赤く色づいてきた安芸クィーン。
去年は、ビギナーズ・ラックなのか、割と色付いた方だったそうです。もちろん、環状剥皮の効果もあったでしょうが。
そこで、今年は去年以上に、安芸の色付きをしっかりさせたい!
というわけで、環状剥皮以外に、以下の2点を心掛けることにしました。
1)夕方の打ち水による夜間温度の降下
2)房まわりの日当たりの改善
1)に関しては、去年も終わりぐらいに情報が入ってきたものの、夕方に水をあげると裂果するとも言われ、結局見送りました。
しかし今年も類似の情報が入ってきたので、普及センターの先生に確認したら、「打ち水のように夕方10分程度撒くことは、園の温度の低下につながる」と言っていただき、さっそく試してみることにしました。
色付きぶどうの色のノリは、昼夜の温度格差が効果的なのは間違いないのです。
最近の温暖化もあるので、自然まかせ程度の温度差ではままならんため、そういう対処法を採られている所もあるそうで、マネすることにしました。
2)は、K1ハウスの大家さんで篤農家のKさんもおっしゃられていて、最近は夫も「安芸の色付きは日当たりに依存する所が多大」との情報をGETしたそうで、日当たり絶対主義に傾いています。
日当たりを改善するには、葉を房の周りに茂らさないこと・・・避けられればいいのですが、大体が葉を除去することになってしまいます。
しかし、『ぶどう学』を学べば学ぶほど、房周りの葉の大切さはもちろん、この時期の副梢の効果が大きいことが分かってきて、何がなんだか分からなくなってしまいました。
おまけに、栄養供給源とされる空枝も、実はさほど房に影響を与えないという情報も飛んできたりして・・・よく分かりません。
でもとりあえず、房に上手く日を当てられるよう、葉を除けるくらいはしようということになりました。
こんな感じで頑張っています。お願い! 赤くなって~