夫は常に、良い罠場がないかと圃場近辺の山や林を物色しています。
勝央町南部(黒土とか)と北部(豊久田とか)を結ぶ、ノースヴィレッジ横の農道は、正確には知りませんが比較的新しいものと思われます。
そのキレイな農道からは幾筋も小道があるのは知っていました。
山菜やキノコ採取の方が入る道と思っていましたが、それらを探検した夫が言うには、農道が出来る前からあった山道と繋ぐ道らしいそうです。
私も見に行って、同感です。古くからの山道が、新しい農道によって分割されたのを補填するように、農道に続く小道が作られたようです。
その古い山道を進むと、ピクニック道として使われた時期もあるのか、名所案内などの掲示もありました。
その流れで、今日は『間山(はしたやま)高福寺』に寄ってみました。
こちらは山道にあるわけではありませんが、農道からやはり一本入って更に曲がると存在。
先の山道中の掲示にもその名と由来が記されている、由緒あるお寺です。
なんと! 古代の企画マン・聖徳太子が創建したのだって。
また、後鳥羽上皇が島流しされる途中でお参りされています。
今では無住の寺となっていますが、何か(?)祀ってあるし、鐘も健在!、素適な弁財天もあって歴史を感じさせてくれます♪
日本史とか大好き! というわけではありませんが、時計をいくつか逆回転させると、ここに別の世界が拡がっていた、という不可思議は人を魅了させるじゃないですか。
※間山(はしたやま)高福寺の詳細ありました