2016/01/21 Thu 晴 農家のためのストレッチ講座

農業普及センターさんからお話をいただいて、農家向けストレッチ講座に参加してきました。
毎冬、私は腰痛との共存を強いられます。
去年もギックリ2回しましたし、実は今年も2回ほど、ヤバい、と思った瞬間がありましたが乗り越え今は綱渡り中。
先日実家の母(腰痛マスター)に、「冬は腰にカイロ当てなきゃ」 と諭されて年明けからそうしています。まだギックリ発症しないのはそのお蔭かも。

少しでも腰痛防止に役立てばと参加申し込みしたのですが、夫も誘ったらあまり出たがらない(さほど腰痛に苦しんでいないため)。
そこで、講師にいらっしゃるという整骨院の若先生に、あんなことやこんなことされちゃうかもよーと脅かしたら渋々同行してくれました。
会場はお隣の美作市で、講師は美作の整骨院・かしざき整骨院の先生です。期待したほど若くないですが、夫もいるのでそれは構いません。
非常にタメになりまして、さっそく今日から始めて継続させ、ゆくゆくは腰痛知らずの体に生まれ変わろうと決意した次第です。以下概略。
講座をお手伝いしてくれたロバートくん

ストレッチには動的と静的の2種類あって、仕事の前にするのは動的、寝る前にするのは静的だそうです。
動的は、ストレッチしながらゆさぶったりする感じのもの。短距離走選手が走る前とかリズミカルに屈伸しているアレです。
静的は、私が中学の時部活でやっていたストレッチ。伸ばしてジーとして、「筋肉が伸びる~」 というもの。あれはスポーツ前にすべきタイプではなかったのですね。
筋トレは筋肉を増やして原動力を増す運動ですが、動的ストレッチは原動力(筋トレで増やした筋肉など)を効率良く発揮させるための運動だそうです。
なので、同じ作業をするにしても、動的ストレッチをした後のほうがよりハイパワーに作業できます。
静的ストレッチをした後は、逆にローパワーになるのですが、こちらは仕事後・就寝前など筋肉を解放させるために行うそうです。

↑こんなことを、実験を踏まえつつ実感して行き、下図3つのストレッチを教わりました。
これらを、作業の前に動的ストレッチで行うと良いそうです。また、作業の後は筋肉を解放するために、静的ストレッチで行います。
私は、2番目の、屈曲型腰痛対策である太ももの裏筋を伸ばす体操が気に入りました。
私の腰痛は多分コレ。坐骨神経痛の人も関係するみたいに言われていて、まさに20年弱前にそれで通院していたこともあるのです。それにこのストレッチをしたら、少し腰が軽くなりました。
3番目の、伸展型腰痛対策:太ももの前筋を伸ばすストレッチは上半身と下半身のリンパの流れを良くする効果が見込まれるそうで、ダイエット・美容に良さそう。
正直、むくみとか感じたことないのでフーンって感じですが、リンパ代謝が良くなりすぎてこの年で夢の脚線美を手に入れてしまったら・・・と夢も拡がります。
毎日続けると筋繊維を構成する“サイコメア”というなんか(?)の数が増えて、よりしなやかになり、曲がり易くなるそうなのです!
そして私の腰もギシギシいわなくなるはず! 効果が出るまで3ヶ月は要するそうなので今年は無理ですが、来年生まれ変わった私の腰が楽しみです♪