2016/08/21 Sun 晴 ジャムになるため生まれてきた果実・イチジク

イチジクの思い出。
食べたことがない上、ビワとの違いがよく分かりませんでした。ビワは幼少時に一度だけ食べたことがあります。
ただ会社員時代に女性用ロッカーで、事務職の女性が、用事で外出していた年輩の男性社員が「出先の近くに林(?)があって、そこで見つけたからあげる」と嬉しそうにイチジクをくれた、という話を同僚にしていたのを思い出します。
「イチジクなんてもらったって困るよ~」と真剣にこぼしていて、どういう味なんだろう、いらないなら私にくれないかなと思ったものでした。

去年いただいたイチジクの苗木は立派に成長し、いくつか実を付けています。
なので、念願のイチジク、もう味わいました。美味しいのですが、見た目のグロテスクさがその魅力を半減していると思います・・・。
食感も正直微妙なので、ちょっと食べて満足した後は、ジャムにしてみました。
びっくりしました、素朴な味がまろやかで優しい味のジャムになるのですね!
素直に受け入れられなかったまったりした食感も、ジャム化すると口当たりが良く、ゼリーのように口中に拡がっていきます。
得体の知れない内部構造も、小さい点々にその名残を感じさせる程度に変貌。煮詰める時間も粘性が高いため、短くすみました。
イチジクはジャムが良い。もっともっと生って~