2016/06/29 Wed 雨 視察研修

今日の農大は、講義でも実習でもなく、視察研修でした。
一日、校外学習に繰り出すのです。
果樹コースが訪れたのは、下記の場所になります。いずれも、たいへん勉強になりました。
 ① 桃農家Iさんの圃場
 ② 赤磐市の農産物直売所
 ③ JA岡山東共同選果場(桃エリア)
 ④ ブドウ農家Nさんの圃場

<所感>
①:うちはぶどうなので関係ないのですが、園主Iさんのお話を伺っているとムラムラと桃への興味が湧いてきました。
剪定方法が色々あって、工夫しがいがあるのだそうです。楽しそうに語られていて、桃への熱い気持ちが伝わってきました。
桃への未練を断ち切れない夫が遊びで植えているうちの桃の樹、少し本気で作ってみてもいいかも・・・協力してあげようかと思い立ちました。

③:近代化がすさまじく、まさに“スーパー桃タウン”なファクトリーでした。
桃カップに納まると、あとはベルトコンベアーに導かれ、工場を縦横無尽に駆け回り連れまわされる桃。
要所要所では作業員が的確な判断による処置を下し、赤外線の執拗な視線が糖度と表面積を露わにする・・・みたいな感じ。
機械系職業に十余年従事していた間に、色んな自動化工場を拝見することもあったのですが、こちらもなかなかの規模でした。興奮した、まさに『スーパー桃王国』だった!

④:マスカット・オブ・アレキサンドリアの圃場でした。よって、ハウスです。
歴史あるアレキ、しかもこの地域のアレキは高級品として名高いものです。その背景と、今後の課題などお伺いできました。
冬季の早い時期から加温するため、重油の消費を少しでも抑えるための工夫もお話ししていただき、いつかは参考にさせていただきたい!
ハウスが主の地域ならではの、ハウス栽培の工夫も語って下さり、さすがすごく研究されているなぁと感嘆させていただくばかりです。
この地域のハウスは、基本手作りだそうです。地域の組合に協力してもらって、集まって作られるそうです。
Nさんのハウス群もみんな手作りで、先代のハウスを倒してこのハウスを自分向けにカスタマイズして作った、と話されている様はカッコ良かった!
いいなぁ、うちも手作りしようかなぁ。地域で作るので、新しい農業者には作り方が勉強になり伝承となるのだそうです。ステキですね♪
アレキ、目っ茶おいしい!