2023/03/29 Wed 晴 かわでー

時々夫は作業中にオーディオブックを流します。便利だと感心しているようです。
私は、新聞ならいいのですが、読むペースを自由にできないのと、本に色が付く事に少し抵抗があります。
しかし今日は、オーディオブックを見直しました。朗読者が書名と著者、訳者、出版社を読み上げた時です。
『かわでしょぼう』と言ったのです。
かわでしょぼう・・・。間をおいて、はっとしました。『河出書房(新社)』のことか! アレ、『かわしゅつしょぼう』じゃなかったんだ!!
ローティーンの頃から40年近く『かわしゅつしょぼう』と読んでいました。そんなに長く、訂正される機会が無かったとは・・・。
冷静に振り返ると、【訓】+【訓】だからむしろ“かわで”の方が自然なのですね・・・。
文学少女だった昔、10年以上“読んだ本リスト”を記していて、書名・著者・訳者と続いて出版社も記録していたのですが、『かわしゅつ』と唱えながら『河出』と綴ったものでした。
そういえば学生時代、姉が『白泉社(はくせんしゃ)』を“しらいずみしゃ”と読んでいたと驚愕して訴えてきたことがあったのですが、若くして気付くとはなんて傷が浅かったことか。
だけど釣られた私は未だに“しらいずみしゃ”と読んでしまう。