2016/04/07 Thu 雨 サイドレスハウス防鳥ネット交換

昨日行った防鳥ネット交換作業を振り返ります。
K1ハウスはブドウ用ハウスではありません。元々、桃用のハウスだったそうです。
ブドウ用ハウスの仕様ではなく、露地ブドウ畑の上にハウスを被せた状態です。
最近ようやく分かってきたのですが、そのため、他のブドウハウスと構造が異なります。一番顕著なのは、背が高いこと。そして、ビニールの張り方も少し違います。

今回、巻き上げ部のビニールを剥がしていないために面倒な事態になりました。
防鳥ネットは、巻き上げ部ビニールの下に位置し、取り付けるビニーバーは共通の物を使っているはずです。
なので、防鳥ネットを外すに当たり、ネットの上側に取り付けられている防鳥ネットを一度外してからでないと外れないはずなのです。
えらい、めんどくない? という話になり、非常にモメました。
家主のKさんに相談に伺うと、実は防鳥ネットの上留め側はビニーバーに付けていないことが明らかに。
ハウス枠に結んでくくりつけているそうなのです。
でも、昨年ビニールの総取っ替えした時、しっかりスプリングでもってビニーバーに固定してしまったような記憶が・・・と申し出ると。
それは防鳥ネットの下留め側じゃろう、とおっしゃって下さいました(下留め側は下側のビニーバーに固定する)。
上留め側を外すのに、くくりつけている紐を外すだけなら容易だ・・・と安堵したのも束の間。
私の記憶は正しくて、本来はそうしないはずなのですが、現実はしっかりビニーバーに固定されてしまっていました。
どうしようか夫と話し合い、上留め側をビニーバーから取り外すのは諦めて、固定されている根本からネットを切ってしまうことにしました。
Kさんが聞いたら苦笑されることでしょう・・・なので、これは秘密です。
ボロな防鳥ネットとはいえ、使える範囲もあるので、本来はキレイな形で取り出したいのです。
でも、無理! と言うか、やりたくない! 『スプリング外す → 巻き上げ部ビニールとネットを外す → 巻き上げ部ビニールを戻す → スプリングで留める』 をえんえん50メートル弱するんだよ!

というわけで、今回の作業のプロセスは下記でした。
 ① 古いネットの根元をはさみでカットしてハウスから離脱させる
 ② ハウス全長に沿って並べたネットの端を持って、ハウスに登る
 ③ 端からネットを上留め部位に紐でくくりつける
 ④ もう一人が、上が留められた所から、下留めでビニーバーに固定させる
古いネットは、使える部位を加工して、既存のネットの穴を塞いだり活用します。
防鳥ネットはビニーバーに固定しないのですが、なっちゃってました