2022/10/25 Tue 晴ときどき雨 蜘蛛とぶどうと私

ちくま文庫から出ている宮沢賢治全集は5巻から童話が収録されていて、その先頭を切る話に蜘蛛が出てきます。
その話では、蜘蛛は好意的に描かれておらず、扱いがかなり厳しい。
何故か。賢治は蜘蛛が嫌いだったのか? 農業をしていたのに、益虫として蜘蛛を見なしていなかったのか?
少し寒くなって、作業場に小さい蜘蛛が多くチョロつくようになったのが、もっと寒くなって、完全に姿を消してしまいました。
作業中に、ぶどうの掛け袋や、机の上、果ては目の前で見えない細い糸にぶら下がって揺れていたのはほんの数日前のことでした。
そして、メインぶどうが終了したので、妖精さん達も契約が終わり、皆さん居なくなりました。
今日は、私一人で少し残ったぶどうと冬ぶどうの処理をしました。
夫は休みで、犬sも休み。誰も居ない。蜘蛛すら居ない。