2015/06/27 Sat 晴 茶色い鮫肌にカッターの刃を立てる

安芸クィーンに環状剥皮を施しました。幹を、ぐるっと回る形で幅0.5mmの傷を付けるのです(その後、ビニールで傷に虫等が付かないよう覆う)。
傷を付ける、というと大したことなさそーなのですが、ヒトに例えると、皮膚の表皮を削いでその下の真皮も半分くらい削いじゃうくらいの勢いじゃないかなー。痛そー。
そんな残酷なことをするのは、そうすると実に色が付きやすいそうなのです。
なんか、体をやられちゃうと危機を感じて実を着色させちゃうんだっけかな? なんかよく分からなくなってきたけど、なんか理屈はそんな感じ。

作業をしていると、ハウス主Kさんがいらして状況を確認してくださる。
ついでにこの後の作業について、お聞きしました。
 ・袋は、安芸~白 瀬戸~茶 がいいそうです。種類によってベストな袋色があるんですね
 ・安芸はもう粒間引きしちゃいけないって。これだけ大きくなったら穴を開けたところが埋まらないのです。安芸以外もほとんど同様ですが、ピオーネはやっても大丈夫だそう。
 ・夫の恐れていた軸の根元が裂けてしまう現象、安芸は裂けにくいから安心して大丈夫そう。
 ・瀬戸は、もう少し粒間引きしてから袋掛けたらって。どれくらい粒間引きするか私達は分からないから、まだやり足りないそうです。
うちも早く袋掛けしたいな~。