巨匠・さいとうたかを画伯による劇画。サトル少年がカタストロフィーにより文明の壊滅した世界で繰り広げるサバイバル生活を描いています。
学生時代に内輪でこの漫画が流行ったことがあり、その時周囲から、私はこういう状況になったら生き延びられないと断言されたのですが(当時は高飛車キャラだった)、逆に「その前に生き抜く自信がないから自殺する」と反論したものです。
まさか農家になって、鎌持って草刈りしてるとはね-。
今日は風が強いので、飛散し得るネニサンソを扱うホーレー作業は止して、草刈りをしていました。
ところで今年は柿が表らしくイイのがお安く入手できるので、よく食べます。柿美味しい。
昔は柿があまり好きではありませんでした。
同じ学生時代に、実家のたった一本の柿の木が超豊作の年があって、遠方の私にまで段ボール一杯に詰めて寄こされ困り果て、ほぼ全部の柿を友人知人に配布してなんとか清算したことがあったのですが。
やれやれこれで完済という最後の一袋を渡した友人が、「わー嬉しい、有難う!」と真に喜んで受けとってくれて、申し訳ないような気持になったのを思い出します。
「柿、大好き!」と彼女は言っていました。
今も、同じ笑顔で柿を食べているのでしょう。
私はようやく「柿、大好き!」と言えるようになりました。人間って、ホントにどうなるか分からないです。