2015/05/18 Mon 曇のち雨 誘引の奥義を学ぶ

午前はぶどう部会の講習会。誘引についてです。
ところで、勝央町に来てから『部』的なもの、いくつか巡り合いましたが、詳細な定義についてあまり把握できていません。
今さら聞くわけにもいかないので、なんとなく理解した気になっています、まぁいいけど。定款とかって大事だなぁと思う。
誘引について、昨日Kさんに伺ったことを今日も話して下さったので、整理する形で伺えて、深いなぁと痛感しました。深い所は、
 1)捻枝(ねんし)は必ずしもしなくていい、むしろ誘引しずらい場合に止むを得ずする
  誘引ハウツーで必ず出てくるのでしなくてはいけないのかと思ってました。けど実際私はねじりが非常にヘタで、ほぼしていませんでした。それで良いのだそうです。
 2)でも誘引しずらい位置の枝は、数日にわたりクセをつけてから抵抗をなくす
  昨日、夫が瀬戸でこれを習って喜んでいました。現場のワザ、という感じがする。
 3)捻枝はできれば房の後ろで。房の前でしてしまうと、栄養が遮られがち
  ねじるって、そこで栄養をせばめるという意味だそうです。どうしても房の前になってしまうこともある時は仕方ないけど。
こんなところだったかなぁ。あと細かい所では 『枝の方向に合わせて誘引する』 とか、『股裂き』位置の枝の誘引は危険なので覚悟して行う、等々。
合わせて摘心の意味も聴かせていただき、ひとつひとつの作業に意味があるんだーと機械的に行っていた自分が恥ずかしくなりました。

その後、普及センターのMさんにハウス+畑の様子を見ていただき、畑の苗の今後の作業について教えていただく。
午後はハウスで誘引等作業モレの枝の作業をしたのですが、意味を噛みしめながら行ったつもりです。
我々、成園が2人で1反と少ないですが、その分丁寧に頭の中で整理しながら作業して行きたいと思います。