2015/08/10 Mon 晴 色を見るのが難しい

安芸クィーンは色をきれいに出すのが難しいと言われています。
安芸に限らず、色物ぶどうはそれが大問題。なので、環状剥皮もしたし、大房にならないよう配慮しました(房が大きいと色が乗らない傾向がある)。
寒暖差の大きいのも色付きに良いそうで、「ハウスの屋根を開けなきゃダメだよ」 と隣の畑のAさんがご忠告くださったのはこのためでもあります(閉じているとハウス内の温度が下がらないので)。
そんないわく付きの安芸さんですが、何故か今回、意外と色がきれいに乗りました。
良い房を関係方々に見ていただくと、「色、きれいに出たね」 とおっしゃっていただき、調子に乗ってしまいそうです。
でも理由は、分からない。やることはやりましたが、それだけで簡単に出るとは思えないので・・・もともとが、ベテラン・ハウス主Kさんの育てた樹だから、だろうと思います。

良い色のものだけを見繕って収穫するのですが、色々見ているとなんか訳が分からなくなります。
あと、採った瞬間はメチャ良い色、と思ったはずなのに、持って帰るとさほどでもないかも・・・みたいな。
JAでKさんにお会いしたのでその旨ご質問すると、「太陽を背にして見た方がちゃんと見える」 そうです。
プラス、自分に厳しく心掛けることかなー。ぱっと目の冴えるような紅のものだけ、採るように心掛けます、反省。。
今日、色付き足りないなと思ったぶどうですが、それでも味はしっかりできています。本当です!
なので、申し訳ないのですが身内に送ることにしました。ゴメン・・・。