2024/08/09 Fri 晴 すがる手

備品を探すため倉庫に入ろうとすると、何者かが私の腕にすがってきました。
勢いよく振り払い、落ち着いてからその者が落ちた辺りを探してみると居ました。
カマキリでした。
クモとカマキリは農家の仲間と標ぼうしてはいますが、こんなベタベタした関係は望んでいません。
黄緑色が鮮やかな、キレのあるカマキリでした。
「止めてよねーもう」
と告げると、微動だにせず恨めしそうに凝視するばかりでした。