妹犬は無邪気に「行クナ行クナ」なのですが、兄犬は切なそうな瞳でこちらを見つめます。
最近は、扉の前まで付いてきて、出て行く我らをただお見送りします。
忘れ物があったりしてまた扉を開けると、さっきの姿勢のまま控えています。
これまで、犬のことが心配で兄犬も心細いのかと思っていました。
けれど、今日の帰宅時に扉を開けたら、出た時と同じ位置で寝て待っている兄犬を見て、彼は我々を心配しているのだと悟りました。
以前、手術明け帰宅した私が寝室で安静にしている間、夫によると兄犬が寝室の扉の前にずっと控えていたそうです。
最近忙しくて色々不安で、だけどガムシャラに動かないと行けなくて・・・心に余裕のない我々を兄犬は心配しているようです。
犬は優しい、犬は偉い。妹犬はあまり何も考えてないようだけど・・・。