に誘発されある記憶が蘇りました。
10年以上前の、数回触っただけの、知人が使用していた携帯花瓶。
つられて思いがけぬ言葉がこぼれ出ていました。
「・・・使いづらい時は、押して」
なんであんなこと言ったんだろう、と思いつつ自分の作業に戻り、漬けづらい花穂に付ける時ジベ容器を押してみるとあら不思議。
ジベ容器がクシャっと潰れて、液体が上に押し上げられるではないですか。
もちろん、容易に花穂をジベに浸らすことが可能となりました。
なにこれ。
ジベ容器って、こうして使うんだ! ずーっと「使いづらい使いづらい」言い続けてきたのに。ぶどう研修でも教えてくれなかったー
というか、ジベ容器、側面に『押して使ってね♪』とか書いてよ!!
妖精さんも「使いやすい」と喜んでいました。時間かかったけど、正解に辿り着けたからヨシとします。