先日のイノシシ肉でチャーシューを作っていたら、最初に焼きを入れた瞬間、フライパンから獣臭が立ち込めました。
頑張って血抜きしても、残るのです獣臭。そんなもんです。
しかし、大分気にならない程度まで落とせています。おまけにこの後、ショウガとかバンバン突っ込みました。
角煮とか焼き肉等で食べまくっているだけあって、大分イノシシ臭にも慣れました。
口に入れた時、うーん、とは思いますが、思いながら食べられます。
一方で、スーパーの豚肉は旨いなぁと、その特別さを痛感します。人工物の素晴らしさを思い知らされる、野生の肉。
初めに野生肉食べた人類はナニ思ったのかなぁと思う。
小説『2001年宇宙の旅』では、原始人が初めて肉食するシーンを、ふと横を見て殺して食べてみたと表現していますが。
私は違うと思うなぁ。狼とかがウサギとかを食べているのを見て、真似したんじゃないかなぁ。
どうして昔の人は野生肉を食べたのかなぁと夫に問うと、「食べるモノが無かったからじゃないの」と言われ愕然とする。そりゃそうだ。
美味しいものを選んで食べる、って、すごい贅沢な事なんだなぁと、愚かにも気付いておりませんでした。
色々考えさせてくれる獣肉。ありがたい獣肉を、明日はクリームソテーにしてみます。