よく『晴耕雨読』と言いますが、どこのファンタジーかと思います。
雨が降らなくても片付けなくてはいけない事務作業があればせざるを得ないし、雨が降って読書や勉強ができるワーイなんて思ったら結局家事で終わっちゃったなんてザラ。
勤め人でも農家でも、ささやかな夢でさえ叶えるのは容易でない、それが生きる現実。
こんな時、生きる活力を与えてくれるアイテムを思い浮かべます。
大分昔、私の学生時代にか、確か姉が「福袋に入っていたけど要らないから」とくれたスープカップです。
勤め人時代、一人暮らしのアパートで疲れてただテーブルに顎乗せてボーとしていた時に目の前にあって、小一時間ただ見つめていて気付きました。
カップの模様のこの花・・・。『ラベンダー』とあるけど、カモミールだよね？ あと「Lovender」ってスペルが勢いよく違うよね・・・。
その時点で１０年くらい共に過ごしていたのに、初めて気付きました。というか、その間違え、大胆だな!!
なんかその時、色んなことがどーでも良くなりました。カモミールがロベンダーで１０年居ても、とりあえずカップの役割を果たせばそれでいいんだから。
だから、こんな私でも頑張ろう。このカップ、実は数年前に取っ手が取れちゃったのだけど可愛いヤツなのでボンドで貼っつけてまだ使っています。
